IEのサポートが順次終了|セキュリティ維持のためにMicrosoft Edgeへアップデートするべき理由

WindowsPCに必ずインストールされている「IE」のサポートが終了していっているのはご存知でしょうか。
詳しいサポート終了時期はOSのバージョンによって異なるため詳しく見ていきましょう。
目次
IEのサポート期限
WindowsPCに必ずインストールされているウェブブラウザー「IE」。
最近では、メインで使用する人も少なくなっていますが、WindowsPCをお使いであればどのバージョンであっても必ず入っています。
そんなIEがバージョンごとでサポート期限を終了していっているため、セキュリティ上の問題などが発生しています。 WindowsPCでIEをお使いの方はOSごとのサポートの終了時期を把握して、アップデートの対応をしておきましょう。
WindowsOSごとのサポート終了時期
IEのサポート終了時期はWindowsOSによって異なります。IE10はすでにサポートを終了しており、OSの各バージョンで最新のIE11へのバージョンアップが必要です。
IE11を利用している場合もWindowsOSの延長サポート終了日を把握しておくことで、今後のサポート状況によってはすぐに別のブラウザを利用できるようにしておきましょう。
各バージョンのサポート終了時期については下記を参照してください。
※Ent.=Enterpriseの略
Windows8.1以降における延長サポート終了日の参照元:Microsof|Windows ライフサイクルのファクト シート
最新のIE11でもツールによってはサポート終了も
IEのサポート終了時期を見てもわかるように、最新の「IE11」を使っている方でも既にサポートが終了しているケースがあります。
「自分は最新のバージョンを使っているからまだ大丈夫」と油断していると、サポート期限が過ぎている可能性もあるので注意してください。
また、OSやIEのアップグレードを行うことで、サポート期限の終了していないバージョンを使うなど対応をとりましょう。
サポート終了したIEを利用し続けるとどうなる?
サポート期限が終了したIEを使い続けるとどのようなデメリットが生じるのでしょうか。
中には「サポートが終了するだけでデメリットがないならそのまま使うけど」という人もいるでしょう。
しかし、サポートが終了するIEを使い続けると下記のようなデメリットがあるので注意してください。
利用できないサービスが増える
IEのサポートが終了することが決定している以上、IE自体に新たな機能が搭載されるなどの進歩がストップしてしまいます。
しかし、Web業界では次々と新しい技術や規格が誕生し、常にアップグレードが続いている状況です。
その結果、新しい技術を搭載したWebサービスやアプリなどが、IEで利用できない可能性が生じます。実際にIE11でも利用できないサービスがすでに存在しており、その数は時間と共に増えていくでしょう。
IEの汎用性の高いWebブラウザとしての利便性は時間の経過と共に無くなっていくことが予想され、限定された用途でしか使えなくなってしまいます。
セキュリティに問題が起きる
サポートが終了したIEではセキュリティ上の問題も発生します。
サポートが終了されることでセキュリティ対策の更新プログラムの無償提供が停止されてしまうため、今後ブラウザの脆弱性が発覚した際に、修正などが行われません。
そのため、時間が経つにつれて、セキュリティ的に脆弱なブラウザになっていくことが予想されます。 利便性だけでなく、セキュリティ上のリスクにもなるので注意してください。
IEの代替手段はMicrosoft Edge
サポートが終了したOSを利用していたり、更新サポート期限が終了するOSを利用している場合にIEの代替手段として利用しておくべきなのは、同じマイクロソフト社がリリースしている「Microsoft Edge」が挙げられます。
マイクロソフト社でもIEではなくMicrosoft Edgeの利用を推奨しています。
従来のIEよりも利便性や快適性でのメリットがあるので、IEとMicrosoft Edgeの違いを詳しく見ていきましょう。
Microsoft Edgeを利用する理由
Microsoft Edgeを利用するメリットとして挙げられるのが「利便性」「操作性」「安全性」の3点です。
まず、IEと比較してMicrosoft EdgeはWebページをより素早く表示できるエンジンを搭載し、より快適な利用が可能になります。
Chromium版Edgeとは|新しいMicrosoft Edgeを使うメリット
そして、新機能を迅速に実装する拡張機能もありながら、シンプルな操作性でストレスフリーな使用感を実現しています。
例えば、ブラウザ上の何もないところで右クリックをすると「すべて選択」「印刷」の2つのみしか表示されません。
リンクを右クリックしても「新しいタブで開く」「新しいウィンドウで開く」「対象をファイルに保存」と必要最低限のメニュー表示に止めているので、使い勝手が良いです。
サポートが終了するIEに対して、Microsoft Edgeは適宜アップレードが行われるので、セキュリティ面も安心でしょう。
「Internet Explorer(IE)」と「Microsoft Edge」は何が違う?どっちを使えばいい?
それでもセキュリティが気になる場合
IEの代替手段としてMicrosoft Edgeはおすすめですが、それでも「セキュリティが不安」と思う方は多いでしょう。
そんな方は「セキュリティ対策ソフト」の利用をおすすめします。
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