
【初心者向け】Instagram(インスタグラム)とは?危険性は?安全な使い方とリスク対策を解説
2022/09/20幅広い年代に人気のInstagramは手軽にコミュニケーションが取れる一方、いじめや犯罪などさまざまなリスクも。本記事ではInstagramの危険性について詳しく解説していきます。Instagramを安全に利用する方法について親子で確認してみてください。
写真やショートムービーを編集して、手軽に共有できるInstagram。幅広い世代からコミュニケーションSNSとして絶大な人気を集めています。
さまざまな人と交流できる人気のInstagramですが、いじめや犯罪などさまざまなリスクも。今回はInstagramを利用する危険性や安全な利用方法について詳しく解説していきます。
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Instagram(インスタグラム)とは
Instagramとは写真や動画投稿に特化したSNSのことです。インスタ映えを狙って、おしゃれスポットや珍しい食べ物がバズるなど、企業にとってもPR場所としても注目されています。
Instagramは13歳以上が利用できるSNS
幅広い年代に人気のあるInstagramですが、利用できるのは13歳以上と規定で定められています。誕生日を迎えている中学生は利用が可能ですが、小学生は利用ができません。13歳以下の年齢で登録していると、運営によってアカウントが削除されます。
ただし、親がアカウントを管理するのであれば、小学生でもInstagramの利用が可能です。インターネットリテラシーを身につけるためにも、親子でInstagramを楽しんでみるのもいいでしょう。
登録しなくても閲覧は可能
Instagramはアカウント登録しなくても、投稿されている写真や動画の閲覧は可能です。Web版のInstagramであれば、アカウント登録していなくても好きなユーザーの投稿を閲覧できます。閲覧中にアカウント登録を促すポップアップは表示されますが、そのまま閲覧を続けることが可能です。
ただし、アプリ版のInstagramはアカウントがないと投稿内容を閲覧できないため、必ずWeb版から閲覧する必要があります。また、非公開アカウントの投稿は閲覧ができないので注意しましょう。
・写真や動画の加工や投稿
・写真や動画の共有
・芸能人や友だちの投稿にいいね、コメントが付けられる
・24時間限定のストーリー投稿
・ライブ配信「インスタライブ」の配信
Instagramでできること
Instagramでアカウント登録すると、写真投稿や動画の共有など次のようなことができます。
・写真や動画の加工や投稿
・写真や動画の共有
・芸能人や友だちの投稿にいいね、コメントが付けられる
・24時間限定のストーリー投稿
・ライブ配信「インスタライブ」の配信
アカウント登録後は写真投稿や共有以外に、他人の投稿にいいねしたり、ダイレクトメッセージを送信したりできることが増えます。24時間限定のストーリー投稿やインスタライブの配信機能など、写真共有以外の機能もおすすめです。
Instagram(インスタグラム)に潜む危険性と対策
Instagramは普段出会えないような年代のフォロワーとのコミュニケーションが楽しめる一方、利用するリスクもあります。ここで、Instagramに潜む5つのリスクと対策について、確認していきましょう。
個人情報の流出
Instagramは写真や動画を共有するSNSのため、写真の背景や映り込みから場所を特定されるリスクが高いです。フォロワー同士のコメントから学校や塾など普段の生活圏が特定される可能性も高く、個人情報が流出しやすいと言えます。
はっきりと明記していなくても、特徴的な建物や珍しい場所は特定されやすいため、写真やコメントを投稿する前に一度、投稿に問題がないか確認してみましょう。
ネットストーカー
個人情報が漏れてしまうと、ネットストーカーの被害にも遭いやすくなります。ネットストーカーとは、執拗なコメント投稿やDM送信など、つきまとい行為を受けることです。アカウントをブロックしても、別のアカウントでつきまとってくる悪質なケースも多く、最悪の場合実際の生活圏で待ち伏せされるケースも。
ネットストーカーによる事件も少なくはないので、粘着行為や脅迫に遭った場合は、弁護士や警察へ速やかに相談しておきましょう。
いじめ問題
Instagramは比較的若年層の利用が多く、中には学生同士のいじめ問題に発展しているケースもあります。24時間で消えるストーリーに悪口を言った動画や写真の掲載、フォローを外して仲間外れにするといったいじめ問題も。
いじめ問題は子供だけで解決できず、また大人に相談しにくいと感じて深刻化するリスクもあります。子供から相談されたりいじめのサインを感じたり、何かしらの問題に発展した場合はInstagramからしばらく離れてみましょう。
SNS依存症
誰とでも気軽にコミュニケーションが取れるInstagramは、近年問題になっているSNS依存症になりやすいといえます。常にスマホを持ち歩き、コメントやいいねが気になって夜も眠れないようであれば、依存症になっている可能性が高いです。
Instagramを利用するときは、利用する時間を決める、寝る前はスマホをリビングに置いておくなど親子でルール決めしておくといいでしょう。
見知らぬ人との繋がり
Instagramは不特定多数の人と繋がることができるため、相手の素性がわからない場合でもコミュニケーションが取れます。そのため、悪意ある相手と知らずにやり取りをしてしまうと、犯罪に巻き込まれてしまうケースも。
基本的に文章だけのやりとりのため気を許しやすいですが、安易に会う約束をするのは大変危険です。仲の良いフォロワーと会う場合は、事前に保護者に相談し、まずはビデオ通話などリスクの低い方法で交流しましょう。
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【親向け】Instagram(インスタグラム)の利用を管理する方法
若年層の利用が多いInstagramは、中学生だけでなく小学生も利用したいSNSとして人気です。小学生の子供からInstagramを利用したいと言われたときは、親が適切にアカウント管理することが必要です。
事前にInstagramを利用するルールを決める
Instagramを利用する際は、親子でルールを決めておくといいでしょう。
特に「生活圏がわかるような写真やコメントを残さない」など、個人情報を正しく扱えるようなルールは必要です。すぐに人と会うことはもちろん、嫌がらせやつきまとい行為を受けたときにはすぐに相談するといったルールづくりも必要になります。
Instagramを楽しく利用するためにも、親子で納得できるルールづくりをしましょう。
Instagramのペアレンタルコントロールを利用する
2022年3月より、Instagramでは が利用できるようになりました。
ペアレンタルコントロール機能を利用すると、以下のことができます。
・Instagramの利用時間制限
・日にちごとの利用制限
・フォローしたアカウント、フォローされたアカウントの通知機能
・投稿通知機能
Instagramにはペアレンタルコントロール機能以外に、以下のような も利用できるので併用するのがおすすめです。
・未フォロー成人相手とのDM制限
・コメントコントロール
・おすすめユーザーの年齢表示制限
・アカウント非公開機能
常時安全セキュリティ24なら他のSNSにも対応
Instagram同様、他のSNSアプリにも危険が潜んでいます。その対策についても行っておくことにより、親子で安心してSNSをご利用いただけます。
たとえば「常時安全セキュリティ24」のペアレンタルコントロール機能を活用すれば、Instagram以外のアプリの利用制限も管理もできます。危険なサイトへのアクセスブロック機能も利用できるため、インターネット利用に慣れていない子供のデバイス管理にも活用できるでしょう。
常時安全セキュリティ24のペアレンタルコントロール機能では、以下のような機能が利用できます。
・アプリ制御
・毎日の時間制限
・ベッドタイム(夜間の利用制御)
・コンテンツフィルタ
機能の詳細やその他のセキュリティ機能については、常時安全セキュリティ24でご確認ください。
親子で安全にInstagram(インスタグラム)を利用しよう
親子でInstagramを安全に利用するには、潜んでいるリスクを理解しておくことが必要です。
特にインターネット利用に慣れていない小中学生は、事前に対策方法を確認しておかないと被害が大きくなってしまいます。万一のためにもInstagramのペアレンタルコントロール機能と併用して、常時安全セキュリティ24のようなセキュリティ対策ソフトの導入がおすすめです。
常時安全セキュリティ24は、子供のデバイス毎に利用時間の制限やアプリを制御できます。コンテンツフィルタなど、健全なインターネットを利用するための機能も搭載されているのでこの機会に導入を検討してみましょう。
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※2022年9月時点の情報です。
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