
Windows Updateのダウンロードが進まない時の対処法
2021/08/12Windows Updateを行う際、更新プログラムのダウンロードが止まってしまったことはありませんか? 定期的に展開されるWindows Updateには、新しい機能の搭載やOSの不具合を修正するといった大切な役割があります。
大切なパソコンを使い続けるためにも、Windows Updateはこまめに行うことが重要です。しかし、いつまで待っても0%でダウンロードが進まない場合、トラブルが起きている可能性も。
本記事ではWindows Update中に、更新プログラムが進まなくなってしまった時の対処法についてご紹介します。
快適なインターネットを利用したい人はこちら
Windows Updateは時間がかかる
Windows Updateの更新プログラムは定期的に配信されており、プログラムの脆弱性や不具合を修正するためのプログラムが提供されています。
大型アップデートが行われる際は、新しい機能が利用できるようになるため、より大きなプログラムデータをダウンロードしなければなりません。そのため回線状況やパソコンのスペックによっては、インストールするにも時間がかかってしまうことがあります。
提供されるプログラムデータの容量によって、Windows Updateにかかる時間は異なりますが、「1日経ってもダウンロードが終わらない」「インストールが途中で進まなくなってしまう」といった場合にはトラブルが起きている可能性あります。
Windows Updateが進まない理由とは?
Windows Updateのダウンロードが進まない時に考えられる理由はいくつかあります。
特に進まない理由として考えられるのが次の3点です。
• Windowsのシステムファイルが破損している
• パソコンの空き容量が不足している
順番に見ていきましょう。
更新プログラムのデータが大きい
Windows Updateは定期的に行われていますが、大型アップデートが行われる時は更新プログラムの数が多く、通信データ容量も大きくなります。そのため利用環境によって、ダウンロード、インストールに時間がかかってしまいます。
Windowsのシステムファイルが破損している
Windows Updateができない場合、Windowsのシステムファイルが破損している可能性があります。システムファイルが破損していると、ブルースクリーンが多発したり、ハードディスクが破損したりとさまざまなトラブルが起きます。
Windows Updateがうまく行かず、システムファイルの破損が疑わしい場合は、システムファイルチェッカーツールを試してみてください。
パソコンの空き容量が不足している
Windows Updateのダウンロードが途中で止まってしまった場合は、パソコンの容量に空きが足りない可能性があります。ドライブの空き容量を確認してみましょう。
Windows UpdateはCドライブに十分な空きがなければ、更新プログラムをダウンロードできません。事前にCドライブの空き容量を確認し、空き容量が足りない場合は、ディスクのクリーンアップを実行しておきましょう。ディスクのクリーンアップでは、不要なファイルを削除して、空き容量を増やせます。
パソコンの起動が遅い時の原因と改善方法6つを徹底解説
Windows Updateが進まない時の対処法
Windows Updateが進まなくなる主な理由をご紹介しましたが、実際に進まなくなってしまった場合はどうしたらいいのでしょうか。ここからはWindows Updateが進まなくなってしまった場合の対処法、注意点について解説していきます。
まずは待つ
急いでWindows Updateをする必要がないのであれば、何もせずにダウンロードが進むか待ってみてください。内部処理に時間がかかっているだけという場合があるためです。
特に、何か作業をしながら更新プログラムをダウンロードすると、パソコンに負担がかかるため、進みが悪くなってしまいます。1時間程、何もせずにしばらく待ってみて、それでも動きが悪い場合はパソコンの再起動や次の対処法を試してみてください。
パソコンを再起動する方法|Windows10版で手順を解説
セキュリティソフトなど起動中のソフトを一時停止する
Windows Updateのダウンロードが進まない場合は、起動中のソフトウェアをすべて停止してみてください。パソコンのスペックやネットワークのアクセス制限など、起動中のソフトが原因でダウンロードが進まなくなる場合があるからです。
またソフトウェアを停止してもダウンロードが進まない場合は、一度セキュリティソフトのファイアウォールの無効化も試してみてください。セキュリティソフトの設定で、更新プログラムの通信が遮断されている可能性があります。
トラブルシューティングツールを使用する
Windows Updateが進まなくなってしまったら、トラブルシューティングツールを使用してみましょう。トラブルシューティングを行ってもWindows Updateが進まない場合は、マイクロソフトのよくある質問を参考にしてみてください。
>Windows の更新に関する問題のトラブルシューティング
>Windows Update のエラーを修正する
Windows Updateが進まない時の注意点
Windows Updateが進まない場合、次の2つの注意点は守ってください。
• Windows Updateをせずにインターネットを利用しない
Windows Updateの再起動に時間がかかったとしても、強制終了してはいけません。アップデート中に強制終了してしまうと、Windowsが起動しなくなる可能性があります。
またWindows Updateを行わずにインターネットを利用していると、システムの脆弱性を狙ったウイルスに感染する危険性があるため、大切なパソコンを守るために、Windows Updateは必ず更新するようにしましょう。
Windows Updateの厄介者!?「KB890830」エラー発生時の対処法とは
WindowsUpdateのダウンロードをスムーズに行うには回線の見直しを
本記事では、WindowsUpdateのダウンロードが進まない時の対処法をご紹介してきました。
多くの場合は、更新プログラムのデータが大きいことが原因でダウンロードに時間がかかってしまいます。そのため、スムーズにWindowsUpdateを終わらせたいという人は、インターネット回線の見直しを検討してみてください。インターネットの回線速度が改善されることで、WindowsUpdateのダウンロードにかかる時間を短くすることができます。
おすすめは光回線の中でも@nifty光です。
@nifty光は、安定したインターネットが利用できる接続方式であるIPv6に対応しているため、回線の混雑が起きにくく速度遅延の改善が期待できます。WindowsUpdateのダウンロード時間が気になる人は、一度@nifty光を検討してみてはいかがでしょうか。
▼@nifty光の割引特典を今すぐチェック
※2021年8月時点の情報です。
インターネット回線速度が遅くなる原因と12の改善方法