スマホの使いすぎが原因?「ドケルバン病(スマホ腱鞘炎)」の確認方法と3つの対策

2017/11/16

スマホを使っていて、突然手首が痛くなったことがある人はいないだろうか?あまりにも痛みが続くようならドケルバン病を疑ったほうがいいかもしれないが、症状についてとその確認法、そして対策法などを解説。

最近増えつつあると言われているのが「ドケルバン病」。手首や親指の痛みを伴った症状で、“スマホ腱鞘炎”という呼び方もされたりする。

◆スマホなどの使いすぎで手首が痛む「ドケルバン病」

そもそも「ドケルバン病」とは、長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の腱鞘炎のことで、親指の付け根や手首の親指側に発症し、親指を動かしたり手首を曲げたりしたときに、該当箇所がズキッと痛んだり、指が腫れたり動かせなくなったりする可能性もある。

「スマホ腱鞘炎」と呼ばれることもあり、最近の原因で多いのはスマホの使いすぎで、特に片手で長時間、親指ばかりを酷使するような使い方をしている人は注意が必要だ。ほかにもPCのキーボードを強く叩きすぎるような人や、楽器演奏が原因となったりすることも。

自分がドケルバン病かどうかを知るには、親指を握って手首を直角に曲げてみるといい。このとき痛みが強くなるかどうかをチェックすることで発症しているかがある程度判別でき、痛みが強くなるようであればドケルバン病になっている恐れがある。

◆ドケルバン病を治すには安静が一番!

では、痛みが気になりだしたらどうすればよいのだろうか?

1:とにかく安静にすることが第一。
スマホやPCを使わないことはもちろん、重たいものを持つのも避けたいところ。どうしてもスマホを使用する際は、片手だけではなく両手を交互に使うほか、画面操作もなるべく親指以外で行うことを心がけたい。

2:テーピングやサポーターなどで患部を固定するのも効果的。
親指は日常的によく使う部位なので、無意識に動かしてしまいがち。それを避け負担を減らすためにも、患部の固定はまず試してみてほしい。

◆ドケルバン病をストレッチで対策

3:痛みがまだ初期状態であるようなら、ストレッチをして予防するのもオススメ。
ストレッチする場所はいくつかあるが、今回は指と手首のストレッチを紹介する。

まず指の場合、手の甲に向かって指を1本ずつ徐々に痛くならない程度に反らせ、2~3回ずつ繰り返す。

手首のストレッチでは、手のひら下にし、机に腕を置いてつけたまま、手のひらを90度に立てる。もう一方の手で指をつかんで10秒ほど反らせるという手順になる。痛みが気になり始めたらストレッチをし、症状が悪化しないように注意したい。

今回紹介したのは、あくまでも症状が軽い場合にケースについてのもの。あまりにも痛みがひどいようなら、病院で診療を受けた方がいいかもしれない。発症しないためには、日頃から長時間同じ姿勢にならないように適度に休憩したり、反対側の手や指を使うなど工夫するのもいいかも。

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