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Windows8.1のサポートは2023年1月10日で終了│注意点と対処法を解説

2022/11/24

Windows8.1のサポートが2023年1月10日に終了します。

「トラブル発生時に問題が解決できない」「セキュリティリスクが高まる」といった問題が生じる可能性があるため、「新しいOSに移行する」「パソコンを買い替える」といった対策が必要です。

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Windows8.1のサポートが2023年1月10日で終了

2023年1月10日にMicrosoft社が提供しているOS「Windows8.1」のサポートが終了します。

Windows8.1は、不評だったWindows8の後継版として2013年10月18日から提供が開始されました。パソコンをあまり買い替えない方だと未だにWindows8.1の利用を続けている方もいるかもしれません。

リリースされてから5年でサポート終了する予定でしたが、5年間の延長サポート期限が設けられ、延長サポートも2023年に終了します。

Microsoft社では、2022年7月からWindows8.1終了の通知を表示させるようにしているため、これらの通知が画面上に表示された方は期限までに対応をする必要があります。

 

Windows8.1サポートが終了するとどうなる?

Windows8.1のサポートが終了するとどうなるのか解説していきます。

主なポイントとしては以下の4つが挙げられます。

・引き続きOSの各機能は利用可能
・各種サポートの利用やアップデートができない
・セキュリティ上のリスクを解消できない
・ソフトウェア製品のサポートも終了する可能性がある

 

では、各ポイントをひとつずつ詳しく見ていきましょう。

 

引き続きOSの各機能は利用可能

2023年1月10日に終了するのはWindows8.1の「サポート」であるため、Windows8.1を搭載したパソコンについては引き続き利用はできます。

パソコンは今までと同じように作動しますし、OSの各種機能も引き続き利用できます。

そのため、「Windows8.1のサポートが終了すると、いきなりパソコンが使えなくなる」というわけではないので安心してください。

 

各種サポートの利用やアップデートができない

Windows8.1のサポートが終了すると主に以下の機能が提供されなくなります。

・問題が発生した際のテクニカルサポート
・ソフトウェア更新プログラム
・セキュリティ更新プログラムまたは修正プログラム

 

パソコンを使っている際に生じる技術的な問題やトラブルシューティングなどのサポートは提供されません。

そのため、何かトラブルが生じても、的確な対処ができなくなる可能性があります。

また、Windows8.1のOSに対してのアップデートが行われなくなるため、セキュリティ上の脆弱性が発見されても対処されずそのままの状態になります。

バグなどの修正も行われないので、不具合が解消されなくなる可能性が考えられます。

 

セキュリティ上のリスクを解消できない

Windows8.1のサポートが終了するとOSのアップデートが行われなくなるため、セキュリティ上のリスクを解決できません。

通常であれば、OSはシステム上の脆弱性が発見されるたびにアップデートを繰り返し、セキュリティ上のリスクを低減してきました。

アップデートが行われない状態でいると脆弱性を悪用した攻撃を受けたり、個人情報の漏洩などの被害が生じるリスクが高まってしまいます。

 

ソフトウェア製品のサポートも終了する可能性がある

Windows8.1で稼働しているソフトウェアについてもサポートが終了したり、脆弱性のリスクを抱えたりする可能性があります。

サポートの終了によってソフトウェアが使えなくなり、パソコンの利便性を損ねてしまう可能性もあります。

 

Windows8.1サポート終了に向けての対策

Windows8.1のサポートが終了するという通知を受けて「何をすればいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、Windows8.1サポート終了に向けての対策について解説します。

主な対策としては以下の3つです。

・最新のWindowsに移行する
・新しいパソコンを購入する
・セキュリティ対策ソフトを導入する

では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

 

最新のWindowsに移行する

サポートが受けられなかったり、アップデートができないことによるセキュリティリスクを解消したりするために、最新のWindows OSに移行するのがおすすめです。

2022年10月時点では、Windows 11が最も新しいWindows OSですが、1つ前のWindows 10への移行でも構いません。

サポートが提供されているバージョンであれば、システム上の脆弱性が見つかっても適宜アップデートを繰り返してセキュリティリスクを未然に防ぐことができますし、機能面も大幅に向上しています。

 

ただし、新しいWindows OSをインストールするには、お使いのパソコンが最新バージョンのOSに対応していることが求められます。

アップグレード手順が心配な方はサポートサービスの利用がおすすめ

Windowsのアップグレードは、必要システム要件さえ満たしていればWindows Updateから実施できますが、中にはシステム要件の調べ方やアップグレード手順が心配な方もいるのではないでしょうか。

あまりパソコンに慣れていない方は、リモートでアップグレードをサポートしてくれる「@nifty まかせて365」のご利用を検討してみてください。

 

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Windows11 無償アップグレードはいつまで?方法や注意点を解説

 

新しいパソコンを購入する

Windows 8.1のOSを利用しているということは、おそらく2013年〜2015年ごろに購入されたパソコンである可能性が高いです。

2023年になると購入から10年が経過する機種も多くある中で、今後のことを考慮しても新しいパソコンに買い替えるというのも非常におすすめです。

もちろん使い慣れたパソコン、OSが良いという気持ちも理解できますが、最新のパソコンを購入すれば、機能面やサービス面など目に見えるほどの進化を遂げているので、より快適かつ便利にパソコンが使えます。

新しいパソコンを購入すればWindows OSを移行させる手間もかかりません。

 

セキュリティ対策ソフトを導入する

Windows 8.1を搭載したパソコンは引き続き利用はできるものの、セキュリティ上のリスクは今まで以上に高まります。

「同じパソコンを使い続けたい」「OSのバージョンアップは嫌」という場合には、リスクをできるだけ抑えるためにも、セキュリティ対策ソフトを導入しておきましょう。

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また、Windows 8.1サポート終了を機にセキュリティ意識が高まった人も、新しいパソコンやOSを使う際に「常時安全セキュリティ24」を導入しておくのはおすすめです。

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※2022年11月時点の情報です。

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