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【初心者向け】TikTok(ティック トック)とは?危険性は?安全な使い方とリスク対策を解説

2022/08/08

若い世代に絶大な人気のある動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」ですが、初心者が安易に利用すると思わぬリスクに見舞われます。

本記事では、これからTikTokを利用する人や子供に対してリスクと安全に利用するための対処法を解説します。

ペアレンタルコントロールの機能を強化したい方はこちら

TikTokとは

TikTokは、2016年9月に中国でリリースされた短尺動画投稿アプリで、2017年から全世界で提供が開始されました。

数十秒程度の短い動画を撮影し、BGMやエフェクトを使った編集によって誰でも簡単に個性的な動画投稿が可能です。

若い世代を中心に絶大な支持を得ており、視聴の手軽さやハッシュタグなどによる拡散性などが特徴として挙げられます。

 

TikTokの利用で考えられる危険性

若い世代に人気のTikTokですが、危険性を理解した上で利用しなければなりません。

【具体的な危険性】
・投稿内容から個人情報が特定される
・炎上などで誹謗中傷を受ける
・投稿した動画が無断で使用される
・DM機能からトラブルに巻き込まれる

 

それでは1つずつ詳しくみていきましょう。

 

投稿内容から個人情報が特定される

動画を撮影して投稿するという特性上、カメラに映った情報から個人情報が特定される可能性があります。

例えば、家の間取りや窓から見える景色、学校の制服、テレビに映った番組など、どんな些細な情報でも個人が特定されてしまいます。

最近では、選挙演説の音がライブ配信中に入り込んで住んでいるエリアが特定されるという事例もあるので、より慎重に考えなければなりません。

個人情報が特定されると嫌がらせやネットストーカーのターゲットにされることもあるので、細心の注意を払って使うようにしてください。

 

炎上などで誹謗中傷を受ける

TikTokでは投稿動画に対してコメントを送る機能がありますが、内容によっては炎上したり、誹謗中傷されたりする危険性があります。

心無い誹謗中傷によって精神的に病んでしまう人もいますし、炎上することで嫌がらせの対象になることもあるでしょう。

投稿内容には注意しなければなりませんし、コメント機能やアカウント公開設定をOFFにすることでトラブルを回避してください。

 

投稿した動画が無断で使用される

オンライン上に動画を投稿することで、見知らぬ第三者に動画を無断で使用される可能性もあります。

動画を引用されて他のサービスで公開されたり、悪意のある編集をされたりすることもあります。

一度ネット上に動画を公開すると残り続ける、という前提を理解した上で利用する必要があります。

 

DM機能からトラブルに巻き込まれる

TikTokには個人間でメッセージのやり取りができるDM機能がありますが、見知らぬ人からDMが届いてトラブルに発展する可能性があります。

例えば、DMを出会い目的で使っている人もいますし、犯罪目的で使用して個人情報を聞き出すといった手口も存在します。

ネットリテラシーに欠ける人がターゲットになりやすいので、基本的には見知らぬ人との交流は避けてください。

 

TikTokを安全に利用するための注意点と対策

TikTokを安全に利用するためには以下の点に注意してください。

・アカウントの公開範囲を設定して使う
・個人が特定できない動画を投稿する
・動画に対してコメントや保存ができないようにする

 

これらの注意点を意識した上でTikTokを使うようにしましょう。

 

アカウントの公開範囲を設定して使う

投稿動画の炎上や誹謗中傷、第三者による悪用、個人情報の流出を防ぐために、アカウントの公開範囲をあらかじめ設定しておきましょう。

自分が許可をしたユーザーのみにアカウントを公開するようにすれば、必要以上に自分の情報が広まることはありません。

動画やプロフィールの公開範囲だけでなく、動画のシェアやフォローの制限を行うこともできます。

 

個人が特定できない動画を投稿する

服装や背景、周囲の物など、さまざまな情報から個人が簡単に特定できてしまうため、投稿する動画に個人が特定できるヒントとなるような物が映らないようにしましょう。

「白い単調な壁を背景に撮影する」など、動画内の情報量を極力減らす工夫をしてみてください。

 

動画に対してコメントや保存ができないようにする

投稿した動画に対してコメントや保存ができないように設定すれば、誹謗中傷を受けたり、動画が悪用されたりする危険が防げます。

悪意のある第三者からの被害に遭わないよう細かく設定して機能を制限してからTikTokを楽しみましょう。

 

TikTokは登録しなくても見るだけでも可能

TikTokを見て楽しむだけの方であれば、アカウント登録をせずに使うことができます。

アカウント登録がなければ一部の機能が制限されるものの、不用意に個人情報が流出するリスクは低くできるでしょう。

動画を投稿せず見る で楽しむなら、登録なしで利用してみてください。

TikiTokに登録しないと使えない機能は以下の通りです。

・動画の撮影および投稿
・ユーザーのフォロー
・コメントの書き込み
・動画のお気に入り登録
・自分のプロフィールの編集や閲覧

動画を投稿しないのであれば、アカウント登録をせずに使うのが安全です。

 

【親向け】TikTokの利用について管理する方法

若い世代に人気のTikTokですが、子供から「TikTokを始めてみたい」と言われて、許可していいものか迷っている人も多いのではないでしょうか。

ここまで説明したようにリスクも伴うサービスなので、親が使い方や危険性について理解し、管理する必要があります。

では、TikTokの利用について、親が管理すべき点と具体的な管理方法について解説します。

 

事前にルールを決めてから使わせる

まずはTikTokを利用する上でのルールを事前に決めましょう。

例えば「実名を公開しない」「居住エリアが特定できるものを映さない」「アカウントは友達以外には公開しない」など、リスクを最大限抑えるためのルールを話し合ってください。

その上で、TikTokを使う上で生じるリスクについても説明して、安全に動画投稿を楽しめるようにしましょう。

 

TikTok内のペアレンタルコントロール機能を使う

TikTokでは、親と子のアカウントを紐つけて管理ができる「ペアレンタルコントロール機能」が備わっています。

ペアレンタルコントロール機能を使うと以下のことができます。

・使用時間の制限
・不適切コンテンツの表示を制限
・プライバシーや安全に関する設定
・アカウントの公開範囲の設定

これらの機能を使うことで、事前に決めたルールを守ってTikTokを利用しているか管理することが可能です。

 

常時安全セキュリティ24の「ペアレンタルコントロール」でさらに安全に

アプリ内の機能だけでなく、セキュリティ対策ソフトも併用することで、よりリスク ことができます。

ニフティが提供している「常時安全セキュリティ24」にはペアレンタルコントロール機能が備わっており、子供が利用するデバイスをリモートで管理・設定することができます。

TikTokに限らずスマホアプリの利用時間を制限したり、ネットの使いすぎを防止できるだけでなく、危険なサイトへのアクセスも防止できるので、適切なスマホの使い方を実現しながらインターネットの危険から子供を守ることができます。

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【ペアレンタルコントロールの機能例】
・アプリ制御
・毎日の時間制限
・ベッドタイム
・コンテンツのフィルタ

機能の詳細は、「常時安全セキュリティ24」にてご確認ください。

ニフティが提供する子供向けサイト「ニフティキッズ」は、主に小・中学生を対象に、子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナーなど、安心して利用できるコンテンツで構成されています。

これからインターネットを使い始めるお子様に、ぜひ「ニフティキッズ」をおすすめください。

※2022年8月時点の情報です

 

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