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マイナンバーカード公金受取口座紐づけ登録方法│メリット・デメリットを解説

2023/09/25
公金受取口座登録の完了でポイントがもらえる対象となるマイナンバーカードの申請は2023年2月末で終了していますが、マイナポイントの申込み終了日が「2023年9月末まで」となっています。受取がまだの方はお申し込みをお急ぎください。
 

2022年3月28日から、マイナポータルにて公金受取口座の登録を開始しました。

これは、コロナ禍の経済対策として支給された1人10万円の特別定額給付金支給手続きが混乱した背景から、預貯金口座をあらかじめ登録しておくことで、給付金、年金、児童手当などをよりスムーズに受け取れるようにするのが目的です。

本記事では、マイナンバーカードでの公金受取口座を登録する方法から登録するメリット・デメリットまで分かりやすく解説していきます。

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公金受取口座とは

マイナンバーとともに国に登録しておき、給付金等の支給を受ける際に利用を申し出ることができる口座です。これにより、給付金等の申請手続等において、口座情報の記載や、通帳の写し等の添付等が不要になります。

 

公金にあたるもの

・児童手当
・年金
・所得税の還付金
・特定公的給付等
※それぞれの手続の詳細については、給付金を申請する行政機関にお問い合わせください。

 

公金受取口座の登録情報一覧

マイナポータルで登録した公金受取口座の情報は、デジタル庁の公的給付支給等口座登録簿に記録されます。

 

給付を行う行政機関へ提供される情報

1. 金融機関の名称
2. 店舗の名称(本店・支店・出張所等の名称)
3. 預貯金の種別(普通・当座)
4. 口座番号(ゆうちょ銀行の場合は記号番号)
5. カナ氏名

 

口座情報とともに記録される情報

1. 氏名(及びカナ氏名)
2. 住所
3. 生年月日
4. 個人番号
5. 連絡先の情報(電話番号、電子メールアドレス等)
6. 登録の申請等を受け付けた機関の名称(口座の変更の登録、登録情報の修正・訂正、抹消、行政機関でのデジタル庁への口座情報の提供の同意を含む) 
7. 登録の申請等を行った年月日
8. 処理年月日(公的給付支給等口座登録簿に記録した年月日)

 

マイナンバーカードで公金受取口座を登録するメリット

マイナンバーカードで公金受取口座を登録すると、以下の3つのメリットがあります。

 

給付金や還付金申請の手間が減る

給付金の受取申請手続等の際、口座情報の記入や、通帳の写し等の添付等が不要になるため、申請を簡略化することができます。

 

給付金や還付金を早く受けられる

公金受取口座を事前に登録することで、手続きに必要な書類の提出を省略することができるため、迅速に給付金や還付金を受け取ることができます。

 

「マイナンバーカードでマイナポイント第2弾」で7,500円分のポイントがもらえる

公金受取口座登録し、マイナンバーカードでマイナポイント第2弾で2023年2月末までにマイナポイントの受取申込みをすると7,500円分のマイナポイントを受け取ることができます。

マイナンバーカード保険証登録(紐付け)方法と使い方│メリット・デメリットを解説

マイナンバーカードで公金受取口座を登録するデメリット(注意点)

利便性だけでなく、注意が必要な点についても事前に理解した上で手続きを進めましょう。

 

口座登録には、スマホかパソコンが必要

スマホやパソコンを持っていなくても、マイナンバーカードを保有していればれ家族など本人以外のパソコンやスマートフォンからでも登録をすることができますが、身近にパソコンもスマホを借りられる人がいない場合は、各自治体の窓口での手続きが必要となります。

 

登録できるのは1口座のみ

公金受取用に登録できる口座は一人につき1口座となっているため、給付先を変更したい場合や、登録済みの口座を解約した場合は、登録の更新が必要となります。

 

紛失・個人情報流出のリスク

マイナンバーカードを紛失と同時に4桁の暗証番号も漏れてしまうと、そのカードでマイナポータルにログインして、口座情報だけでなく、納税や所得の情報などを閲覧することができてしまうという危険性があります。

 

公金受取口座の登録は必須ではない

給付の早期化が目的ですが、口座登録をしなくても書類等提出すれば給付金は受け取れますし、登録した口座以外の口座でも給付金を受け取ることも可能です。

また、登録した口座の変更も削除も可能で、特に登録が義務化されたものではありません。

 

マイナンバーカードで公金受取口座を登録する方法

マイナポータルで公金受取口座を登録する方法について、ひとつずつ手順を見ていきます。

 

スマホの「マイナポータル」からの公金受取口座の登録方法

1.必要なものを準備する

・申込者本人のマイナンバーカード
・4桁の利用者証明用パスワード
・本人名義の預貯金
・マイナンバーカード読取対応のスマホ(または、パソコン+ICカードリーダ)
・「マイナポータルアプリ」のインストール
※App Store(iOS)、Google Play(Android OS)にて、「マイナポータル」で検索してください。

 

2.マイナポータルにログイン後、「公金受取口座の登録・変更」を選択。

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3.マイナンバーカードをスマホにぴったりとあてて「マイナンバーカードを読み取る」を選択してカードを読み取らせると、本人の情報が自動で入力されます。内容を確認し、表示された「確認する」という項目を選択。

※スマホでマイナンバーカードの読み取りが上手くいかないときは、以下の項目をチェックしてください。

・パスワード入力から読み取り完了までスマホとマイナンバーカードをピッタリあて続ける
・読み取りが完了するまでに5秒以上かかる場合がある
・金属の机の上では読み取れない場合がある
・カバーをしている場合は、はずしてください
・充電やイヤホン等のケーブルははずしてください
・Androidの場合は、NFC/おサイフケータイの機能をONにしてください

 

4.「口座情報を登録する」を選択します。画面の案内に従って口座情報を入力。

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5.申込完了

 

まとめ

公金受取口座登録に伴うスケジュールは以下の通りとなっています。

・所得税の確定申告(マイナンバーカード方式)の際の登録(2022年1月4日開始 )
・マイナポータルでの登録(2022年3月28日開始)
・金融機関の窓口等での登録(2023年度下期以降開始予定)

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公金受取口座登録制度については、公金受取口座の登録後、行政機関等で公金受取口座情報取得を2022年10月~12月まで試行運用し、 2023年 1月(予定)以降、本格運用されることが予定されています。

実用化されるのはまだ少し先になりそうですが、マイナンバーカードに公金受取口座を登録するメリット・デメリットを理解した上で、余裕を持って準備しておくことをおすすめします。

 

今回ご紹介した、「公金受取口座登録」等、マイナンバーカードの各種手続き方法で不安な方は、ニフティが提供する「@nifty まかせて365」でサポート可能となっていますので、ご利用をぜひご検討ください。

サービスの詳細や利用料金については、「@nifty まかせて365」ページで確認いただけます。

 

今回ご紹介した「公金受取口座の登録」ほか、「マイナンバー新規取得」「健康保険証としての利用申込み」で最大20,000円のマイナポイントがもらえる「マイナンバーカードでマイナポイント第2弾」が開始しています。

それぞれの申込み完了後、「マイナンバーカードでマイナポイント第2弾」サイトからポイント取得をお申込みください。
※既にマイナンバー新規取得で最大5,000ポイントを取得した人も対象になるため、忘れずに申請しましょう

マイナンバーカードでできることや作り方、メリット・デメリット解説

※2023年 2月時点の情報です。

出典:デジタル庁

 

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