メールよりも誤送信しやすいLINE…間違った相手に送らないための対策法

2017/03/06

意図していない相手にメッセージを送ってしまう、いわゆる“誤送信”“誤爆”といえば、少し前まではメールだったが、今ではLINEでやらかしてしまう方が多いのでは? かなり恥ずかしい思いをすること間違いなしの誤爆を防ぐ方法を見ていこう。

◆LINEの誤爆を防ぐ3つの方法を紹介!

LINEは簡単で便利だが、その使いやすさがあだとなり誤爆してしまう…という事態が起きやすいのも事実。しかも、なにより困るのが、一度投稿してしまったトークメッセージは消せないということだ。

たとえば、間違った相手のトークにメッセージを送信してしまい、まだ未読だから消せば大丈夫……なんて勘違いをしたことがない?

今となっては知らない人は少ないだろうが、トーク内容が消せるのは、あくまでも自分のスマホ内での話。相手のLINEトーク上には、そのまま残ってしまう。

そんな残念すぎる誤送信を防ぐには、LINEの設定を利用した以下の方法を試してみてほしい。

(1)トーク相手ごとに背景画像を変えておく
(2)ホーム画面にショートカットを作成
(3)「Enterキーで送信」を無効にする

◆よくやり取りするトーク相手は背景を変えた他の人と区別すべし!

LINEのトーク画面の背景は、デフォルトでは相手が誰であろうと共通のものが表示されている。よくよく見れば相手が誰だかはわかるのだが、パッと見では瞬時に誰とトークしているのか判別しにくい一面も。

そこで、少し手間はかかるが、トーク相手ごとに背景を変えておくことをオススメする。

設定方法は簡単で、LINEの設定からトークの設定項目へと進み、あとは「背景デザイン」をタップ。すると、あらかじめ用意されている背景デザインか、または背景用に写真撮影ができたり、持っている画像で着せ替えを利用することもできる。

もちろん、すべてのトーク相手に設定するのもいいが、最低限、よくトークする相手ぐらいは背景を変更しておけば、少なくとも見間違うリスクは低くなるはずだ。合わせて相手のLINEユーザー名を変更しておけば、なお誤爆を減らす効果に期待が持てる。

ユーザー名の変更をしても、その表示が反映されるのは自分のLINE内だけ。相手に知られることはないので、ご安心を。この方法を使えば、似たような名前の人がいても、背景とユーザー名で判別しやすくなる。

◆特別な相手ならトークへの専用ショートカットをホーム画面に置こう

LINEで間違った相手にメッセージを送信してしまうのは、LINEアプリを立ち上げたときに、前回開いていた画面(※直前にやり取りしていた相手とのトーク画面など)から表示されてしまう動作も、大きな要因のひとつと言える。

そこでオススメなのが、ホーム画面にトーク相手のショートカットを配置する手段。今回紹介する防止策の中では、見た目を度外視すれば、かなり誤送信の危険性を下げられる確率が高まるはず。

ホーム画面にあまりアイコンを置きたくない人には向かないが、いくら置いても構わない、とにかくすぐ使うアプリはホーム画面に置いておくといった人は、是非とも使ってほしい技だ。

ショートカット作成手順は次の通り。

●Androidの場合
↓ショートカットを作りたい相手のトーク画面を開く
↓画面右上の「V」ボタンをタップし、表示された項目から「トーク設定」を選択
・一覧表示の中から「トークショートカットを作成」をタップ

●iPhoneの場合
↓ホーム画面からウィジェット一覧画面を表示させ、下部にある編集ボタンをタップ
↓LINEのウィジェットを設置しホーム画面に表示されたら、人型マークをタップ
・ショートカットを作成した相手を選び★ボタンを押して「お気に入り」に登録

以上の手順で、Androidなら相手専用のショートカットが、iPhoneならウィジェットのお気に入りとしてホーム画面に表示されるようになる。その相手とやり取りする場合は、LINEアプリではなく、作成したショートカットなどからトークを送れば、誤爆を回避できるだろう。

似たようなものに、LINEアプリ上でよくやり取りする相手を表示し、★マークをタップしてお気に入り登録し、その相手をトーク一覧の上位に置いておくという方法もある。トークの並び順はトーク一覧画面で画面右上の三点マークを押すことで表示される「トークをソート」から「お気に入り」を選べば、その順に並べ替えられる。

◆Enterキーやスタンプ表示の設定を見直し誤送信を防ぐ

こちらは間違った相手だけでなく、送りたい相手であっても誤爆を防げる手段として、「Enterキーで送信」という設定を見直すというものもある。

LINEの設定項目からトークの設定画面を開き、一覧の中にある該当項目にチェックが入っているかどうかを確認。この「Enterキーで送信」が有効になっていると、本来は「改行」が表示される位置のキーが「送信」となるため、改行のつもりでタップすると誤送信につながってしまう……。

この設定を無効にすれば、メッセージの送信はキーボードの上にある送信ボタンをタップしないと行われないので、うっかり送信ミスを減らせるはず。

また同じトーク設定の画面内にある「スタンププレビュー」にチェックを入れておくと、スタンプ送信前に選択したスタンプが大きく表示されるように。ちょっとした技ではあるが、これでスタンプ送信前に一息、確認する時間の確保が可能。相手を確認してからスタンプを送れるのだ。

ほかにも誤爆の防止策はいくつかあるが、今回紹介したものを実践するだけでも、かなり誤送信は減らせると思うので、まずはお試しを!

※記事内容は2017年2月現在の情報を基に作成。

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