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プレステ(PS4、5)のダウンロードが遅い・進まない!原因と対策方法解説

2023/02/13

プレステ(PS4、PS5)を使ううえで、アップデートやゲームファイルのダウンロード速度が遅く、改善できないか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

プレステのダウンロードが遅い原因はいくつかあり、適した対処法を行うと改善できる可能性があります。

本記事では、プレステのダウンロードが遅くて進まないときの原因と対処法を解説します。

プレステのダウンロード速度を改善したい人は こちら

プレステでのダウンロードの目安時間

プレステの製造および販売をしているSONYは、ダウンロードの目安時間を公表していませんが、ダウンロード時間をシミュレーションするとある程度の目安が見えてきます。

ダウンロード時間のシミュレーションサイトをもとに、通信速度別に100MBのデータをダウンロードできる時間の目安をまとめました。

速度

100MBをダウンロードする目安時間

1Mbps

13分20秒

10Mbps

1分20秒

25Mbps

32分

50Mbps

16秒

100Mbps

8秒

 

プレステでダウンロードする容量は、データやゲームタイトルによって異なります。

ゲームタイトルをダウンロードする場合、容量は20MB程度のものがあれば、100GB前後のものもあります。

通信速度が100Mbpsだと仮定すると、20MBのデータをダウンロードするには数秒もかかりませんが、100GBにもなると約2時間はかかります。

これを聞くと大容量のダウンロードは時間がかかると思わされますが、通信速度が速い環境であるほど目安時間は短くなります

速度

100GBをダウンロードする目安時間

100Mbps

約2時間

200Mbps

約1時間

300Mbps

約44分

400Mbps

約33分

500Mbps

約26分

 

プレステでのダウンロードが遅くなる原因

プレステでのダウンロードが遅くなった場合、以下3つの原因が考えられます。

・プレステか周辺機器の不具合

・PSNの障害かメンテナンス

・回線の混雑や障害、メンテナンス

 

 

プレステか周辺機器の不具合

よくある原因として挙げられるのは、プレステや周辺機器に何かしらの不具合が発生していることです。

プレステや周辺機器を長時間使い続けていると、熱暴走やログの蓄積で不具合が起こる場合があります。

特にWi-FiルーターやONU(回線終端装置)は電源を切る機会がないため、ログの蓄積で不具合を起こすケースが増えています。

 

PSNの障害かメンテナンス

ダウンロード速度が遅いときは、プレイステーションネットワーク(以下、PSN)に障害が発生している、もしくはメンテナンスが行われている場合もあるため、PSNの公式サイトで情報を確認しましょう。

障害の発生やメンテナンスが実施されていた場合、復旧してから再度ダウンロードしてください。

 

回線の速度低下

インターネット回線の速度が低下している可能性も考えられます。

回線速度が低下する原因まで深掘りすると、考えられる要因は以下の2点が挙げられます。

・Wi-Fiや有線での接続状態に問題がある

・回線側の通信が混雑している

 

Wi-Fiと有線のどちらを利用している場合でも、接続状態が不安定になることも珍しくありません。

Wi-Fiを利用している場合、以下のような要因が考えられます。

・プレステとWi-Fiルーターの距離が遠い

・Wi-Fiルーターの電波が家電の電磁波と干渉している

 

有線で接続している場合、以下の状況になるとダウンロードが遅くなります。

・LANケーブルの差し込みが甘い

・LANケーブルが故障している

 

特定の時間にダウンロードが遅くなる場合、回線側の通信が混雑して速度が低下している可能性が高くなります。

特に夜間にだけダウンロードが遅くなるのであれば、回線側の混雑が原因と考えてもよいでしょう。

 

プレステのダウンロードが遅い場合の対処法

先ほど紹介した原因を踏まえると、プレステのダウンロードが遅い場合は以下の対処法が有効です。

・プレステや周辺機器の再起動

・有線で接続してみる

・Wi-Fiルーターの配置、周波数帯の変更

・回線やプロバイダーの見直し

それぞれの対処法を詳しく解説します。

プレステや周辺機器の再起動

まず試したいのは、プレステや周辺機器の再起動です。

再起動することで溜まった熱を放出して、熱暴走を解消します。

また蓄積されたログが消去され機器にかかる負荷が最小限になるので、ダウンロード速度が改善される可能性があります。

しかし、再起動を行う際は順番があるので注意が必要です。

各機器の電源を切る際は、以下の順番で行なってください。

1.プレステ
2.ルーター
3.ONU

電源を入れ直すときは、以下の順番で行いましょう。

1.ONU
2.ルーター
3.プレステ

この順番で行わないと、再起動しても通信できない問題が起こる可能性があるので、十分注意してください。

Wi-Fiルーターを再起動する方法と効果|ネットの調子が悪い時に再起動するべき理由とリセットとの違い

 

有線で接続してみる

Wi-Fiで接続していてダウンロード速度が遅い場合、有線で接続する方法はおすすめです。

Wi-Fiはあくまでも電波なので状態が変わりやすく、ダウンロード速度が変動しがちですが、有線はWi-Fiと比べると接続の安定性が高いので、ダウンロード速度の改善が見込めます。

性能が高いLANケーブルを使うほど改善が期待できるので、できるだけ規格の新しいケーブルを使うといいでしょう。

LANケーブルのカテゴリと種類を解説|おすすめの選び方も紹介

 

Wi-Fiルーターの配置、周波数帯の変更

プレステとルーターの距離が遠いなどの理由で、どうしてもWi-Fiで接続しなければいけない場合は下記の対処法が有効です。

・Wi-Fiルーターの置き場所を変える

・周波数帯の変更

・メッシュWi-Fiの設置

 

Wi-Fiルーターの置き場所を変える

Wi-Fiルーターをどこに置くかで、通信速度や接続の安定性が変わるため、Wi-Fiルーターの置き場所を変えるのは有効な対処法です。

以下の9つのうちできるだけ多くのポイントに該当するようにWi-Fiルーターの置き場所を見直してみましょう。

・床から1〜2m離れた高さがある
・布やカバーなどで覆わない
・棚の外側
・窓際から離れている
・周囲に障害物がない
・電子レンジやテレビなどの家電製品から離れている
・近くに金属や壁がない
・なるべく家や部屋の中央
・近くに水槽がない

上記のポイントを多く押さえると、Wi-Fiの届きやすさが改善します。

Wi-Fiルーターはどこに置くのがいい?収納のデメリットと最適な設置場所を解説

 

周波数帯の変更

多くのWi-Fiルーターは、使用する周波数帯を2.4GHzと5GHzの2種類から選択できます。

状況に応じて周波数帯を使い分けることで、通信速度や接続の安定性が変わるので、両方の周波数帯を試してみてください。

Wi-Fiの周波数2.4GHzと5GHzとの違い

 

メッシュWi-Fiの導入

プレステとルーターの距離が離れている場合、メッシュWi-Fiの導入がおすすめです。

メッシュWi-Fiは親機となる本体と専用中継機を使い、広範囲に電波を発信できるツールです。

仕組みは中継機と似ていますが、メッシュWi-Fiの専用中継機は親機の代わりとなるほど強い電波を発信するため、ルーターとの距離も解消してくれます。

メッシュWi-Fiとは|中継器との違いも解説

 

回線やプロバイダーの見直し

下記の状態に該当する場合、利用する回線やプロバイダーの状況確認や見直しが必要です。

・どの対処法を試しても問題が解決しない

・特定の時間帯にダウンロードが遅くなる

・どのデバイスを利用しても速度が遅いと感じる

 

これらの状況に当てはまる場合、利用している回線やプロバイダーの品質が関係している可能性が考えられます。

回線によっては、利用者が多い夜の時間帯に混雑が起きて速度遅延が発生するため、状況によって回線やプロバイダーの変更も検討してみましょう。

 

プレステを快適に利用するなら光回線

回線やプロバイダーの変更を検討する場合、適しているのは光回線です。光回線は光ファイバーを利用して通信するため、電波を使うモバイル回線と違い通信速度が安定するのが特長です。

ただし、どの光回線も同じというわけではないので注意が必要です。

通信の安定性は「IPv6接続」対応の有無を参考にしてみてください。

IPv6は混雑する道を避けて通信するので、ダウンロードが遅くなりがちな夜間でも通信速度が安定します。

プレステ4(プレステ5は対応)はIPv6に対応していませんが、@nifty光ではIPv4でもIPv6と同様に高速通信ができる「IPv4 over IPv6」を利用できるので、速度改善が期待できます。

また、@nifty光IPv4 over IPv6対応ルーターを最大25カ月間無料でレンタルできるなどキャンペーンや特典が充実しているので、プレステのダウンロード速度を改善したい人は一度検討してみてはいかがでしょうか?

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