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LINEを装う迷惑メールに注意|詐欺手口と対策について解説

2021/07/08

LINEは電話番号やメールアドレスを知らなくても、気軽に連絡が取れる便利なツールです。しかし、近頃はその便利さを狙った悪質な迷惑メッセージが増えています。今回はLINE公式になりすました迷惑メールが届いた時の対処法について解説します。

また詐欺被害から身を守るための対策についてもご紹介しますので、ぜひ本記事を参考にセキュリティの向上を目指してください。

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LINEになりすました迷惑メールが届く理由

多くの方が利用しているLINEを狙って、LINE公式になりすました迷惑メール詐欺が流行しています。メールとして届くものもあれば、LINEに突然迷惑メッセージが届くことも。ここではLINEになりすまして行われる詐欺の概要について、解説していきます。

LINEのなりすましとは?

LINEのなりすましとは、LINE公式からのお知らせになりすまして偽のサイトに誘導する悪質な詐欺行為です。LINEの場合は、通常の迷惑メールに加えてLINEアカウントに直接迷惑メッセージが届くこともあります。

LINEはユーザーが多く、不安を煽って偽のサイトに誘導する、なりすましメールが多発しています。中には「アカウントがロックされたので、至急パスワードを変更してください」と緊急性を煽ってくるメールもあるので注意が必要です。

LINEアカウントが狙われている

迷惑メールの狙いは、LINEアカウント乗っ取りや個人情報の奪取です。LINEのログイン情報や個人情報を誘導された偽サイトで入力してしまうと、アカウントが奪われてしまう危険性があります。

奪われたアカウントは、詐欺を行うためのアカウントとして悪用される可能性もあるため、ログイン情報の入力には注意が必要です。迷惑メールが頻繁に届くようであれば、登録メールアドレスが流出していないか、検出できるサービスもあります。

詳しくはこちらの記事で確認してみてください。

個人情報流出対策|メールアドレス登録だけで情報流出を検知する方法

 

LINEになりすました迷惑メールの事例

ここで現在確認されている、LINEになりすました迷惑メールの事例をご紹介します。
LINEのなりすまし迷惑メールは、メッセージで届くケースとメールアドレスに届くケースがあります。

メッセージには以下のようなものがあります。

・お客様のLINEアカウントに異常ログインされたことがありました。
・お客様のアカウントの安全のために、ウェブページで検証してお願いします。



本文にログイン画面へのURLが記載されていて、アクセスを要求しているものが多いのが特徴です。また、無理に翻訳をかけたような違和感があるため、よく読んでみると不審なメールであることに気付くでしょう。

なりすましメールが届く方法は異なっても最終的には偽サイトに誘導し、LINEアカウントなどの個人情報を盗み取ることが目的です。記載されたURLにアクセスしないように、日頃から注意しておきましょう。

LINEのなりすましメールが届いた時の対処法

なりすましメールの目的、事例をご紹介したところで、実際に迷惑メールが届いた時の対処法について解説していきます。

不審なメールはすぐに削除する

事例のようなメール、身に覚えのないログイン通知など不審に感じるメールは、開かずにすぐ削除してください。なりすましメールは巧妙に作り込まれているため、気をつけないと誤って記載されたURLにアクセスしてしまう危険性があります。件名や本文に違和感を覚えたら、放置せずにすぐ削除しましょう。

またLINEメッセージに直接なりすましメールが届くようなら、受信拒否設定がおすすめです。

LINEで勝手に友だち登録させない方法とは? 迷惑メッセージも完全拒否!

 

ネットを切断して、ウイルス検知ソフトを使用する

記載されているURLにアクセスしてしまった場合は、すぐにインターネットを切断してウイルス検知ソフトを使用してください。ネットを切断しておけば、万一ウイルス感染していたとしても被害を最小限に抑えられます。

知らないアプリがダウンロードされていないか確認し、ウイルス検知ソフトで特に問題がないようであればインターネットに再接続して問題ありません。使用しているウイルス検知ソフトに、不審なURLへのアクセスをブロックする機能があると便利です。

情報を入力してしまったら?

偽サイトでLINEアカウントのパスワードなど、個人情報を入力してしまったら、すぐにIDとパスワードを変更してください。特にLINEアカウントは乗っ取られてしまうと、登録している友だちにも被害が出てしまいます。

また入力してしまった情報を使い回している場合は、そのサービスのID・パスワードも変更しておきましょう。LINEアカウント以外でも、個人情報はいつどこで悪用されるかわかりません。不正アクセスから身を守るためにも、サービス毎にID・パスワードは設定してください。

迷惑メールの被害から身を守るための対策3つ

LINEだけでなく、様々なサービスを騙ったなりすましメールが増加傾向にあります。迷惑メールの被害から身を守るために、普段からセキュリティ意識を高めておくことが必要です。

ここで簡単に取り入れられる迷惑メール対策3つをご紹介します。

・スマホ・PCのOSは常に最新にしておく
・パスワードは使い回さない
・セキュリティソフトを利用する

順番に見ていきましょう。

スマホ・PCのOSは常に最新にしておく

スマホやPCのOSには、便利な機能の他にセキュリティを向上させるプログラムも搭載されています。日々増え続けるウイルスの被害から身を守るためにも、常に最新OSにアップデートしておきましょう。

アップデートの際は事前にバックアップを取っておくなど、いくつか注意しておきたいポイントがあります。特にスマホは最新OSにアプリが対応していないなどのトラブルが起きやすいので、注意してください。

スマホのOSアップデートは毎回必要?しないとどうなる?

 

パスワードは使い回さない

パスワードは予測しにくいものを設定し、使い回さないように注意してください。万一パスワード情報が漏れてしまった場合、同じパスワードを設定している他のサービスで被害に遭ってしまう可能性があります。

予測されにくいパスワードの設定や管理が難しいと感じる方は、@niftyセキュア・プライバシーのような管理ソフトの利用がおすすめです。

@niftyセキュア・プライバシーは、強力なパスワード生成や管理はもちろん、情報が流出してしまった時も検知してくれます。1契約で7台までインストールできるので、家族で共有して利用できます。

 

覚えられないから…とパスワードの使い回しは危険! 想定されるリスクと対策方法

 

セキュリティソフトを利用する

セキュリティソフトは、インターネットを安全に楽しむ上で欠かせないソフトです。スマホやPCがウイルス感染しないように、常にウイルス検知機能が働いています。またウイルスを検知した場合はすぐに駆除が行われ、不審なURLへのアクセスをブロックしてくれる機能が搭載されている場合もあります。

例えば常時安全セキュリティ24は、上記の機能に加えてネットバンキングの保護機能も搭載されています。巧妙に作られている偽サイトでも、しっかりとアクセスをブロックしてくれるのでオンライン決済を行う際も安心です。

スマホやパソコンを守るセキュリティソフト「常時安全セキュリティ24」おすすめの理由

まとめ

今回はLINEになりすました迷惑メールについて解説しました。迷惑メールはいつどこで届くかわからないため、普段からセキュリティ意識を高めておく必要があります。

ご紹介している「常時安全セキュリティ24」は、ひとつのライセンスで最大7台まで対応できるので、家族全員のパソコンやスマホを守ることができます。また有害なサイトにアクセスしようとした際に警告画面が表示されるため、偽サイトに個人情報を入力してしまう心配もなくなります。

セキュリティソフトをまだ導入されていない方は、この機会にぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。
※利用料金などの詳細は「常時安全セキュリティ24」ページにてご確認ください。
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※2021年7月時点の情報です。
※iOSはウイルススキャンに対応していません。

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