Windows Updateの厄介者!?「KB890830」エラー発生時の対処法とは

Windowsのアップデート時、更新プログラム「KB890830」のエラーで失敗に終わるケースが頻発しています。そこで「『KB890830』とは?」「そもそも必要なのか?」「アップデートを成功させる対処法は?」など、さまざまな疑問を解決していきましょう。

◆Windowsアップデートでエラーを起こす「KB890830」って、何?

なにかと面倒なWindowsアップデートですが、最近はWindowsのバージョンに関係なく、「不明なエラー」を起こすケースが頻発しているようです。

その最大要因となるプログラムが、「KB890830」。「Malicious Software Removal Tool」=「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」のことで、パソコン内のマルウェア(=悪意のあるソフトウェア)をチェックし、見つかれば削除するツールです。マルウェアの防止効果はありませんが、必要なツールなので無視もできません。

定期的に最新バージョンが提供されるため、更新に成功したかと思えば、失敗することも…。原因不明で法則性がないことも、「KB890830」が厄介者扱いされる要因でしょう。

更新に失敗した場合は、以下の流れで対処します。

(1)Windows Updateを停止
(2)Windows Updateの一時ファイルを削除
(3)最新の「KB890830」を手動インストール
(4)Windows Updateを再開・再実行

最初は、(3)を省いてもOK。成功すれば手間を省けます。ダメな場合は、再度(1)からやり直しましょう。

◆「KB890830」でアップデートが失敗した場合の対処法

まずはステップ(1)から。

【Windows7の場合】(下記のどちらでも可能)

(A)「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「Windows Update」→「設定の変更」の順に進み、「更新プログラムを確認するが、ダウンロードとインストールを行うかどうかは選択する」を選ぶ

(B)「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「管理ツール」→「サービス」と進み、「Windows Update」項目をダブルクリック→「スタートアップの種類」を「手動」に変更

【Windows10 Proの場合】

管理者権限で「スタートボタン」を右クリック→「Windows PowerShell(管理者)(A)」を選択→コマンドプロンプト画面で「Windows PowerShell」が起動したら、下記のコマンドを実行

reg add “HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\AU” /v “NoAutoUpdate” /d “1” /t REG_DWORD /f

(元に戻す/自動更新の有効化は“1”を“0”に変更して実行)

【Windows10 Homeの場合】

Updateを管理するフリープログラム「Windows Update Blocker」を、適当なフォルダにダウンロード&解凍。「Wub.exe」を実行し、「サービスを無効にする」を適用。

(※Microsoftのプログラムではないため、自己責任で行う必要があります)

【注】Windows7と同じ「サービス」設定の変更では、多くの場合、自動アップデートが停止しません。

続いて、ステップ(2)へ。

C:\Windows\SoftwareDistribution\Download
C:\Windows\SoftwareDistribution\DataStore

上記2つのフォルダ内にあるファイルを、すべて削除。アップデート履歴を参照できなくなりますが、適用済みアップデート記録は残っているので、実用上の問題はないでしょう。

ステップ(3)を行う場合、Microsoftダウンロードセンターで、「Malicious Software Removal Tool」(「KB890830」/悪意のあるソフトウェアの削除ツール)を探します。

同ツールをダウンロードして実行後、ステップ(4)へ。前ステップまでが成功していれば、「KB890830」のダウンロードは行われず、無事にアップデートが終了するはずです。

※記事内容は2019年12月現在の情報を基に作成。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。

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