
二度寝を未然に防ぐためのiPhoneアラーム活用術&おすすめアプリ2選
2019/05/02 藤田 智美直感的な操作性に人気が集まるiPhoneですが、アラームに限れば、意図しないアラーム解除が起こりうる直感操作は、必要ないと思う人もいるのでは? 今回は、寝ぼけてアラームを解除してしまっても寝坊を防げる、上手なアラーム活用法を探っていきます。
◆寝ぼけた自分を信用するべからず
iOS純正のアラームは「停止」ボタンをタップしたが最後、たとえスヌーズ設定していたとしても解除されてしまいます。
なかには微妙な時間差で他アプリをセットする人もいるようですが、純正アラームは通知バナーをタップすることでも解除されるので、無意識に操作してしまった場合は寝坊のリスクが高まりそうですよね。
一発で起きる自信がない人は、寝ぼけた自分を信用せず、フェイントをかけるつもりで作戦を練る必要があります。そこでおすすめしたいのが、アラームを複数かける方法です。
iOS純正のアラームは、いくつでも設定できます。
・Siriに「○時にアラーム」「○時△分に起こして」と頼むだけ
と、準備も簡単です。
仮に5分おきに6つセットしたと仮定します。無意識のうちに「停止」をタップしてしまっても、5分後には2つめのアラームが鳴り始めます。もし「停止」ではなく「スヌーズ」をタップしていたら、9分後には最初のアラームがスヌーズで鳴り出し、さらに1分後には3つめのアラームが鳴り響くことに。
iPhoneのアラームは音も個別に設定できるので、それぞれ異なるサウンドをセットしておくのもいいでしょう。サウンドを設定するには、
・「時計」アプリ→「アラーム」→「編集」→「サウンド」から好みの音を選択
ここではアラーム音だけでなく、「ミュージック」に取り込んだ楽曲から選ぶことも可能なので、いろいろ試してみてください。
◆目覚ましアプリとの併用も
純正アラームは1タップで止められるため、慣れてしまうと寝坊のリスクが高まる可能性も。時には、ほかのアラームアプリと併用し、寝ぼけた自分をだますことも必要です。おすすめはこのアプリ!
・おすすめアプリ(1)「おこしてME」

アラームの止め方を自分で設定できる目覚ましアプリ。ストップボタンをタップするだけのシンプルなものから、体を動かしたり数学の問題を解いたり、立ち上がって課題をこなしたりといった方法まで、アラームの止め方は実に多彩です。強度や難易度、問題数なども設定可能です。
・おすすめアプリ(2)「Sleep Meister – 睡眠サイクルアラームLite」

眠りが浅くなったタイミングで起こしてくれるアラームアプリ。睡眠の質の改善にも役立ちます。いびきの録音機能もお役立ち。
◆良質な眠りが快適な目覚めにつながる
眠りの質が向上すると、目覚めも変わってきます。快適な朝を迎えるためには、枕やマットレスなどの寝具を見直したり、就寝前のスマホ操作を控えたりといった対策も必要。激しい運動も避けた方がいいでしょう。
寝ぼけた自分ほど手ごわい相手はいません。二度寝を防ぐためにも、万全の対策をほどこしたいものです。
※記事内容は2019年4月現在の情報を基に作成。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。