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スマートテレビとは|機能やメリット、セキュリティ対策について解説

2021/05/11

「スマートテレビ」という言葉が一般的になっていますが「そもそもスマートテレビって何?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。

本記事では、スマートテレビの基本的な解説や使える機能やメリット、セキュリティ対策について解説していきます。

スマートテレビで動画を快適に見たい人はこちら

スマートテレビとは

「スマートテレビ」とは、簡単にいえば「インターネットに接続できるテレビ」のことを指します。

厳密に定義が決められて商品が販売されているわけではありませんが、ざっくりと「ネットにつなげられるテレビ」と理解しておきましょう。

通常のテレビだと、地上波放送やBS/CS放送といったコンテンツやデータ放送が利用できるだけでしたが、スマートテレビではこれらに加えて、さらに幅広いコンテンツが楽しめるようになります。

主なスマートテレビ

テレビメーカー各社がラインナップしている主なスマートテレビには以下のような種類があります。

 ・ソニー:ブラビア
 ・シャープ:アクオス
 ・パナソニック:ビエラ
 ・東芝:レグザ


メーカーによって利用できる機能や楽しめるコンテンツなどに違いはありますが「インターネットに接続できる点」では共通しています。

スマートテレビを利用するメリット

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テレビがインターネットに接続されると何ができるようになるのでしょうか。

スマートテレビの購入を検討されている方の中にも「具体的に何ができるのか」という点が気になっているはずです。

ここでは、スマートテレビでできることやメリットについて解説します。

動画配信サービス(VOD)が利用できる

スマートテレビで最も人気の高い機能と言えるのが「動画配信サービス(VOD)」です。

テレビ放送によって視聴できるコンテンツに加えて、HuluやNetflix といったサービスが提供するコンテンツもスマートテレビによって楽しめるようになります。

一般的にはパソコンやスマホといったデバイスで視聴することが多い動画配信サービスですが、スマートテレビがあればテレビの大画面で映画やアニメ、ドラマなどが視聴できます。

テレビによって対応するサービスに違いはありますが、主要なサービスであればほとんどのスマートテレビで利用可能です。

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WEBサイトの閲覧が可能

スマートテレビならネット配信のコンテンツを視聴できるだけでなく、WEBサイトの閲覧も可能です。

WEBブラウザに対応したスマートテレビなら、普段パソコンやスマホで利用しているのと同じようにインターネットブラウザが利用できます。

テレビを見ながら気になったことがあった際に、検索機能を使って調べてみるといった使い方も可能です。

SNSとの連携が可能

TwitterやInstagramといったSNSとスマートテレビを連携して利用することもできます。

例えば、視聴中のテレビ番組の感想をTwitterに投稿したり、スポーツ中継を見ながら試合の戦況を共有しあったりなど幅広い楽しみ方が考えられますね。

これまでのテレビは「視聴者」と「放送局」という関係性しかありませんでしたが、SNSの普及によって視聴者同士の繋がりも活発になっています。

新たなテレビの楽しみ方としてSNSの存在感が高まっている中で、スマートテレビとSNSを連携すれば、更なる楽しみ方が可能になります。

スマートテレビ以外でネットに接続する方法

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スマートテレビを使えば、ネットに接続することで幅広いコンテンツを視聴できる中で、多様な楽しみ方が可能になります。

ただ、従来のテレビでもインターネットに接続することは可能です。

例えば、「Amazon Fire Stick」や「Apple TV」「Google Chromecast」といったストリーミングデバイスを従来のテレビに接続すれば、動画配信サービスの視聴が可能になります。

「スマートテレビ」と「ストリーミングデバイス」どちらが良いかについては、用途に応じて分かれますが、動画配信サービスの視聴がメインの用途であればどちらを利用してもそこまで違いはないといえます。

テレビで動画配信サービスを見たい場合には、テレビの買い替えだけでなく、ストリーミングデバイスの利用も検討してみてください。

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スマートテレビとパソコン・スマホの違い

「インターネットに接続できるテレビ」と聞いて、「パソコンやスマホとはどう違うの?」と疑問に思った方もいるでしょう。

確かに、機能面でいえばテレビ放送が視聴できる以外に関しては、パソコンやスマホでも同様の使い方は可能です。

ここでは、スマートテレビとパソコン・スマホの違いを見ていきましょう。

操作性の違い

パソコンやスマホはキーボードやタッチ操作が中心なのに対して、スマートテレビはリモコンによる操作を行います。

そのため、文字入力に関しては、動画配信サービスで見たいコンテンツを検索する際など面倒に感じることがあるでしょう。

ただ、最近では音声入力に対応したスマートテレビも多くなっており、リモコンに話しかけるだけで簡単に操作を行うことも可能です。

アプリがテレビ仕様

Android TVが搭載されたスマートテレビでは、アプリをテレビにインストールして利用する形になりますが、これらのアプリは基本的にテレビ仕様になっています。

動画視聴をテレビの大画面でも高画質で見られるのはスマートテレビの魅力です。

テレビでネット接続する際に必要なセキュリティ対策

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テレビをインターネットに接続するという意味では、セキュリティに不安を感じる人も多いでしょう。

従来のテレビでは考える必要のなかったリスクに対して注意しておく必要があります。

考えられるセキュリティリスク

スマートテレビの利用に伴って生じるリスクには以下のようなものが挙げられます。

 ・遠隔操作
 ・個人情報の流出
 ・音声認識機能を介した盗聴


スマートテレビはスマホやパソコンと比較して、ネットを介した機能は制限されているとはいえ、インターネットを経由したセキュリティ上のリスクは数多く存在します。

動画配信サービスを利用する際は、会員登録や支払いのために個人情報やクレジットカード情報などを入力するため、個人情報の流出には注意が必要です。

また、音声認識機能を介した盗聴もスマートテレビの課題として注目を集めています。

テレビも含めてさまざまな家電がインターネットに接続でき、便利な機能が使えるようになった一方で、セキュリティに関してもこれまで以上の警戒が必要となっています。

スマートテレビには安定した回線が必要

スマートテレビで快適に動画を見るには、いつでも快適に通信できるインターネット回線が必要です。

インターネット回線の品質が低いと、混雑しやすい時間帯は特に動画の再生に影響が出かねないため、テレビでの動画視聴には「@nifty光」がおすすめです。

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