
iPhoneをSIMなしで使う方法 Wi-Fi接続のみでできること、できないこと
2021/04/21機種変などで使用しなくなったSIMなしiPhoneの使い道に、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。SIMが入っていないiPhoneも、さまざまな活用方法があります。
今回はWi-Fi接続してiPhoneをサブ機として使用する方法について、詳しくご紹介します。手元のSIMなしiPhoneを活用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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SIMなしiPhoneでできること
SIMなしのiPhoneもWi-Fi接続すれば、SNSなどのインターネットを楽しめます。他にもさまざまな活用方法があるので、ここで確認していきましょう。
Wi-Fi接続すればサブ機として使用可能
SIMなしiPhoneも、Wi-Fi接続すればインターネットの利用が可能です。SIMカードは、モバイル通信や電話をするために必要ですが、なくてもインターネットは利用できます。自宅にWi-Fi環境があれば、そのままインターネットを楽しむサブ機としても十分に使用できます。
外出先でもメインスマホのテザリング機能を使って、インターネットが利用できるのでスマホを2台持ちしたい方にもおすすめです。
音楽プレイヤーやカメラとして
SIMなしiPhoneに音楽や写真をいれておけば、メインスマホの容量も節約できます。ダウンロードしてある音楽聴く、写真を撮るだけであれば、インターネットにつなぐ必要がないのでWi-Fi環境がなくても使用できます。
またSIMなしiPhoneはおサイフケータイとしても利用できます。ただしオンラインでチャージする場合は、Wi-Fi環境が必要です。おサイフケータイとして利用したい場合は、外出前に残高を確認しておきましょう。
SIMなしiPhone利用が適している人
SIMなしiPhoneでは、できることとできないことがあります。ここでSIMなしiPhoneの利用が適している人の条件をご紹介します。
Wi-Fi環境が整っている人
SIMなしiPhoneを有効活用したいのであれば、Wi-Fi環境は欠かせません。基本的にアプリやゲームを楽しむ場合にはインターネットの利用が必要になります。SIMなしiPhoneをサブ機として利用する場合は、自宅や普段利用している場所にWi-Fi環境があることが望ましいです。
基本的にインターネットしか使わない人
ネットサーフィンやSNSなど、基本的にインターネットしか使わない人にSIMなしiPhoneはおすすめです。Wi-Fi接続できれば普段通りインターネットが利用できるため、メインスマホの充電がなくなってしまった場合も活用できます。また、メインスマホで電話している時も手軽に調べ物が可能です。
アプリ経由で電話やメッセージを送る人
Skypeなどアプリから電話やメッセージを送ることが多い人も、SIMなしiPhoneはおすすめです。普通の電話やキャリアメッセージは、SIMカードが入っていないと利用できません。またLINEもアカウント開設時にSMS認証が必要になるため、利用できない点に注意してください。
スマホを複数台持ちしたい人
2台目のWi-Fi専用機やゲーム専用機としても、SIMなしiPhoneはおすすめです。上記3つのような使い方であれば、特に不便も感じずに使用できるでしょう。メインスマホがAndroidでサブ機にSIMなしiPhoneなど、異なるOSを使いたい場合もおすすめです。
SIMなしiPhoneを利用する際の注意点
SIMなしでも手元に残ったiPhoneは有効活用できますが、注意しなければならない点もあります。ここではSIMなしiPhoneを利用する際に注意したい、3つのポイントについてご紹介します。
SIMなしiPhoneでできないこと
SIMなしiPhoneでできないことは以下の通りです。
・キャリアメール
・SMS
・電話番号を使った本人確認
SIMなしiPhoneでは、電話回線、キャリアメールが利用できません。電話回線が利用できないため、携帯番号を使ったSMSや本人確認も利用できないので、注意が必要です。電話やメッセージを使用したい時は、インターネット回線を使った通話アプリやメッセージアプリを使用してください。
iPhoneを初期化するとSIMが必要になる場合も
SIMを抜いてiPhoneを初期化してしまうと「アクティベーション」という認証設定が必要になります。アクティベーションの認証にはSIMが必要ですが、SIMを抜いてから初期化してしまった場合や、中古で購入したSIMなしiPhoneを使用する場合は、以下の方法で対応します。
・アクティベーション用SIMを購入する
・メインスマホから一時的にSIMを入れ替える
アクティベーションする時だけSIMが必要になるため、メインスマホから一時的にSIMを入れ替えるのもおすすめです。しかしSIMのサイズが合わない場合もあるので、その際はサイズの合ったアクティベーション用SIMを購入しましょう。
アクティベーション方法
初期化してしまったiPhoneをアクティベーションする手順は以下のとおりです。
1.iPhoneの電源をOFFにする
2.iPhone本体側面にあるSIMスロットから、SIMトレイを引き出す
3.SIMトレイへアクティベーション用SIMを挿入し、iPhoneへ差し込む
4.iPhoneの電源を入れると「アクティベーションが必要です」と表示されるので「了解」をタップ
5.Wi-Fiネットワークを選択する
6.Apple ID、パスワードを入力する
7.アクティベート完了
OSのアップデートにはSIMが必要
アクティベート以外にSIMが必要になるケースが、OSのアップデートです。iOSのアップデートにはSIMが必要になるため、アクティベートSIMを挿入し、アップデートしましょう。自宅で動画専用機として使用する場合や、音楽プレイヤー、カメラとして使用する場合、OSは最新でなくても十分使用できます。
しかしWi-Fi専用機としてインターネットを利用する場合は、セキュリティの観点からOSは常に最新にしておいたほうが無難です。
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SIMなしiPhoneを使う方法
SIMなしiPhoneでできること、できないことについてご紹介しました。ここからはSIMなしiPhoneを使用するための設定方法についてご紹介します。
Wi-Fi接続の設定をする
一度自宅でWi-Fi接続したことがあるiPhoneであれば、自動的にWi-Fi接続されます。しかし中古で購入した場合や、新しくWi-Fi環境を整えた場合はWi-Fi接続の設定が必要です。
Wi-Fi接続の設定は簡単にできるので、ここで確認しておきましょう。
1.「設定」アプリを開き、「Wi-Fi」をタップする
2.上部の「Wi-Fi」をONにし、しばらくすると接続できるWi-Fiが表示されるので、接続したいWi-Fiをタップする
3.接続先Wi-Fiのパスワードを入力する
4.接続完了
通信をWi-Fiのみに設定しておく
Wi-Fi専用機としてiPhoneを使用する際は、モバイル通信設定をオフにしておきましょう。SIMなしiPhoneは何も設定しないと、モバイル通信しようとしてバッテリーを消耗します。他にも位置情報サービスやBluetoothも必要な時以外は、オフにしておくとバッテリーの消耗を抑えられます。
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Wi-Fi専用機として使用する際の注意点
最後にWi-Fi専用機としてSIMなしiPhoneを使用する際の注意点を確認しておきましょう。
自宅にWi-Fi環境がないと基本的に使えない
SIMなしiPhoneはWi-Fi環境がないと、インターネットに接続できないため使用用途が限られてしまいます。モバイルルーターやメインスマホからのテザリングで使用できないことはありませんが、電池切れやエリア外の心配があります。快適にSIMなしiPhoneを使用したい場合は、自宅にWi-Fi環境を整えておくことをおすすめします。
セキュリティトラブルに注意
OSのアップデートをせずに、SIMなしiPhoneを使用し続けるとセキュリティが脆弱になってしまう可能性があります。スマホのセキュリティ向上や旧OSの不具合を修正するためには、OSのアップデートは欠かせません。トラブルを防ぐためにも、定期的にOSはアップデートしておきましょう。
大事なデータはなるべく保存しない
使用しなくなったiPhoneをSIMなしで利用する場合、機種の不調で起動しなくなる可能性もあります。大事なデータが消えてしまわないように、バックアップはこまめに取っておきましょう。できれば大事なデータはSIMなしiPhoneには保存せず、クラウド保存がおすすめです。
快適なWi-Fi環境を整えるなら光回線がおすすめ
SIMなしiPhoneを快適に使用するのであれば、自宅にWi-Fi環境を整えることをおすすめします。特に安定した通信が利用できる光回線がおすすめです。
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