これは便利!カメラで写したものの情報をネットから引き出す「Google レンズ」の活用法6選

2019/10/25

皆さんは「Google レンズ」を知っていますか?自然の草花や動物、街の情報、気になる雑貨やファッションアイテム、そして目の前にある紙資料まで、スマホのカメラに映る身の回りのあらゆるものを調べて、「知りたい」を満たしてくれる画期的な機能です。ここでは、旅行や買い物がもっと楽しくなるGoogle レンズの便利な活用法を紹介します。

◆「Google レンズ」でできること

「Google レンズ」とは、Googleが開発した画像認識技術を生かし、カメラで写したものの情報をインターネット上から引き出す便利機能。単に被写体について調べるだけでなく、印刷物からテキストを抽出したり、ルートを調べたり、翻訳したりと、さまざまな情報を得られます。

主な機能を以下に紹介します。

(1)動物や植物について知りたい

公園に咲き誇る花や街路樹の名前、散歩中に出会った犬の種類などをスマホのカメラを向けるだけで調べられます。

(2)周囲のスポットについて調べる
旅先やショッピングに出かけた先で気になったランドマークの情報や評価、営業時間、歴史などを瞬時に知ることができます。

(3)印刷物や看板などからテキストを抽出し操作

街中のサインから電話番号を読み込んで電話をかけたり、メニューから料理を検索したり、印刷物からテキストを抽出・翻訳したりといった操作もボタンひとつで。

(4)バーコードをスキャンして商品情報をチェック&購入も可能

飲料や冷凍食品、菓子類、調味料、化粧品、文具、雑誌などのバーコードをスキャンすることで、商品情報のチェックやショッピングサイトで購入もできます。

(5)気になるファッションアイテムや雑貨を探して購入
ショーウィンドウで見かけたファッションアイテムや家具、生活雑貨にレンズを向ければ、同じ商品や類似品を探して購入も可能です。

(6)本の表紙やCDのジャケットを読み取ると・・・
本やCDはバーコードのスキャンでも情報が引き出せますが、表紙やジャケットを読み込んでもOK。CDに関しては、1タップでYouTubeのオフィシャル動画に飛べるケースも。

◆旅やショッピングが楽しくなる「Google レンズ」の活用術

旅先で出会った野鳥やめずらしい植物、初めて見る車や電車、その土地ならではの食や名所旧跡など、目にとまったものすべてにレンズを向けてみては?ガイドブックでは知り得ない意外な魅力に気づけるかもしれません。

ショッピング中も、気になるアイテムやメニューの情報をチェック。ほしいものはたくさんあるけど、全部買うには予算が足りない。そんなときはGoogle レンズで理想のスタイルに似たリーズナブルな価格の商品を探してみるのも一手ですね。

ただし、店内撮影禁止の店もあるので、Google レンズを使うときは周囲の状況チェックと気配りをお忘れなく。

◆OSやデバイスによって異なる「Google レンズ」の起動方法

Google レンズの利用法は、OSやデバイスによって大きく異なります。

【Androidの場合】
使っている端末などにもよりますが、次の順番で試してみてください。

(1)「Google レンズ」アプリがダウンロード可能な機種はGoogle Play ストアで入手して使用

(2)それ以外の機種は「Google アシスタント」を立ち上げ、起動画面が表示されたら上にスワイプ。画面下部にレンズマークがあればタップして「Google レンズ」を起動(※Android6.0以降)。

(3)上記どちらにも当てはまらない場合、「Google フォト」で撮影済みの写真を開き、ゴミ箱の左側にあるレンズのマークをタップして使用。
※「Google フォト」アプリを使用する場合のみ、その都度撮影する必要があります。

【iOSの場合】
iPhoneで「Googleレンズ」を利用する際は、次のいずれかの方法で起動してください。

(A)iOS版の「Google」アプリを起動し、検索フィールド内に表示されたレンズアイコンをタップ

(B)上記の方法で起動できない場合、「Googleフォト」アプリをインストールして起動。画像を選ぶと表示されるレンズアイコンをタップ

あとは調べたいものにレンズを向けるだけ。情報を得たいときはレンズのマークを、テキストを抽出したいときはテキストマークを、テキストを抽出して翻訳したいときは左端の翻訳マークを、商品情報をチェックしたいときはカートのマークを、そしてメニューから料理を検索したいときは右端のカトラリーのマークをタップ。

あとは直感的に操作しながら、身の回りにあるものにレンズを向けてみてください。

※記事内容は2019年9月現在の情報を基に作成。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。

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