
スマホで綺麗な夜景写真の撮り方│コツやアプリを紹介
2024/06/04よくスマホで写真を撮る人にとって悩まされるのが、夜景の撮影ではないでしょうか?
夜景の撮影は昼間よりもノイズが入りやすいため、綺麗な写真を撮るためには撮り方のコツを知っておくと便利です。
本記事では、スマホで綺麗な夜景写真を撮るコツやアプリを紹介します。
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スマホで綺麗な夜景を撮影する方法
スマホで夜景を撮るには、主に以下の2通りがあります。
・夜景撮影用アプリ
・夜景撮影モード
夜景撮影用アプリ
夜景撮影用アプリは基本的にどのスマホでも利用できるので、手軽に試せる方法です。
さまざまな種類のアプリがありますが、おすすめは以下の3つです。
1.夜景カメラ
2.夜カメラ
3.星撮りカメラくん
アプリによって機能は少し異なりますが、夜景の撮影に適している点は共通しています。
1.夜撮カメラ
夜撮カメラは基本無料で利用でき、名前の通りスマホで夜景を撮るために開発されたアプリです。
夜景を綺麗に撮影するためのシャッター速度やISO感度、ホワイトバランスといった高度な設定が可能で、撮影後により鮮明な夜景写真に加工することもできます。
無料版で利用できる機能は限られますが、500万ダウンロード以上の定番アプリなので試しに使ってみるのもおすすめです。
iTunes 今年のベストアプリ に選出されたこともあります。
・iOS
2.夜カメラ ※iOSのみ
夜カメラはISO 2000に対応しており、iPhoneでの夜景撮影に特化しているアプリです。
簡単にタップして焦点と露出を同時に合わせられたり、設定後、カメラが動いて設定が変わってしまわないように、簡単にロックすることができるなど、操作も簡単です。
また、夜間撮影には欠かせないセルフタイマーで、鮮明な夜景写真が撮影できます。
・iOS
3.星撮りカメラくん ※iOSのみ
星撮りカメラくんは、スマホで星空を綺麗に撮影するために展開されているアプリです。
誰でも綺麗に星空を撮影できるように設定項目を少なくしてシンプルな仕様になっています。夜空を綺麗に撮影したい初心者の人には打って付けで、最初に試したいアプリといえるでしょう。
・iOS
夜景撮影モード
現在はiPhoneとAndroidスマホのどちらにも、夜景撮影モードの機能が備わっています。
夜景撮影モードを利用すると、暗い場所で撮った写真の鮮明になるので、一度活用してみてください。
しかし、機種によっては夜景撮影モードに対応していなかったり、夜景撮影モードの機能性は機種によって異なったりするので、状況に応じて夜景撮影用アプリとの併用もおすすめです。
iPhoneのナイトモードの利用方法
iPhone11以降の機種では、以下の手順で夜景撮影が可能なナイトモードを利用できます。
1.カメラアプリを起動
2.画面下部の項目で「写真」を選択した状態にする
3.画面左上にあるナイトモードのアイコンをタップ
ナイトモードのアイコンが黄色になったらアイコンをタップして、露光時間を設定して撮影をしてください。
露光時間を長くすると写真にぶれが生じる可能性が高くなるので、なるべく短く設定しましょう。
カメラアプリを起動して「ナイトモード」のアイコンが表示されない場合、利用している機種が非対応です。
Androidの夜景モードの利用方法
Androidの対応機種では、以下の手順で夜景撮影用のモードで撮影が可能になります。
設定方法は機種によって異なりますが、基本的な流れはほとんど同じです。
Google Pixelの夜景モードを例にすると、以下の手順で夜の景色を鮮明に撮れるようになります。
1.カメラアプリを起動
2.写真モードの項目で「夜景モード」をタップ
夜景モードを有効にすると、自動で夜景を綺麗に撮れる設定になり、撮影ボタンをタップすると通常のモードよりも鮮明に夜景が撮れるようになります。
利用しているスマホが夜景モードに対応しているかは、カメラアプリを起動して「夜景撮影モード」や「ナイトモード」が表示されるかで確認できます。
スマホで綺麗な夜景を撮るコツ
アプリや撮影モードの利用に加えて撮り方のコツを知っておくと、より綺麗に夜景を撮影できます。
夜景の撮り方のコツは、主に以下の3つです。
1.スマホの固定
2.セルフタイマーの利用
3.標準画角の設定にする
1.スマホの固定
現在のスマホはほとんどの機種に手ぶれ補正があるので、基本的にはそれほど固定せずに夜景を撮影できますが、より夜景を綺麗に撮るには、なるべくスマホを固定する必要があります。
光が少ない夜景を撮影する場合、昼間よりもノイズが走り、わずかな手ぶれにも反応して写真が乱れてしまうため、できれば三脚を使ってスマホをしっかり固定しましょう。
三脚を利用するのが難しい場合、以下の方法でスマホを固定してください。
・壁や柱に寄りかかる
・スマホをどこかに立てかける
・室内ではレンズを窓にくっつける
以上の3点をクリアした状態にすると、撮影時に手ぶれの影響を受けにくく綺麗な夜景を撮りやすくなります。
2.セルフタイマーの利用
スマホを固定しても普通の方法で撮影すると、画面のタップやボタンのプッシュによって手ぶれが発生する可能性があります。
そのため、撮影するときの操作による物理的な手ぶれもなくすために、セルフタイマー機能を活用するのがおすすめです。
セルフタイマーを使えば、撮影ボタンをタップしてから自動で写真を撮影してくれるので、撮影の瞬間は自分でボタンを押す必要がなく、手ぶれを最小限に抑えられます。
iPhoneでのセルフタイマーの利用方法
iPhoneでは以下の手順でセルフタイマーを利用しての撮影ができます。
1.カメラを起動
2.「写真」撮影モードを選択
3.画面上部の三角矢印を「下向き」にして、撮影ボタン上に表示された「タイマー」アイコンを選択


4.セルフタイマーの秒数を選択

5.撮影ボタンをタップ
iPhoneではセルフタイマーの秒数を3秒と10秒から選択できます。
Androidでのセルフタイマーの利用方法
Androidのスマホでは、以下の手順でセルフタイマーを設定できます。
1.カメラアプリを起動
2.設定の歯車アイコンをタップ
3.表示されるメニューで「タイマー」の項目で秒数を選択
3.標準画角の設定にする
スマホで夜景を撮影する場合、昼間よりもノイズが発生しやすいため、ズーム機能の利用は控えてください。
夜景の撮影でズーム機能を利用するとノイズまで拡大されて画質が落ちてしまうため、ズーム機能は利用せず標準画角の設定で撮影しましょう。
スマホのカメラ性能も大事
スマホで夜景を撮影する場合、本体のカメラ性能が求められます。
夜景を撮影する場合は撮り方やコツを把握していても、スマホの性能が高くないと綺麗な夜景を撮るのは難しくなります。
以下、夜景を綺麗に撮るために必要な3つのポイントスペックです。
・夜景撮影モードがあるか
・画素数が高いか
・F値が低いか
夜景撮影モードがあるか
夜景を綺麗に撮りたい場合、夜景撮影モードが搭載されたスマホを使うのが理想的です。
夜景撮影モードはカメラの性能が高い機種に搭載されていることが多いので、対応しているだけでも手軽に夜景を綺麗に撮影することができます。
画素数が高いか
カメラの画素数は、夜景はもちろん昼間に写真を撮影するときも重要となるポイントです。
画素数は画面に表示できる点の数で、写真や動画は点を集合させて構成されています。
カメラの画素数が多いほど撮影した写真は鮮明になり、夜景を綺麗に撮りやすくなります。
画素数は機種によって大きく異なりますが、スマホの画面に表示させるのであれば少なくとも1,000万画素以上あれば十分でしょう。
もっと鮮明に夜景を撮影したいのであれば、画素数が1,000万より多いスマホを使いたいところです。
F値が低いか
F値はカメラレンズの明るさを示す数値で、夜景を撮影する際に重要なポイントになります。
F値が小さいと多くの光を取り込めるようになり、夜景を綺麗に撮りやすくなります。
またF値が小さければ手ぶれによる影響を受けにくく、ノイズが発生しやすい夜景の撮影でも安心です。
F値を基準にスマホを選ぶ場合、数値が1.6から2.4である機種を選びましょう。
スペックの高いカメラ搭載のスマホ
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