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ロボットプログラミングとは?レゴを使用した小・中学生向けおすすめ教材

2024/10/15

2020年からプログラミングが必修化され、遊びながらプログラミングの基礎が学べるロボットプログラミングへの注目が集まってきました。ロボットといってもダンボールやブロックで作った可愛いものから、電車のような箱型のロボットまで、さまざまな種類があり、お子さまの興味に合った教材が多く販売されています。

本記事では近年注目が集まっているロボットプログラミングについて、学ぶメリットやおすすめの教材についてわかりやすく解説します。興味は持っているものの、どうやってロボットプログラミングを学んだらいいかわからないとお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

ロボットプログラミングとは?

ロボットプログラミングとは、ロボットの動きをプログラミングすることです。近年、小学生向けにおもちゃのロボットを使った簡単なロボットプログラミングが開発され始め、注目を集めています。

ここからはロボットプログラミングがなぜ今小中学生から人気を集めているのか、詳しく解説します。

 

小中学生向けに人気が高いロボットプログラミング

プログラミングの授業が必修化されたことで、ロボットプログラミングに魅力を感じる子どもたちが増えてきました。ロボットプログラミングは、実際に手元にあるロボットがどう動くか、理想の動き方をするにはどうプログラムしたらいいのかを直感的に学べます。

プログラムを組むというとパソコンで本格的なコードを書くイメージがあるかもしれませんが、子ども向けにアプリで開発できます。ロボットにさせたい動作のアイコンを順番に並べるだけの簡単なものもあり、小さなお子さまも取り組みやすい教材を選べば楽しく学べるでしょう。

 

ロボットプログラミングのメリット

ロボットプログラミングを学ぶメリットは次の3つです。

 

1.近年注目されているSTEAM教育に適している

2.論理的思考が身につく

3.手先を動かしながらプログラミングが学べる

 

近年注目され始めている「STEAM教育」とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)と横断的に複数の分野が学べる教育方法です。科学と工学、技術と数学などさまざまな分野を組み合わせて自由な発想をすることで、自ら学びチャレンジする意欲を育みます。

また、ロボットを動かすにはどう指示すればよいのかを論理的に考えるため、プログラミングに大切な論理的思考も身につきます。論理的思考は、自分が感じている課題や想いをシンプルにまとめたり、考えを言語化したり、さまざまな場面で役に立つ重要なスキルです。

ロボットプログラミングは遊びながら、学習意欲を刺激できるため、教育現場でも多く取り入れられています。

 

ロボットプログラミングの学び方

教育現場ではまだロボットプログラミングを導入している学校が少ないです。小中学生のお子さまが、ロボットプログラミングを学ぶ方法としては、次の3つが挙げられます。

 

1.プログラミングスクールに通う

2.自宅で教材を使って学ぶ

3.プログラミングイベントで学ぶ

 

一つずつ確認していきましょう。

 

1.プログラミングスクールに通う

一般的なロボットプログラミングの学習方法として多いのが、プログラミングスクールに通うことです。プログラミングの知識がないお子さまでも、基礎からロボットプログラミングを学べるため、つまづきを感じにくいメリットがあります。プログラミングはコツを掴むまでに挫折しやすい面がありますが、講師のサポートがあれば、途中で飽きることなく楽しみながら学べるでしょう。

また、同じ教室の友達と一緒にロボットを作ったり、協力してグループワークを行ったり、協調性も身につくのも大きなメリットの一つ。体験授業などを行っているプログラミングスクールも多いので、まずはお子さまがロボットプログラミングに興味を持てるか確かめたい親御さんにおすすめです。

 

2.自宅で教材を使って学ぶ

コストをかけず、遊びからロボットプログラミングを学んで欲しい方におすすめなのが、自宅で教材を使って学ぶ方法です。レゴなどのおもちゃを使って、ロボットプログラミングが学べるため、普段からブロック遊びをしているお子さまであれば、抵抗なく学習が始められるでしょう。

自宅でロボットプログラミングの教材を使って学ぶ場合は、ある程度プログラミングのクセがわかるまで親子で学習するのがおすすめです。ロボットをどう動かしたいのか、プログラミングでどんなことができるのか、コミュニケーションを楽しみながら学習してみてください。

 

3.プログラミングイベントで学ぶ

プログラミングイベントは、ショッピングセンターに併設されているパソコン教室や家電量販店で、不定期に行われている場合があります。開催されるプログラムは時期や教室によって異なりますが、ロボットプログラミングの体験イベントを実施しているケースも多いです。

三連休や夏休みや冬休みなどの長期休暇は、プログラミングイベントが開催されやすいので、ご近所でイベントが開催されていないか確認してみましょう。実際に体験してみることで、お子さまの好奇心が刺激されるかもしれません。

 

ロボットプログラミング学習におすすめの教材選び

ここからは、ロボットプログラミングを学習するのに、おすすめの教材を対象年齢別に紹介します。教材の選び方や今の年齢におすすめのロボットプログラミングの教材を知りたい方は、ぜひ確認しておきましょう。

 

小中学生向けの教材を選ぶには?

小中学生向けにロボットプログラミングの教材を選ぶなら、販売メーカーが推奨している年齢に合わせた教材を活用するのがおすすめです。年齢やお子さまの興味にあっていない教材は、難易度が高すぎて学習意欲が低下してしまう可能性があります。また、プログラミング自体への興味が失われる可能性もあるため、まずは遊びながら学べる簡単な教材を選ぶとよいでしょう。

すでに学校でプログラミングの授業が行われている場合は、お子さまと一緒に興味のある教材を選ぶのもおすすめです。どの教材が自分にあっているのか、自分のしたいことができる教材はどれなのか考えるのも、プログラミング学習の一環になります。

 

PETS(対象年齢3歳〜)

PETSは対象年齢3歳から学べる、パソコンやタブレットを使わずにロボットプログラミングが学べる教材です。本体とブロック、電池さえあれば動かせるため、小さなお子さまでも悩まずに遊べるでしょう。

動かしたい方向に指示ブロックを差し込むと、ロボットが指示の通りに進むので、プログラミングの基礎を感覚的に覚えられます。

参考:PETS

 

KOOV(クーブ) (対象年齢:5歳〜)

KOOVは、対象年齢5歳程度から学べるカラフルなブロックを使ったロボットプログラミング教材です。ブロック遊びやパズルが好きなお子さまにおすすめの教材で、カラフルなロボットを組み立てて動かす楽しさが体験できます。

キットによって作れるロボットが異なり、差分パーツを購入すればパトカーやリスなど、作れる作品が増えるのも楽しいポイントです。

参考:KOOV

 

embot(エムボット)(対象年齢:6歳〜)

embotは、6歳頃から学べるダンボールを使ったオリジナルロボットが作れる教材です。ダンボールと電子工作キットでロボットを組み立て、アプリ内のアイコンで自由にプログラミングします。

スマホやタブレットが必要ですが、まずはロボットをバイバイさせるなどシンプルな動きから学べるので、しっかりとプログラミングの基礎が身につきます。

参考:embot

 

LEGO® Education(対象年齢:7歳〜)

LEGO® Educationは、レゴブロックを使ってロボットが作れるロボットプログラミングの教材です。自分が組み立てたレゴブロックのロボットが動く様子は、レゴ好きのお子さんなら夢中になるのではないでしょうか。

対象年齢は7〜12歳と少々高めですが、未就学児向けに電車を動かす教材も用意されています。

参考:LEGO® Education

 

 

ロボットプログラミングは年齢にあった教材がおすすめ!

ロボットプログラミングは、プログラミングの基礎を楽しみながら学ぶ方法として未就学児から中学生、高校生まで幅広い学年で親しまれています。小学生がこれから始めたい習いランキングでもプログラミングは上位にランクインしていることもあり、これからますます学べる機会は増えていくでしょう。

ロボットプログラミングを学ぶ際は、ぜひお子さまとコミュニケーションをとりつつ、興味・関心を伸ばせるようまずは楽しんでみてください。

※2024年10月時点の情報です

[監修者情報]ニフティ株式会社 IT小ネタ帳編集室
ニフティ株式会社は1986年に創業し、30年以上にわたりご家庭や企業のみなさまへ光回線などのインターネットサービスを提供しています。(→ニフティが提供するサービスはこちら

 

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