
「モーメント」や「メモリー」などiPhoneの「写真」アプリ内にある言葉の意味&使い方は?
2017/08/01iOS 10になり、大幅な変更があったiPhoneの「写真」アプリ。実は、理解すればかなり便利な機能もある。各機能の意味と使い方を知れば、きっと写真を探すのも楽しくなるはず!
◆目当ての画像を探すには「モーメント」や「コレクション」などを活用
iPhoneで「写真」アプリを立ち上げると、「写真」「メモリー」「アルバム」といったタブが画面下に並んでいる。設定によっては、さらに「共有」というタブも表示される場合もあり、写真を見るだけでなく、いろいろな機能を使うことができるのだ。
ただ、各機能をどう使えばいいのかよくわからない……という人も多いだろう。
まず、「写真」という項目は、写真を撮影した時期や場所から画像や動画を探すことが可能。タブをタップすると、「モーメント」「コレクション」「年別」という3種類の区分けが選べる。
・モーメント:保存されている画像すべてが、撮影日時や場所ごとに自動分類されて表示
・コレクション:写真を撮影した場所別に分類
・年別:ネーミングからもわかるとおり、撮影した年別に写真を分類
これら分類モードのいずれかを選び、撮影した時期などを指定すれば、画面を長々とスクロールする必要なく、探している写真を見つけやすくなるのだ。
撮影場所の地図を表示することも可能なので、旅行先で撮った写真も簡単に探せてしまう。それぞれの区分けの意味さえ知っておけばいいので、今まで使ったことがなかった人は、試してみてほしい。
◆自動で写真を整理&ムービー化してくれる「メモリー」機能
iOS10で追加された「メモリー」は、iPhoneで撮影した写真やビデオを自動的にまとめて整理してくれる機能。複数枚の写真やビデからムービーを自動で作成し、BGMまでつけてくれるというのだから面白い。
写真アプリを起動してメモリータブをタップすると、ある程度の画像や動画が保存されていれば、期間や日付などでまとめられたメモリーが表示される。どれかひとつを選び「?」マークを押せば、ムービーを見ることができる。「今年のベスト」や「過去3か月のベスト」といったようなまとめ方もあり、意外に楽しませてくれる。
メモリーはカスタマイズもでき、タイトルやBGM、再生時間などの変更が可能。BGMはマイミュージックからも選べるので、お気に入りのアーティストの楽曲にすれば、気分も盛り上がるはず。
また「モーメント」や「コレクション」、人ごとに写真をまとめられる「ピープル」などを使っても、メモリーを作成できる。メモリーに写真を追加するには、「モーメント」「コレクション」「年別」または「アルバム」の見出し部をタップし、「メモリーに追加」を押せばOK。
かなり簡単に作れるので、家族旅行をはじめイベントがあった日付などを選び、思い出いっぱいのムービーがお手軽に作ってしまおう!
完成したメモリーを保存しておく場合は、画面下の方までスクロールしていき、「お気に入りのメモリーに追加」を、不要になったものは「お気に入りのメモリーから削除」をタップすればいい。
今回紹介した機能を使えば、写真整理ができるだけでなく、普段は意外に見落としがちな写真も新たな感動を与えてくれるはず。iPhoneでの写真整理に活用してみては。
※記事内容は2017年7月現在の情報を基に作成。