料理がもっと楽しくなるプチDIY!キッチン専用スマホ&タブレットの作り方

2018/02/22

キッチンに置かれたタブレットやパソコンで、レシピサイトを見ながら笑顔でクッキング! というスマートなキッチンにあこがれる方は多いのでは。とはいえ完全防水の製品は高価なので、DIYでのキッチン用端末作りを考えてみましょう。

◆古いスマホやタブレットをキッチン端末に!

スマホやタブレットでお料理のレシピを調べ、日々の食事の支度に活かしている方は多いはず。でも、お料理しながら確認していて、うっかりお鍋の中に落としてしまった……となれば、目も当てられません。

キッチンに専用の端末や小型パソコンを置ければ……。そんなふうに思われたことはありませんか?

そこでまず考えなければならないのは、「液晶画面の汚れ」です。

スマホやタブレットの液晶画面は、目に見えない雑菌だらけ。その画面に触れた手で食材を扱うのNGですし、調理で油まみれになった指先でタッチすれば、スマホもベトベトになってしまいます。

そのため、「液晶保護シート」は必須です。できればキッチン専用スマホorタブレットを用意して、新品のシートに貼り替えましょう。機種変更で余っている古い端末などを、活用するいい機会ですね。

◆タッチパネル対応の液晶ディプレイ&NUCでキッチン用パソコンを!

もっと快適に使えるキッチン用パソコンを考えるなら、タッチパネル対応の液晶ディプレイを使います。価格は10インチで3万円前後、15インチで4万円台といったところでしょうか。

本体には「NUC(Next Unit of Computing/ネクスト・ユニット・ オブ・コンピューティング)と呼ばれる超小型のパソコンが便利です。手のひらサイズの箱型(薄い正方形)なので、キッチンでの置き場所にも困らないはず。安いものは2万円前後から購入できます。

両方でスマホやiPhoneの新品が買えてしまう価格になるものの、OSにWindowsが使えるので汎用性は抜群。余っている端末がない方にはオススメです。

◆DIYで完全防水の端末を作ってみよう!

加えておすすめしたいのは、「液晶の防水加工」です。液晶保護シートだけでは防水にならず、濡れやすいキッチンでは故障してしまう恐れがあります。

そこで便利なのが、ホームセンターなどで売られているシリコンコーキング材(シーリング材)。セメダイン社のバスコークという製品が有名で、小さなチューブが500円前後から。もっと安いものでも、今回の用途なら十分でしょう。

このシーリング材を、液晶保護シートと筐体の隙間(フチの部分)に充填します。隙間部分以外は、シーリング材に付属のマスキングテープで保護してから作業します。

などと文字で書くと難しそうですが、DIYに興味がある方ならチャレンジできるレベルの比較的簡単な作業。お風呂や洗面台の補修よりお手軽なので、気になる方はホームセンターで店員さんに尋ねてみましょう。

ちなみに、シーリング材は切れ目を入れて引っ張ればビリビリとはがれます。失敗したときのために、シリーング剥がし材や剥がし用カッターもあると便利でしょう。いずれも数百円で購入できますよ。

◆端末の裏面も忘れずに保護! アームで固定して使い勝手アップ

スマホやタブレットの裏面・側面は、100円ショップでも買える背面カバーで保護します。端子部分の切り欠きを「防水テープ」などで塞いでおくことをお忘れなく。

ここまですれば完全防水ですから、洗剤と水でジャブジャブ洗っても問題なし! 汚れも気にせず使えると思います。

そのままどこかに置いても使えますが、液晶モニター用のアームで固定すれば、上下左右の使いやすい方向に動かせます。スマホやタブレットには、オートバックスなどで売られている車載用ホルダーを活用しましょう。

固定にはちょっと工夫が必要になる場合もありますが、本体を持つ必要がなく、片手で使えるのはとても便利! 普段の料理を楽しくするために、一度トライされてみてはいかがでしょうか?

※記事内容は2018年1月現在の情報を基に作成。

@niftyのおすすめインターネット接続サービス

  • @nifty光
  • ドコモ光
  • auひかり