「モバイルSuica」を利用し始めてから気づく落とし穴!?「Suica」との違いなどを確認

2020年2月から年会費が無料化されるJR東日本の「モバイルSuica」。利用する側としてはうれしい限りですが、SuicaにはICカード、モバイルSuicaにも「Google Pay」や「Apple Pay」で使えるものがあるなど種類があります。さらに、利用するモバイルSuicaによってサービスに違いがあることをご存知でしょうか。今回はちょっと複雑なモバイルSuicaについて整理してみます。

◆2020年2月からモバイルSuicaの年会費が完全無料化

Suicaで鉄道を利用すればポイントが貯まる「JREポイント」の導入や、モバイルSuica年会費の無料化など、Suica関連のトピックを目にする機会が増えています。

なかでも話題となっているのが、モバイルSuicaの年会費無料化。これまでモバイルSuicaには、年会費1,030円(税込)が必要でした(※決済がJR東日本ビューカードであれば無料)。

この年会費が2020年2月26日から完全無料化。ビューカード以外のクレジットカードでも、モバイルSuicaが無料で使えるように。

実は以前から、Google PayやApple PayのモバイルSuicaでは、どのクレジットカードでも年会費が無料だったため、“好きなクレジットカードでモバイルSuicaを使いたい”と、Google PayやApple Payを利用される方も多かったのでは?

完全無料化でさらに利用者を増やしそうなモバイルSuicaですが、同じSuicaでも、ICカードのSuica、モバイルSuica(※Android端末用)、Google PayやApple PayのモバイルSuicaでは、利用可能なサービスが異なります

電車やバスの乗車、定期券の購入、買い物では違いを感じないだけに、意外に知られていないのかもしれません。

◆同じ“モバイルSuica”でも「Google Pay」や「Apple Pay」は別物!?

説明に入る前に、呼び方が少しややこしいので、ここでは各種Suicaを

・ICカードのSuica→Suica


・Android端末で使えるモバイルSuica→モバイルSuica(A)

・Google PayやApple PayのモバイルSuica→モバイルSuica(B)

と便宜的に呼ぶことにします。

まず注意するべきポイントは、「Suicaグリーン券」
割安な事前料金で東海道本線など普通列車のグリーン車に乗車できる「Suicaグリーン券」は、着席後、車内(座席上方)の読み取り部にSuicaをタッチします。

これは各Suicaとも同様ですが、ICカードでは、あらかじめ駅券売機でグリーン券を購入する必要があります。グリーン車の混雑具合を確認し、乗車・着席してからでも利用できるモバイルSuica(A)に比べ、使い勝手が劣る点は否めません。

ここで盲点になりがちなのがモバイルSuica(B)。
ICカードと同じく、事前購入していなければ、割高な車内料金になってしまうのです。同じ“モバイルSuica”でも扱いが異なるため、ご注意を。

新幹線にSuicaで乗れる「モバイルSuica特急券」(東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線)や「エクスプレス予約サービス」(東海道・山陽新幹線)も同様。いずれもモバイルSuicaでしか利用できないサービスですが、やはりモバイルSuica(B)はNG。システム上、通常のSuicaと同じ扱いとなります。

2019年秋からスタートした「JRE POINT」も、モバイルSuica(A)でしか利用できません。モバイルSuica(B)を利用しJRE POINTも貯めたい場合は、別途、モバイルSuicaアプリをインストールする必要があるわけです。

ちょっとややこしいのですが、モバイルSuica(B)とモバイルSuica(A)アプリは、同じスマホで併用できます。JRE POINTの受け取りだけなら、モバイルSuicaアプリの年会費は不要です。

ただし、ポイントはモバイルSuicaアプリに記録されます。2020年2月の無料化以前は、貯まったポイントの利用時に年会費が必要なケースもあるので注意しましょう。

※2019年12月時点の情報です。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。

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