
小学生・中学生・高校生にスマホを持たせるなら「格安スマホ」に注目!
2018/01/25昔と今は違う……なんてことはよく聞きますが、今やスマホがあるのが当たり前の時代。持っている世代も低年齢化が進んできています。親からすれば子供にスマホを持たせることに不安を感じるでしょうし、そもそも月額料金の負担も大きいです。今回は小学生・中学生・高校生に持たせるスマホについて考えてみましょう。
◆子供にスマホを持たせても大丈夫? スマホって必要?
SNSトラブルや有害サイトへのアクセスなど、そもそも子供にスマホを持たせることに不安や抵抗がある人も多いかもしれません。
内閣府による「青少年のインターネット利用環境実態調査」では、スマホを所有している割合は、小学生で27.0%、中学生になると51.7%、高校生では94.8%という調査結果が出ています。高校生はまだわかりますが、小学生や中学生もかなり高い数値で、思っている以上に小さい頃からスマホに慣れ親しんでいるようですね。
こうなると親子の連絡手段や防犯以外にも、子供たち同士の交流に必要といった一面もあるでしょう。
では、子供にスマホを持たせる際に、重視すべきポイントは何でしょうか。年齢や使い方にもよるとは思いますが、次のような点を検討してみてください。
・利用制限はできるか
・位置情報の確認は可能か
・フィルタリング機能が搭載されているか
・防犯面で役立つか
・月額の基本料金が高くないか
◆小学生にスマホをもたせる際に気を付けたいこと
まず小学生など小さな子供の場合、位置情報サービス(GPS機能)や、アプリやゲームを親側で制限できるオプションがあるものを中心に選択していきましょう。
GPS機能は子供がどこにいるかを把握できるほか、あらかじめ特定の場所を設定しておくことで、その方向へ子供が向かうとアラートによりお知らせしてくれるものもあります。
また、新しくアプリなどをインストールする際は、親の確認が必要な制限をかけておけば、子供にはふさわしくないコンテンツへの接近を防ぐこともできます。
フィルタリング機能も、アダルトサイトや暴力的な表現が含まれたサイトなどを興味本位で覗いて、悪影響が及んだりトラブルに巻き込まれる可能性を下げてくれます。
◆中学生・高校生の子供にスマホを持たせる場合は話し合いが大切
子供が中学生や高校生にもなると、あまりにも親の管理を押しつけすぎると、子供の自我を傷つけてしまう可能性も……。特にアプリやインターネットの利用を制限する場合は、必ず子供と話し合って納得させることも大切です。
また、年齢が上がっていくのと同時に、単純な利用制限のみではなく、インターネットとの正しい付き合い方を教えていくことも、これからの子育てには求められてくるのではないでしょうか。
◆格安スマホ&見守りサービスで安心した利用を実現
子供にスマホを……となったとき、年齢層にもよりますが、キッズスマホを思い浮かべる方も多いでしょう。たしかに子供を見守るための機能が充実していますが、残念ながら一部のキャリアでしか展開されていません。
また、基本が低年齢層向けの設計となっていることが多いため、中学や高校に上がるごとに機種変というのも、コストがかさんでしまいます。
そんなときは安価な端末のラインナップが多く、通信コストも抑えやすい格安スマホに注目してみてください。格安スマホの中にも子供や家族向けのサービスを提供している事業者もありますし、仮に機能が物足りないと思っても、キャリア以外の見守りアプリやサービスを追加で導入すれば問題ありません。
たとえば、月額400円(税込)で利用できる「スマモリ」なら、利用制限やWebサイトのフィルタリング、子供がスマホをどう使っているかを確認できるなど、さまざまな機能が充実しています。スマモリはAndroid専用アプリですが、探してみるといろいろな見守りアプリが見つかります。
気になる利用料金についても、大容量を家族みんなでシェアできるプランを利用すれば、トータルでの節約も期待できます。
最近はLINEなどが連絡手段の中心となっていることもあり、持っていないというだけで仲間に入れず……なんてこともしばしば。家族同士の連絡手段としてだけでなく、友だちとの円滑なコミュニケーションのためにも、子供のスマホ所有を前向きに考えてみてはどうでしょうか。
※記事内容は2017年12月現在の情報を基に作成。