QRコード決済の“今さら聞けない”意外な便利さ&注意点とは?

2019/11/06

消費増税に関連したポイント還元事業で、利用シーンが急速に拡大するQRコード決済。一方で「こんなときはどうしたら?」「こんなこともできるの!?」といった注意点や利便性ポイントも少なくありません。皆さんは、どの程度までご存知ですか?

◆「**Pay」の “ユーザースキャン”は難しい!?

今や世の中は「**ペイ(Pay)」だらけ。初めてづくしでわからないことも多いQRコード決済の注意ポイントを、いくつか例を挙げながら見ていきましょう。

【ケース1】支払い操作を自分で行う「ユーザースキャン」の注意点
「**Pay」のQRコード決済には大きく分けて、

・ストアスキャン:店の人にQRコードリーダーで読み取ってもらう
・ユーザースキャン:利用者が自身で操作する

という2種類があります。

ストアスキャンは、たとえばポイントカードアップといった方法でも使ったことがある人もいると思いますので、あまり悩むことはないでしょう。「**Pay」アプリで、QRコードを表示させればOKです。

戸惑う方が多そうなのがユーザースキャン。利用の流れは、

(1)「**Pay」アプリで店頭レジ横のQRコードを自分でスキャン
(2)金額を自分で打ち込む
(3)「支払い」ボタンを自分でタップ~完了

というのが一般的で、支払いに関する操作すべてを“自分”で行います。

その際、支払金額の表示画面や、支払い完了画面を店の人に見せること。これは“支払ったフリ”で商品を騙し取る、詐欺行為ではないというアピールです。余計なトラブルを避けるためにも、スマホ画面をきちんと提示しましょう。

【ケース2】QRコードの偽物があるって本当?
レジ横などに置かれた「**Pay使えます」と記されたQRコード。大半は紙製の、簡易的なものです。

中国では、この上から偽物コードを被せたり、貼り付けたりなどして、不正利用する事件が発生しています。日本では起きていませんが、念の為、ユーザースキャン時の店名・金額表示を確認するようにしましょう。

◆支払いエラーや“割り勘”にもスマートな対応を

【ケース3】支払いエラーが起きてしまったら?
混雑しているレジ前でエラーが出ると、誰もがパニックになりがち。あせらず、いくつかのポイントを確認します。

(A)チャージ残高不足
もっとも多いケース。うっかりミスが不安な方は、オートチャージを設定するか、クレジットカード払いを利用しましょう。

電子マネー的な現金チャージと、手間いらずのクレジットカード払いを兼用できることもQRコード決済のメリット。必要に応じて、賢く使い分けましょう。

(B)登録済みクレジットカードのエラー
カードの有効期限切れか、利用限度額オーバーなケース。再設定には手間がかかるので、キャンセルしてほかの方法で支払いを。

(C)スマホの液晶ディスプレイは大丈夫?
画面の汚れや傷で、稀にQRコードを読み取れないことも。アプリの画面輝度アップ機能が働かず暗すぎるケースもあるので、暗いな・・・・・・と感じたら、手動で画面を明るくしてみましょう。

【ケース4】QRコードで割り勘ができるって本当?
各社QRコード決済には「個人間送金」という機能が備わり、いわゆる“割り勘”にも応用可能。たとえば「PayPay」アプリなら、わかりやすい「わりかん」ボタンまで用意されています。

手持ちの現金や小銭がなくてもクレジットカードで割り勘できるなど、飲み会や仲間内の集まりに便利な機能です。ただ、割り勘メンバー全員が同じ「**Pay」アプリを入れていなければ使えません。

また、送金された金額が「**Pay」でしか使えない「**マネー」なこともあるので、割り勘を仕切る幹事さんはご注意を!

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