
【保存版】自分を守る!近所の河川の水位や地域の災害情報をスマホで確認する方法
2017/12/08異常気象が続く昨今、もはや他人事ではない大型台風による洪水被害。
危機が迫ったときには、スマホなどでもすぐ見られるネットを活用して自身の身を守りましょう。
実は、河川の水位や氾濫予測は、ネットから簡単に確認できます。
災害が起きる前に知っておきたい災害時の情報収集についてはこちらの記事もチェックしてみてください。
大雨時はテレビや自治体の情報だけでは不安?
ここ数年、季節外れの大型台風が来襲したり、ゲリラ豪雨が多発するなど、大雨による災害が数多く発生しています。河川の近くに住まわれている方は、そのたびに不安な夜を過ごされていることでしょう。
ところが、頼りにしたいテレビの報道は“マス”が前提なだけに、ほかの出来事がメインで特集されて、災害関連の情報が少ない場合も珍しくありません。
たとえば、季節外れの大型台風と衆議院選挙が重なった2017年10月22日などは、テレビ各局が選挙速報一色に染まる中、関西地区でいくつもの河川が氾濫しました。たしかに選挙も大事ですが、複数の河川が氾濫寸前なことすら報じられない状況はいかがなものでしょうか。
一方、自治体の警報や避難勧告にも、災害のたびに「不十分だった」という声が挙がります。肝心の情報が住民に届かないケースも多く、大丈夫なのか……と不安に感じている方も多いことでしょう。
「自分の身は自分で守る」ために、ネットの情報も活用
そこで有効なのが、ネット情報です。もっとも不安な河川の氾濫は、言い換えれば“目に見える”、数値化できる情報です。日本全国の各河川では24時間・365日、水位が観測されていますから、その情報をネットでチェックしておけば、いざというときに避難が遅れる可能性は減らせるはずです。
河川を管理する国土交通省は、川の防災情報というサイトを公開しています。まずは、ここをブックマークしておきましょう。
水位や雨量、各観測所の水位変化から警報や予知まで、河川の情報がすべてわかる、とても有用なサイトです。
洪水に備えて避難すべきかが一目でわかる「基準水位」
なかでも重要なのは、「河川・観測所検索」です。最寄りの河川名を入力すれば、その河川の観測所一覧が表示され、お近くの観測所で記録された水位を1時間単位でチェックできます。
「河川の水位の時間変化」を見れば、水位の数値だけでなく、その時点での危険度が色別で表示され、避難するべきかどうかも一目でわかります。
【基準水位】
・氾濫危険水位(赤色):いつ氾濫してもおかしくない危険な状態
・避難判断水位(橙色):一定時間後に氾濫の危険がある状態
・氾濫注意水位(黄色):河川の水位上昇が見込まれる状態
・水防団待機水位(緑色):水防団が水防活動の準備を始める目安
水位グラフとともに上記の各情報が表示されるので、「避難判断水位」(橙色)なら避難準備を、「氾濫危険水位」(赤色)ならすぐに避難と覚えておきましょう。「氾濫注意水位」(黄色)=避難場所の確認&家族への連絡、などと決めておくことも有効です。
必要十分な情報が見られる「YAHOO!天気・災害」もオススメ!
このように有用な「川の防災情報」ですが、少しとっつきにくく、必要な情報が探しにくいという難点もあります。一般利用には、情報が多すぎる面も否めません。
そう感じられた方は、「YAHOO!天気・災害」が便利でしょう。「河川水位情報」ページで河川名を検索すれば、上記の“必要十分なだけの”情報がすぐに確認できます。国土交通省のデータが基なので、数値は「川の防災情報」と同じです。
こうしたサイトをチェックすれば、誰でも河川の氾濫に備えることができるはず。河川の近くにお住まいの方は、ブックマークをお忘れなく!
大雨や暴風などの災害時にはプロバイダー料金をサポートしてくれる事業者もあります。ご利用のプロバイダーサポートページを普段からブックマークなどしておき、いつでも確認しておけるようにしておきましょう。
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・令和5年石川県能登地方を震源とする地震に対する支援措置について
・令和4年12月18日からの大雪による災害に対する支援措置について
・令和4年台風第14号による災害に対する支援措置について
・令和4年8月3日からの大雨による災害に対する支援措置について
・令和4年7月14日からの大雨による災害に対する支援措置について
・令和4年福島県沖を震源とする地震に対する支援措置について
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