iPhoneの音量設定を探る! 「サイレントモード」だからと安心するのは間違い!?

2017/03/07

皆さんはiPhoneの音量設定について、どれぐらい知っているだろうか。普通は「サイレントモード」をオンにすれば消音設定となり、音は鳴らないと思うはず。しかし、実際には音が鳴ってしまうことも……どうして?

◆iPhoneの「サイレントモード」は万能じゃない! 思わぬ大音量に要注意!

iPhoneは本体側面にあるボタンを押すことで、サイレントモードを有効にできるが、注意したいのが、iPhoneから発せられるすべての音に対して消音設定になるわけではない、ということ。

サイレントモードで消音設定にできる音の種類には、次のようなものがある。

・音声通話の着信音
・メールの送受信音
・ロックおよび解除時の効果音
・キーボードのクリック音
・一部アプリのサウンド


これ以外に関する音に関しては、サイレントモードをオンにしても消音にはならないのだ。

サイレントモードだからとSNSなどにアップされている動画を見ようとして、思わぬ大音量が鳴り響いてしまい赤っ恥をかいた……という人もいるのでは。

では、音楽や動画を再生した際に流れるサウンドをオフにするには、どうすればいいのか?

◆iPhoneのサウンド関連の設定は「着信音・通知音」「メディア音」と2種類あり

その答えは、iPhone本体の設定画面で「サウンドと触覚」(※iPhone7の場合)内にある設定変更にある。同項目を選ぶと、ツイートやFacebookの投稿、カレンダーの通知音など含め、さまざまな音設定を変更できる。

ちなみに、同項目内で「キーボードのクリック」と「ロック時の音」を、サイレントモード以外でも常にオフに設定することも可能だ。

音楽や動画といったメディアに関するサウンドについては、まず「着信音と通知音」の欄にある「ボタンで変更」をオフにすることが必要。その後、本体横のボリューム調節ボタンやコントロールセンターにある音量変更バーなどがメディア音対応に変化し、音楽や動画に関するサウンドの音量調節や消音化も可能となる。

また、「着信音と通知音」をオンにしておくと、本体横のボリューム調節ボタンなどは着信音・通知音対応に変化。このあたりが混同しやいポイントなので、自宅など音が出てしまってもいいような環境で確認しながら設定するのがオススメだ。

なお、メディア音に分類されるものは、音楽や動画に関するアプリ再生のほか、ブラウザのコンテンツ再生やSiriの音声も含まれる。

◆ヘッドフォン着用時の音量設定ができるのは便利!

ここまで解説した設定を行えば、思いがけない大音量に驚く……といった事態はおおむね解消できるはず。Androidならマナーモードにさえしておけば、ほぼすべての音をシャットアウトできるので楽だが、iPhoneはその点、少しやっかいかも。

しかし、本体設定とは別にイヤホンやヘッドフォンを挿したとき、個別にメディア音量を設定できるのは便利。このとき音量を調整する際のポップアップに「ヘッドフォン」と表示されているのでわかりやすい。

使い方に合わせて設定を整えておきさえすれば、利便性は上がるはずだ。

※記事内容は2017年2月現在の情報を基に作成。

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