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iPhoneのSafariで表示されるプライバシーレポートとは|見方と危険性を解説

2022/02/18

iPhoneやiPadで利用するブラウザー「Safari」には、プライバシーレポートという機能があります。

プライバシーレポートは個人情報の漏洩を防ぐために機能するものです。

個人情報を守りたいと思っている人は、プライバシーレポートについて理解すると安心してSafariを利用できるでしょう。

本記事では、Safariのプライバシーレポートについて解説します。見方やプライバシーの危険性も解説するので、ぜひ参考にしてください。

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Safariのプライバシーレポートとは

Safariのプライバシーレポートとは、iOS14から提供が開始されたiPhone・iPad向けプライバシー保護機能です。

プライバシーレポートがどのような機能か知るためには、まず「トラッカー」について理解する必要があります。

 

トラッカーとは

トラッカーとは、「Web上に存在する追跡者」を指す言葉です。

トラッカーはインターネット上でcookieの技術を用いて、自身のWebサイトにアクセスした人の閲覧履歴を追跡します。

追跡によって収集された閲覧履歴の情報を分析し、そのユーザー向けの広告が表示されるようになります。

例えば、様々な広告が表示される「A」のサイトへアクセスしたユーザーが、その後に料理情報がメインである「B」のサイトを見たとします。

「A」のサイトのトラッカーは「B」のサイトを見て「このユーザーが料理に関心がある」と分析します。また「B」のサイトのトラッカーも、その後の閲覧履歴を追跡します。

そして、トラッカーが「このユーザーは料理に関心がある」と判断して、あらゆるサイトで料理関連の広告が表示されるようになるわけです。

 

トラッカーが追跡するのは閲覧履歴だけではない

トラッカーが追跡するものが閲覧履歴だけなら、人によっては抵抗がないかもしれません。

しかし、トラッカーは閲覧履歴以外の情報も追跡します。

例を挙げると、以下の情報まで追跡される可能性があります。

・オンラインショップでの買い物内容
・住所
・クレジットカード情報
・ATMで利用する暗証番号

 

Safariのプライバシーレポートの機能

以上のことを踏まえ、Safariのプライバシーレポートは以下3つの機能でプライバシーを保護してくれます。

サイト越えトラッカー
インテリジェント・トラッキング防止
IPアドレス保護

上記3つがどのような機能なのか解説します。

 

サイト越えトラッカー

サイト越えトラッカーは、トラッカーにWebサイトの閲覧履歴を追跡させるのを防ぎます。

そのため、どのサイトを利用しても、自分がどのような情報を見ているのかを知られることはありません。

 

インテリジェント・トラッキング防止

インテリジェント・トラッキング防止は、トラッカーが得た情報をもとに広告を選ぶことを防ぎます。

例えば、キャンプやアウトドア関係のサイトを頻繁に見ても、その閲覧履歴をもとにしつこく広告が表示されることはありません。

 

IPアドレス保護

IPアドレスとは、プロバイダーから与えられるインターネット上での自分の住所です。

インターネット上ではIPアドレスが知られると、自分のある程度の居住地域が知られてしまいます。

たまに自分の在住地域に関する広告が表示されるのは、トラッキングによってIPアドレスが把握されているからです。

SafariではプライバシーレポートによってIPアドレスが保護され、居住地域が知られる恐れをなくします。

 

「プライバシー侵害」の危険性と阻止する理由

人によっては「トラッカーが追跡した情報が第三者に漏洩されないのであれば問題はない」と考えるかもしれません。

しかし、トラッカーが情報を追跡するためにWebサーバーとブラウザー間が通信を行う際、不正アクセスを受けると情報が漏洩します。

不正アクセスによって自分の情報が漏洩するリスクはゼロではないので、Safariにはプライバシーレポートが搭載されているわけです。

 

プライバシーレポートの見方を解説

プライバシーレポートの見方は難しくなく、誰でも簡単に理解できます。

プライバシーレポートの開き方や見方を解説します。

 

プライバシーレポートの開き方

プライバシーレポートを開くときは、まずSafariを起動してURL欄にある「ぁあ」や「aA」をタップします。

 

次に表示されるメニューで「プライバシーレポート」をタップしてください。

 

プライバシーレポートの見方

プライバシーレポートを開くと、以下の画面が表示されます。

 

「Webサイト」のボタンを選択した状態では、プロファイルの作成を阻止されたトラッカーが表示されます。

 

項目ごとにある「>」のボタンをタップすると、ユーザーがそのサイトで何を見ているのか追跡しようとした事業者が表示されます。

「トラッカー」のタブを押すと、トラッカーにコンタクトしたWebサイトが表示されます。

トラッカーにコンタクトしたWebサイトは、自社のWebサイトに訪れたことをトラッカーに伝えています。

またサイトの訪問履歴だけでなく、そのサイトでどのような情報を見ていたかもトラッカーに伝わります。

項目ごとにある「>」のボタンをタップすると、トラッカーに情報を伝えたサイト一覧が確認可能です。

 

プライバシーレポートの消し方

iOS15以降では、Safariのスタートページでプライバシーレポートが表示されますが、非表示にすることも可能です。

プライバシーレポートを非表示にする場合、まずSafariを起動して「+」のボタンをタップします。

次に表示される新しいタブのスタートページで最下部までスクロールして、一番下にある「編集」をタップしてください。

 

次に表示される設定画面で、プライバシーレポートをオフにすると表示されなくなります。

 

この手順を行うとスタートページにプライバシーレポートは表示されなくなりますが、保護機能は有効となります。

ちなみに、プライバシーレポートを無効にしたい場合、以下の手順で機能をオフにできます。

1.「設定」のアプリを起動
2.「Safari」をタップ
3.「サイト越えトラッキングを防ぐ」をオフにする

 

セキュリティソフトでの対策もしよう

Safariのプライバシーレポートは、個人情報を保護する機能でWebサイト閲覧での安全性を高めてくれます。

しかし、個人情報が漏洩するリスクをすべてなくすツールではありません。

個人情報の漏洩は、以下のパターンでも起こり得るためです。

不正アクセス
マルウェアの感染
フィッシング詐欺

そのため、セキュリティソフトを導入しての対策も検討する必要があります。

おすすめのセキュリティソフトは、ニフティが提供する「常時安全セキュリティ24」です。有効期限がないため知らない間に無効になる心配がなく、セキュリティ対応機能も多い上に、1ライセンスで7台のデバイスまでカバーしてくれます。

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※2022年2月時点の情報です。
※iOSはウイルススキャンに対応していません。

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