
Web上の消えるサービスがここまで!? 使い方次第でビジネスへの応用も可能
2017/05/11
仕事でデータファイルを送る際、暗号化した圧縮ファイルと解凍パスワードを別々のメールで送るのが、ビジネスマナーとされている。しかし、それでも心配だという人は、1度表示されたら2度見られないWebサービスに注目してみては?
消えるサービスは、SNSなどを中心に多くのものが登場してきているが、ビジネス利用するなら、できればメールなどで使いたい。
昔から“読んだら消えるメール”などがいくつか発表されてきたが、今回紹介する「Kevlar.io」というサービスは、一度生成されたページは2回以上は見られないというのが特長となっている。
使い方はいたって簡単。
(1)「Kevlar.io」のトップページにアクセス
(2)中央の窓に相手に伝えたい内容を書き込み「Create Secret」ボタンをクリック
(3)URLが発行されるのでコピーし、メールなどで相手に送信
会員登録なども不要な上、シンプルかつ単純な操作方法だけで使えるのはありがたい。
URLを受け取った相手が内容を表示させたと同時に、サーバーから消去され、その内容を二度と見ることはできない。
仮にリロードなど再表示させようとしても、「404」の数字と共にすでに削除された旨を伝える英文が表示されるだけだ。
送信できる内容は英数字だけでなく、日本語も送信できるほか、そこそこの長文にも対応している模様。送信者が内容を削除したりパスワードによる保護などはできないなど、機能こそ最小限だが、広告がなくシンプルという使いやすさは、かなりのメリットだろう。
似たようなサービスに「One-Time Secret」というものがあり、こちらはトップページのフォームにメッセージ入力後、表示させるための合言葉を決める必要がある。つまり、発行されるURLと合言葉の2段階で安全性が高められる。
基本的には1度表示すると内容が消えるほか、送信側が「Burn this secret」をクリック、または送信から7日経つとメッセージは消去される。さらにユーザー登録すれば保存期間が14日になるほか、URLをサイト上から直接送信できるようにもなる。
どちらのサービスを使うかは好み次第だが、うまく使えばファイルやパスワード送信の安全性向上に役立ってくれるはず。
ただし、くれぐれもURLとパスワード、両方を同じサービスで送ることは避けておきたい。
たしかに二度は表示されないのだが、本当にサーバーから消えているかどうかは残念ながら利用する側が確認できない。両方をあわせて始めて意味を持つような使い方を心がけよう。
※記事内容は2017年4月現在の情報を基に作成。
◆1回限りで見られなくなるWebサービスで機密情報を送る
セキュリティ意識の向上が叫ばれて久しいが、パスワード類をメールで送るには、やはり危険が伴う。そんなときは今はやりの“消えるサービス”を活用するという手段もある。消えるサービスは、SNSなどを中心に多くのものが登場してきているが、ビジネス利用するなら、できればメールなどで使いたい。
昔から“読んだら消えるメール”などがいくつか発表されてきたが、今回紹介する「Kevlar.io」というサービスは、一度生成されたページは2回以上は見られないというのが特長となっている。
使い方はいたって簡単。
(1)「Kevlar.io」のトップページにアクセス
(2)中央の窓に相手に伝えたい内容を書き込み「Create Secret」ボタンをクリック
(3)URLが発行されるのでコピーし、メールなどで相手に送信
会員登録なども不要な上、シンプルかつ単純な操作方法だけで使えるのはありがたい。
◆入力内容は英数字だけでなく日本語も使用可能
サービス自体には送信フォームはないため、URLを送るときには自分でメールに貼り付けるなどの作業は必要だが、受け取った相手はURLへアクセスし、「I understand, show me the message」という文字をクリックすれば、入力した内容を見ることができる。URLを受け取った相手が内容を表示させたと同時に、サーバーから消去され、その内容を二度と見ることはできない。
仮にリロードなど再表示させようとしても、「404」の数字と共にすでに削除された旨を伝える英文が表示されるだけだ。
送信できる内容は英数字だけでなく、日本語も送信できるほか、そこそこの長文にも対応している模様。送信者が内容を削除したりパスワードによる保護などはできないなど、機能こそ最小限だが、広告がなくシンプルという使いやすさは、かなりのメリットだろう。
◆ビジネス利用する際は他の方法との併用が大事!
「Kevlar.io」サービスの活用法としては、たとえばファイル転送サービスを使う場合、URLは普通にメールで送り、パスワードで同サービスを使うなど、アクセス先とログインに必要な情報を分けて送れば、さらにセキュリティを高める効果に期待できるはず。似たようなサービスに「One-Time Secret」というものがあり、こちらはトップページのフォームにメッセージ入力後、表示させるための合言葉を決める必要がある。つまり、発行されるURLと合言葉の2段階で安全性が高められる。
基本的には1度表示すると内容が消えるほか、送信側が「Burn this secret」をクリック、または送信から7日経つとメッセージは消去される。さらにユーザー登録すれば保存期間が14日になるほか、URLをサイト上から直接送信できるようにもなる。
どちらのサービスを使うかは好み次第だが、うまく使えばファイルやパスワード送信の安全性向上に役立ってくれるはず。
ただし、くれぐれもURLとパスワード、両方を同じサービスで送ることは避けておきたい。
たしかに二度は表示されないのだが、本当にサーバーから消えているかどうかは残念ながら利用する側が確認できない。両方をあわせて始めて意味を持つような使い方を心がけよう。
※記事内容は2017年4月現在の情報を基に作成。