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ストリーミングとは?ダウンロードの違い│通信量を削減する方法は?

2022/07/01

動画や音楽を再生する際、ストリーミングとダウンロードの2つの方法から選べますが、ストリーミングとダウンロードは仕組みが異なり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

自宅ではストリーミング、外で動画を視聴することがあればダウンロードしておくといった使い方をするといいでしょう。

本記事では、ストリーミングとダウンロードの違いを紹介し、通信量を削減する方法を解説します。

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利用者が増える動画サブスクサービスの視聴方法解説

動画や音楽の視聴方法であるストリーミングとダウンロードは、それぞれ仕組みが大きく異なります。

仕組みをもとにストリーミングとダウンロードの違いを解説します。

 

ストリーミングの仕組み

ストリーミングでは、インターネットへ接続している状態でデータを読み込みながら動画や音楽を再生します。

データはデバイスへ保存されずに動画が再生されるので、ストレージの容量を使う必要がありません。

 

ダウンロードの仕組み

ダウンロードでは、一度デバイスへデータを保存したうえで動画や音楽を再生します。

デバイスにデータが保存されるので、一度ダウンロードすると動画や音楽を読み込む必要がなく、また、データをダウンロードしているため、インターネットに接続していなくても視聴が可能です。

 

ストリーミング再生とは|メリットとデメリット

ストリーミングは、デバイスのストレージを消費しないメリットがあり、デバイスへの負担を少なくすることができます。

しかし、利用するにはインターネットへ接続している環境が必要であり、通信環境が悪いと途中で止まったりとストレスを感じてしまいます。

 

ストリーミング再生のメリット

ストリーミング再生には、以下2つのメリットがあります。

・デバイスのストレージを消費しない
・ダウンロード非対応の作品を視聴できる

ダウンロードとの大きな違いはデバイスのストレージを消費しない点で、通信量を消費する点が大きな違いといえます。

 

デバイスのストレージを消費しない

動画データは容量が大きいので、いくつも保存するとストレージの空き容量が不足する問題が発生します。

ストリーミングでは再生する際にデータを読み込むので、ストレージ容量を消費しません。

ストレージの容量を節約したい人にとって、ストリーミング再生は便利な方法といえます。

 

ダウンロード非対応の作品を視聴できる

動画や音楽のサブスクサービスでは、著作権の関係でダウンロードに対応していない作品があります。

ダウンロード非対応の作品はストリーミングでの再生が可能です。

そのため、ストリーミング再生を利用すると視聴できる作品数が増えます。

 

ストリーミング再生のデメリット

ストリーミング再生には、以下3つのデメリットがあります。

・インターネット接続状態でないと利用できない
・モバイル回線では速度制限の原因となる
・外で利用すると不具合が起こる場合がある

 

インターネット接続状態でないと利用できない

ストリーミング再生は、インターネットに接続しないと利用できません。つまり、オフラインだと利用できないわけです。

家で動画や音楽を再生する場合は便利ですが、外出時、インターネット接続できない場所では利用できないところが難点です。

 

モバイル回線では速度制限の原因となる

ストリーミングでは、動画や音楽を再生する度にデータを読み込まなければいけません。

モバイル回線を利用する場合、何度もストリーミング再生を行うと速度制限を受ける恐れがあります。

 

外で利用すると不具合が起こる場合がある

外出先でモバイル回線を使ってストリーミングを再生する場合、通信状態で読み込み速度や画質が左右されます。

通信状態が悪い場合、途中で読み込みが止まったり、画質が落ちてしまうことは珍しくありません。

そのため、ストリーミングは場所によっては不便な機能ともいえます。

 

ダウンロード再生とは|メリットとデメリット

ダウンロード再生はストレージ容量を消費するデメリットこそありますが、上手く使えば動画を外で見るには便利な機能になります。

 

ダウンロード再生のメリット

ダウンロード再生を使うメリットは、以下の2つあります。

・一度ダウンロードすればデータ量を消費しない
・外で視聴しても画質が落ちない

 

一度ダウンロードすればデータ通信量を消費しない

ダウンロード機能を使うと、デバイスに保存した動画はオフラインでの再生が可能になります。

つまり、一度ダウンロードしてしまえば、再生時のデータ通信量を消費しないわけです。

あらかじめ、Wi-Fiがある場所で視聴したい動画や音楽作品をダウンロードしておけば、外ではデータ通信量を消費せず再生できます。

外で動画や音楽を視聴する機会が多い場合、ダウンロード再生は速度制限を避ける便利機能となるでしょう。

 

外で視聴しても画質が落ちない

ダウンロードでは一度デバイスへデータを保存したうえで再生するので、モバイル回線の電波による影響は受けず画質が落ちません。

あらかじめ見たい映像作品をダウンロードしておけば、外でストレスを感じずに視聴できるでしょう。

特にモバイル回線の電波を受けやすい移動中に動画を見たい場合、ダウンロード機能によるオフライン再生は重宝します。

 

ダウンロード再生のデメリット

ダウンロード再生は外での動画・音楽視聴に便利ですが、以下2つのデメリットがあり注意が必要です。

・デバイスのストレージ容量を消費する
・無料プランでは利用できない

 

デバイスのストレージ容量を消費する

ダウンロードをする場合はデバイスに動画や音楽データが保存されるので、ストレージの容量を消費します。

そのため、ストレージに余裕のある空き容量を作る必要があります。

特に動画は多くの容量を消費します。何本も動画を保存するとストレージの空き容量がなくなり、デバイスの動作が重くなるほど負荷がかかるので注意してください。

ダウンロード再生を活用する場合、小まめに見なくなった動画を削除してストレージを管理しましょう。

 

無料プランでは利用できない

動画や音楽のサブスクサービスでダウンロード機能を利用する場合は、有料プランに加入する必要があります。

無料プランでの利用はできないので注意が必要です。

 

ストリーミングとダウンロードの通信量目安 

ストリーミングとダウンロードで利用する通信量の目安は、基本的には変わりません。

用途

通信量の目安

動画

最高画質再生(1080p)

1時間につき約1.4GB

高画質再生(720p)

1時間につき約900MB

標準画質再生(480p)

1時間につき約450MB

音楽

低音質

1時間につき約11MB

標準音質

1時間につき約43MB

高音質

1時間につき約72MB

最高音質

1時間につき約144MB

 

しかし、ストリーミングとダウンロードどちらを使うかで、トータルで消費する通信量は変わります。

ストリーミングを利用する場合、動画や音楽を再生する度に通信量を消費します。同じ動画や音楽を視聴する場合、再生した分の通信量消費が発生するわけです。

ダウンロードで通信量が発生するのは、デバイスにデータを保存するときだけです。ダウンロードしたあとは、何度再生しても通信量は発生しません。

そのため、お気に入りの動画や楽曲を何度も再生したい場合、トータルでの通信量はダウンロードを利用したほうが少なくなります。

 

詳細な解像度は以下の通りとなります。

画質

横×縦の解像度

最高画質(1080p)

1920×1080

高画質(720p)

1280×520

標準画質(480p)

720×480

※p:縦方向のドットの数(大きいほど精細な動画)

 

通信量を削減する方法を紹介

ダウンロードのほうがストレージよりも通信量が少ないといっても、動画ファイルは容量が大きいのでダウンロードする際も気になると思います。

そのため、どちらの方法で動画や音楽を視聴する場合も、通信量を削減する方法は知っておきたいところです。

通信量を削減する方法は以下の2つです。

・外ではフリーWi-Fiを使う
・固定回線によるWi-Fi接続の活用

それぞれの方法を詳しく解説します。

 

外ではフリーWi-Fiを使う

外で動画や音楽を視聴する機会が多い場合、なるべくフリーWi-Fiを使うのが削減方法になります。

フリーWi-Fiに接続すると、その施設に導入されている回線を利用するので、通信量がカウントされず、あらゆる店舗や公共交通機関の駅に設置されているので、使えるチャンスは多いです。

しかし、施設によって通信速度が異なるデメリットはあります。

フリーWi-Fiスポットを利用する際の注意点は以下の記事が参考になります。

フリーWi-Fiスポットの危険性|安全に利用するための7つのセキュリティ対策

 

固定回線によるWi-Fi接続の活用

自宅で動画や音楽を再生する頻度が高いのであれば、固定回線によるWi-Fiを利用する方法がおすすめです。

固定回線には、モバイル回線のような通信量の制限がありません。そのため、自宅に導入してWi-Fiを利用すれば、ストリーミングとダウンロードのどちらも気がねなく使うことができます。

また、外で動画を視聴することが多い人でも、自宅でデータをダウンロードして外で視聴すると通信量を消費しません。

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