紙に現像した写真はGoogle「フォトスキャン」アプリでデータ化して整理!

2019/05/28

今でこそ、デジカメやスマホでの撮影が主流になりましたが、小さい頃の写真などは紙で印刷した写真という人も、まだまだいるでしょう。ただ進学や就職で引っ越した場合、写真は実家という人も多いのでは? せっかくの思い出を宝の持ち腐れにしないためにも、Googleの「フォトスキャン」アプリで整理してみませんか。

◆紙焼き写真をスマートに管理するには?

紙焼きの写真をデータ化する方法はいくつかありますが、簡単かつお手軽という面では、Googleのフォトスキャンアプリも、おすすめのひとつです。

Googleのフォトスキャンアプリには、Android版&iOS版の両方が用意されていて、主な特徴は次の通りです。

(1)写真の端を自動的に検出してくれる
(2)遠近や角度の補正が可能
(3)複数の画像を組み合わせ反射除去できる


このアプリは、写真保存サービスである「Google フォト」と連携することで、簡単に紙の写真をデータ化できるだけでなく、アプリの顔認識機能を用いて被写体ごとに写真を分類したり、編集機能を利用して写真の加工をしたりも可能です。

◆フォトスキャンアプリの使い方を解説

さっそくフォトスキャンアプリの使い方を見ていきましょう。

(1)アプリを起動し、ボタンをタップしてスキャン開始
(2)画面中央に表示された「○」アイコンをガイドに従い「●」に合わせる
(3)四隅の「●」に合わせ終わると写真のデータが自動生成される

説明の都合上、3項目に分けて手順を解説しましたが、実際にスキャンしてみると、約1~2秒でスキャン操作が行え、簡単に写真をデータ化できてしまいます。

Googleフォトを利用してれば、データ化された写真データを自動的に保存(バックアップ)してくれます。

ちなみに、スキャン開始ボタンの下にあるペンのようなアイコンと稲妻のようなアイコンは、「光の反射除去」と「フラッシュのオン/オフ」を切り替えるボタンとなっています。

写真きれいにデータ化するため、最初はどちらも有効になっていますが、「光の反射除去」をオフにすれば四隅に合わせる操作のカットが可能です。

◆写真の日付や角を調整する方法も

思っている以上に、簡単に紙焼き写真をデータ化できますが、ここでいくつかアプリによる調整方法を紹介しておきます。

(A)写真の角調整
スキャンした写真が画面に表示さたとき、写真の端がずれていたりしたら、「角の調整」をタップ。その後、写真四隅をタップして写真の角を指定し、「+」マークが写真の角に重なる位置まで動かしてください。調整を終えたら「完了」をタップしましょう。

(B)写真の日付を変更
スキャンした写真は、保存された日付で登録されます。実際に撮影した日付にしたいのであれば、パソコンからGoogleフォトにアクセスして修正を行います。

(1)Googleフォトを開き、日付を変更したい写真を選択
(2)メニュー(縦に並んだ3つの点)→「日時の編集」の順に選択
(3)「日時をシフト」または、「同じ日時を設定」を選び、日付を変更

日付を変更したい写真は一度に複数選べ、「日時をシフト」では、それぞれの写真の時系列を追って保存、「同じ日時を設定」なら、選択した写真を同じ日時で保存できます。

紙焼きの写真をデータ化しておくことで、経年劣化してしまった、引っ越しの際に荷物が多い、どこにしまったか忘れた・・・・・・などのトラブルを防ぐことが可能。そして、いつでも手元で思い出を振り返れますので、写真の整理&管理にはデータ化がおすすめです!

※記事内容は2019年4月現在の情報を基に作成。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。

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