ssd-lifespan

PCの処理速度に影響するSSDの寿命は何年?寿命が近い時の対処法を解説

2021/04/26

処理速度が速いSSDはいつまでも使用できるものではありません。使い続ければ劣化していきます。本記事ではSSDの寿命は何年なのか。寿命が来た時の目安と寿命が近づいた時の対処法を解説していきます。

通信速度を改善したい方はこちら

この記事の内容を動画で見たい人はこちらをどうぞ。

SSDの寿命

SSDの寿命は約5年と言われています。あくまでこれは目安で、場合によっては5年以上利用できるケースもあります。SSDはデータの書き込みや、読み込みをすることによって少しずつ劣化を進めます。

ちなみにSSDは、処理速度と耐衝撃性がHDDよりも優れており、低価格化が進むにつれて普及が進んでいます。使い方によって異なりますが、基本的にはHDDよりSSDの方が寿命は長くなります。

SSDとは|特徴やHDDとの違いを徹底解説!

SSDの寿命の目安となる症状

SSDはパソコンに内蔵されているため、一見して寿命が来ていることを見抜くのは困難です。ここからはSSDの寿命が近い時の目安となる症状を紹介していきます。

処理速度が遅い

SSDの寿命が近づくと処理速度が遅くなります。エクセルやワードなどのファイル保存や、パソコンの起動に時間がかかるようになったらSSDに問題がある可能性があります。

処理速度が低下するとパソコンがフリーズする場合もあるので、それらの症状が見られた際にはSSDの寿命を疑ってみてください。

突然シャットダウンする

SSDの寿命によってパソコンが突然シャットダウンするというケースもあります。一時的な不具合でシャットダウンするケースもありますが、シャットダウンが頻発する場合にはSSDの寿命を疑いましょう。

「Boot Device Not Found」が表示される

パソコンの画面が黒くなって「Boot Device Not Found」と表示されるケースがあります。これはSSDを認識できずにパソコンが起動できないというエラーメッセージで、SSDが寿命を迎えている場合に表示されることがあります。

SSDを長く使うための注意点

SSDの寿命が約5年ということはわかりましたが、SSDをなるべく長く使うために意識しておきたいポイントをご紹介していきます。

空き容量を確保する

SSDはデータの上書きができず、空き容量が少ない場合には前のデータを削除してSSD内のデータを整理します。これがSSDの寿命を早める原因となるので、不要なデータはその都度削除するようにしましょう。

空き容量が少ないとパソコンの処理速度も遅くなってしまうため、日ごろから空き容量を確保しておくことで、処理速度が向上する上、SSDの寿命を延ばすことにもつながります。

データの書き込み回数を意識する

SSDはデータの書き込み回数が増えることで、次第に劣化していきます。パソコンを利用する上でデータの書き込みを避けることはできないものの、必要なデータだけを書き込むように意識すればSSDの寿命を延ばすことにつながります。

使わない時はシャットダウンする

SSDは使用する時間が長くなれば、それだけ寿命を縮めることになります。パソコンの電源が入っていると、バックグラウンドでSSDが作動していることもあるので、パソコンを使用しない時にはシャットダウンすることを心がけましょう。

パソコンの起動が遅い時の原因と改善方法6つを徹底解説

SSDの寿命が近い時の対処法

ここからはSSDの寿命が近いことがわかった時に取るべき対処法を見ていきましょう。SSDが寿命を迎えてしまうと手遅れになってしまうため、寿命を迎える前に以下の対応をしましょう。

バックアップを取る

SSDの寿命が近くなったらまずはバックアップを取りましょう。

SSDが寿命を迎えると、パソコンが突然使えなくなってしまう可能性があります。そうなる前にパソコンのデータをバックアップしておくと、万が一の時も安心です。

バックアップと聞くと難しく感じてしまいますが、外付けHDDにコピーをするだけでOKです。SSDの寿命に限らず、日ごろからバックアップを取っておくことをおすすめします。

PCが故障する前に! Googleドライブ、iCloudでパソコンデータを自動バックアップする方法

SSDを買い替える

SSDの寿命を感じたらSSDを買い替えることを検討してください。今は大丈夫でもいずれは寿命を迎えることになるので、SSDを交換してパソコンを長く利用できるようにしましょう。

SSDの交換はハードルが高いという人はSSD交換を対応してくれる業者に依頼すると安心です。費用はかかってしまいますが、パソコンそのものを買い替えるよりも安価に済みます。

CPU、メモリ、HDDの役割の違い|パソコンを購入する際のチェックポイントも紹介

まとめ

処理速度が速いSSDもおよそ5年で寿命を迎えてしまいます。処理速度が遅くなったり、突然シャットダウンしたりするようになると、SSDの寿命が近づいてきている可能性があります。

突然パソコンが使えなくなるケースもあるので、寿命を迎える前にバックアップを取ってSSDの交換をしておきましょう。新しいSSDを利用すれば処理速度が速くなり、快適にパソコンを利用することができます。また、インターネットも見直すことで、パソコンをさらに快適に利用できます。

おすすめは光回線です。光回線の中でも@nifty光は、地域や時間帯の影響が少ないIPv6接続に対応しているため、快適なインターネット環境を実現することができます。

SSDの処理速度に加えてインターネット環境も整えることで、より快適にパソコンを利用することができます。これを機にSSDの見直しとインターネット回線の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

▼@nifty光の割引特典を今すぐチェック
hikari_router_bnr_new

※2021年4月時点の情報です。

Wi-Fiルーターの寿命は何年?|2種類の寿命と買い替え時期を解説

@niftyのおすすめインターネット接続サービス

  • @nifty光
  • ドコモ光
  • auひかり