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【冬の災害】雪害に備えた8つの対策と雪害事例を解説

2022/02/09

冬にかけ気温が下がり始めて気にしておきたいのが、大雪による雪害です。

本記事では冬に起こりやすい雪害について、事例とともに詳しく解説していきます。さらに事前にできる雪害対策についても8つご紹介しますので、今から備えておきましょう。

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大雪による災害とは?

近年、首都圏でも大雪が降ることも増え、雪予報が出ると各交通機関で早めの帰宅を促されることも多くなりました。雪は降雪量を問わず、転倒や転落などさまざまな事故が起こりやすく、大雪になればより危険な事故にもつながります。

まずは、大雪によって起こり得る雪害について詳しく確認してみましょう。

雪害とは雪による災害のこと

雪によって起こる災害のことを「雪害」と呼びます。雪害は豪雪地帯である北海道や東北地方だけでなく、日本の約半数の地域で起こっている身近な冬の災害です。雪害の被害は生死に関わるものも多く、普段雪が降らない地域であっても雪害について知っておく必要があります。

雪による事故は大きく分けて次の5つのパターンがあります。

・除雪中の事故
・車による雪道での事故
・歩行中の雪道での事故
・雪のレジャー中の事故
・雪崩による事故


特にあまり雪が降らない地域では雪に慣れていないため、歩行中や車の雪道での事故が多くなります。雪に慣れていても除雪作業中に足を滑らせたり、屋根から雪が落ちてきたり油断はできません。

国土の半分以上は豪雪地帯に指定されている

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出典:国土交通省|豪雪地帯・特別豪雪地帯の指定

実は日本の半分以上は豪雪地帯として国土交通省に指定されており、約2000万人もの人々が豪雪地帯で生活しています。豪雪地帯に住んでいる人はもちろん、豪雪地帯の住民でなくても、旅行や雪のレジャーを楽しむ際に雪害に遭う可能性があります。

安心してレジャーを楽しむために、非豪雪地帯に住んでいる方も雪害への知識は深めておくといいでしょう。

雪害の種類

代表的な雪害の種類は次の6つです。

積雪害

長時間の降雪で、道路や歩道、線路などが埋もれる

雪圧害

雪の重みで、家屋や樹木が損壊する

雪崩害

山の斜面に積もった雪が崩落し、人や建物を巻き込みながら滑り落ちていく

着雪害

電線などに雪が積もり、電柱の傾斜や電線が切断される

風雪害

強風とともに雪が降ることで、視界が悪化する

その他

雪解けなどによって路面が凍結し、転倒や転落、スリップ事故が起こる


いずれも死亡事故が起こる危険な災害のため、雪への対策は欠かせません。雪害は種類によって起こる事故も対策も異なるため、事前に確認しておきましょう。

国内で起きた雪害の事例

雪害は毎年日本各地で起きていますが、過去にはとても甚大な被害が起きた雪害もあります。ここで豪雪による雪害事例を2つご紹介します。

日本海側で起きた平成18年豪雪

平成18年豪雪とは、2005年12月から2006年2月にかけて日本海側を中心に発生した豪雪のことです。急激に発達した低気圧の通過と断続的な寒気の流れ込みが原因で、北海道や山形などの地域で大雪や寒波などが起きました。平年の降雪量、最深積雪を上回り、特に新潟の山間部にある津南町では4mを超える最深積雪も記録されています。

バスや空港全便が欠航になるなど、各交通機関のマヒや雪崩も発生し、多くの犠牲を出しています。また、雪崩以外でもスリップなどによる交通事故や落雪による事故、雪下ろし中の転落といった人的被害が目立ちました。また家屋被害も多く、広島県では一部損壊の住宅が1,000件以上と甚大な被害をもたらしました。

国内の広い地域で起きた平成30年豪雪

平成30年豪雪は2017年11月から2018年3月にかけて、国内の広い地域で起きた豪雪のことです。北陸や関東甲信越、東北太平洋側、関西地方など普段あまり雪の降らない地域にも大雪が降ったため、交通機関に甚大な被害が発生しました。豪雪の要因は、2017年秋頃に発生したラニーニャ現象や北極の成層圏突然昇温が関係していると考えられています。

大雪の影響によって通行止めや立ち往生が発生し、特に福井県では約1,500台の立ち往生によってコンビニやスーパーの物流遮断も起きています。他にも歴代最高の積雪や低温など記録的な大雪を記録しました。

雪害の被害を抑えるためにできる対策8つ

雪害の概要、事例についてご紹介しました。雪害による被害は甚大になりやすいですが、事前に対策しておくことで被害を最小限に食い止められます。ここからは雪害の被害を抑えるための対策を8つご紹介します。

作業環境や天候を確認しつつ、定期的に除雪作業を行う

家屋の倒壊や落雪を避けるためにも定期的な除雪作業は重要です。しかし、雪害で一番多い被害は除雪作業中の事故のため、除雪作業を行う際は天候や作業環境をよく確認しなければなりません。

特によく晴れた日に雪下ろしを行うと、雪解けによって足を滑らせてしまい、転落してしまう危険性が高くなります。さらに雪下ろしを長時間行うと、寒さや疲労から心筋梗塞などの発作が起きる恐れもあります。

除雪作業を行う際は事故を防止・早期発見するためにも、できる限り2人以上で行ってください。また、万一転落してしまっても衝撃を最小限にできるよう、家の周りには雪を多少残した状態で除雪作業を進めましょう。

転倒防止のため大雪の際にはなるべく外出をしない

大雪予報の場合は、不要不急の外出はできるだけ避けましょう。毎年雪が降る地域であっても、天候や環境によっては転倒や落雪などの事故が起こる危険性があります。特に大雪の次の日に歩くと、路面が凍結している可能性が高く危険です。

どうしても外出しなければならない場合は、屋根の下を避けたり、両手が自由に使えるようにしたり、転倒対策を万全にして外出してください。

雪道を安全に歩く練習をしておく

雪道は普段のようにかかとから歩きだすと滑りやすく、受け身も取りづらくなります。路面に雪が残っている場合は、転びにくい歩き方を練習しておくのがおすすめです。

雪道は「小さな歩幅で靴の裏全体をつけて歩く」と転倒しにくくなります。また、靴も靴底がゴムになっている長靴などがおすすめです。万一転倒してしまった場合にも、怪我をしないよう帽子や手袋と言った冬の装備も身につけておくと安心です。

車の運転をする場合は、路面やタイヤを確認する

大雪が降った日はできるだけ車の運転を避けるほうが無難です。どうしても運転しなければならない場合は、必ずスタッドレスタイヤに履き替えておきましょう。普通のタイヤのまま運転すると、路面の凍結によるスリップ事故の危険性が高くなります。運転をする際は、路面やタイヤの状況を確認し、急ブレーキやスピードを出さない慎重な運転が必要です。

また運転中に大雪に見舞われた時のために、車内には防寒着や除雪用スコップ、タイヤチェーンなどの装備をしておくのをおすすめします。雪によってホワイトアウトしてしまった場合は、無理に運転せずハザードランプを点灯させながら停車してください。

防災グッズを見直しておく

雪害によって交通機関が乱れると、周辺のコンビニやスーパーの物流がマヒしてしまう可能性があります。また、着雪害によって停電が発生してしまうと、復旧まで時間がかかるため、普段から防災グッズを備蓄しておきましょう。

防災グッズを用意する場合は、最低3日分、余裕を持って1週間分の食料や飲料が準備できると安心です。非常食以外にも防寒着や毛布などの寒さ対策、雪害情報を確認するためのスマホの充電器や簡易電源の用意もおすすめです。

冬が来る前に家族で必要なものを話し合っておくといいでしょう。

外出ができなくなる可能性があるため、常備薬の準備をしておく

大雪が降ることで外出できなくなり、病院に行けなくなってしまうこともあります。すぐに病院に行けない時のために、ある程度、常備薬の準備をしておきましょう。風邪薬や解熱鎮痛剤、胃腸薬など、普段から使用しているものを中心に準備することが大切です。

また高齢者や持病がある方は、処方薬が切れないように通院スケジュールを立てておく必要があります。多く溜め込む必要はありませんが、1週間程度通院しなくてもいいように準備できると安心です。

家族と安否確認について話し合っておく

雪害が突然起きた時など、家族が職場や学校などバラバラの場所にいるケースがあります。そのため、事前に防災グッズの見直しと雪害に遭った場合の安否確認方法について家族で話し合っておくことをおすすめします。

安否確認の方法は有名な「171」もありますが、名前だけで安否情報を確認できるサービスもあります。

名前だけでOK!安否情報を一括検索できる「Googleパーソンファインダー」「J-anpi」に注目

 

災害情報を確認するために、光テレビの導入を検討する

長時間雪が降ると着雪害や雪雲の影響で、テレビの映りが悪くなることがあります。特にテレビアンテナを使用している場合は、雪が電波受信に影響を与えることで見られなくなってしまう可能性も。雪害情報を素早く確認するためにも、災害の影響を受けにくい光テレビの導入がおすすめです。

光テレビは光回線を利用して電波を受信しているため、雪の影響を受けにくくなります。テレビアンテナとの違いについては、こちらの記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

光テレビとは?アンテナを立てず災害の影響を受けにくいテレビ視聴方法

まとめ

雪害は、豪雪地帯でなくても起こる身近な災害です。近年は、関東でも大雪を観測することが増えているため、冬に向けてさまざまな雪害対策が必要になります。

主な対策が以下です。

・作業環境や天候を確認しつつ、定期的に除雪作業を行う
・転倒防止のため大雪の際にはなるべく外出をしない
・雪道を安全に歩く練習をしておく
・車の運転をする場合は、路面やタイヤを確認する
・防災グッズを見直しておく
・外出ができなくなる可能性があるため、常備薬の準備をしておく
・家族と安否確認について話し合っておく
・災害情報を確認するために、光テレビの導入を検討する


大雪が降ることで身動きが取れなくなるため、早めの準備を心がけましょう。この機会に防災対策を見直してみてはいかがでしょうか。

また、台風や大雪などの災害時にはプロバイダー料金をサポートしてくれる事業者もあります。ご利用のプロバイダーサポートページを普段からブックマークなどしておき、いつでも確認しておけるようにしておきましょう。


※2022年2月時点の情報です。

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