【LINE】鉄壁のプライバシー設定でもOK!友だち追加は「QRコード」が最適な理由

2017/11/07

LINEでアカウント乗っ取りなどを警戒して施した鉄壁のプライバシー設定がアダとなって、新しい友だちを追加できなくなってしまった経験はないだろうか。ここでは、LINEアプリのセキュリティ設定を変えずに友だち追加を行う方法をご紹介しよう。

◆LINEで知らない相手からの友だち申請を拒否する設定方法は

本題に入る前に、LINEで知らない人からのメッセージや望まぬ友だち申請を受け取らないための設定方法をおさらいしておこう。設定の手順は次の通り。

(1)メニュー内「…」(その他)、「歯車アイコン」(設定)をタップし、「友だち」を選択
(2)「友だちへの追加を許可」と「友だち自動追加」を両方オフにする

また、電話番号を交換済みの知り合いからの友だち追加を避けたい場合は、

(1)メニュー内「…」(その他)、「歯車アイコン」(設定)をタップし、「プライバシー管理」を選択
(2)「メッセージ受信拒否」をオンにし、「IDによる友だち追加を許可」をオフにする

という操作も合わせてしておくといい。「友だちの自動追加」のチェックを外しておけば、自分のアドレス帳に登録した人をうっかり友だちに追加してしまうこともなくなる。

ここで間違えると面倒なことになるので繰り返すが、「メッセージ受信拒否」をオンにして、「IDによる友だち追加を許可」をオフにするのが正しい手順だ。

これで迷惑メッセージや望まぬ相手からの友だち申請に惑わされることなく、安心してLINEアプリを使うことができるはず。だが、この設定がアダとなって、新たな友だちを追加できなくなることもあるのだ。

◆QRコードによる友だち追加が確実

ここでは先ほど説明した手順を踏み、“鉄壁のセキュリティ”を施していることを前提に話を進める。

LINEで友だち登録する方法は下記の通りいくつかある。
・SMSやメールによる招待
・ID/電話番号による検索
・「ふるふる」機能の利用
・QRコードの読み取り

まずはSMSやメールによる招待。この機能を使うには、端末の設定を変更しなければならないので、鉄壁のセキュリティ派には不向きだろう。

次に、ID/電話番号による検索だ。「IDによる友だち追加を許可」はオフになっているはずなので、IDでの検索は不可能。また、「設定」→「友だち」→「友だちへの追加を許可」をオフにした時点で、電話番号の検索もできなくなっているはずなので、この方法も使えない。

万が一、相手がセキュリティを解除してくれたとしても、電話番号検索を利用すると、年齢認証が必要になる。キャリアのサービスに飛ばされてLINEとは違うパスワードの入力を求められたりと、やや面倒な側面がある。

では、同時に端末をふって友だち申請を行う「ふるふる」はどうか。

これはGPSがオンになっていて、かつLINEアプリが端末の位置情報へのアクセスできる状態でなければ使えない上、近くにいる見知らぬ人が「ふるふる」してしまった場合、その人のLINEアプリにも自分のIDが表示されてしまう可能性がある。

拒否すればすむ話だとしても、セキュリティ重視派にとっては気分がよくないだろう。というわけで、こちらも推奨はしにくい。そうなると、ベストな方法は「QRコード」による友だち追加になるだろう。

◆QRコードによる友だち追加方法:相手が近くにいる場合

つながりたい人が近くにいて、相手がQRコードを出してくれた場合は、

メニュー内「…」(その他)→「友だち追加」→「QRコード」でQRコードリーダーを起動→その場で相手のQRコードを読み込み「友だちリストに追加」をタップ

という操作をすればOK。なお、自分のQRコードを表示させる場合は、以下のいずれかの方法で「マイQRコード」を呼び出そう。

・QRコードリーダーが起動している状態で表示される「マイQRコード」をタップ
・メニュー内「…」(その他)、「歯車アイコン」(設定)→「プロフィール」→「マイQRコード(QRコード)」の順に選択


なお、相手が近くにいればBluetoothなどで読み取り合うこともできるが、知らない人が紛れ込むと面倒なので、こちらは避けたほうが無難だ。

◆QRコードによる友だち追加方法:相手が近くにいない場合

相手が近くにいなくても、QRコードはSMSやメール、SNSで共有することができる。

まずはAndroidの場合。

(1)「マイQRコード」を表示させて、画面右上のメニューボタンをタップ
(2)「メールで送信」を選ぶと、「操作の選択」という送信方法を選ぶメニューが表示されるので、いずれかを選択

あとは送信する相手を決めれば、こちらのIDへのリンク情報が送信されるので、相手がQRコードをタップした時点で申請が届く。また、「端末に保存」を選んでSNSなどを介して送った場合、受け取った側はQRコードリーダーの画面左下にある「ライブラリ」から、QRコードを読み取ることになる。

続いてiPhoneの場合。

(1)「マイQRコード」を表示させて、画面右上のメニューボタンをタップ
(2)「共有」を選び、「メッセージ」アプリやSNS、AirDropなどQRコードを送る方法を選択

電話番号を登録している相手に送る場合は、「メッセージ」が便利だ。友だち追加が完了したら、送った相手以外が利用するのを防ぐため、忘れずにQRコードを更新しておこう。手順は、「マイQRコード」の画面右上のメニューボタンをタップ→「QRコードを更新」を選択でOK。これで更新前のQRコードが無効になる。

自分はわかっていても、相手がLINEに慣れていない場合がある。いつでも先導できるよう「マイQRコード」の出し方だけでも覚えておくといいだろう。

※記事内容は2017年10月現在の情報を基に作成。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。

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