
【調査結果】小中学生のおよそ7割が自分専用のケータイ・スマホを所有、一番の使い道は「YouTubeなどの動画視聴」~「ニフティキッズ」にて「ケータイ・スマホ」についての調査を実施~
2022/10/13ニフティ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:野島 亮司、以下、当社)は、当社が運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」にて、「ケータイ・スマホ」に関するアンケート調査を実施し、9月27日(火)にレポートを公開しました。
自分専用のケータイ、あるいはスマホを持っている人は全体の68%でした。そのうちケータイを持っている人が22%、スマホが46%とスマホの所有率の方が高いようです。
また、学校から学習用のタブレットやパソコンが配布されている小学生は98%、中学生は95%でした。文部科学省が推進するGIGAスクール構想では1人1台の端末環境整備が掲げられていますが、昨年の結果と比べると多くの小中学校で端末の配布が進んでいると思われます。
危険なサイトへのアクセス防止対策はこちら
自分専用のケータイやスマホなどを持っている?
ケータイよりもスマホの所持率が高く、「スマホを持っている」小学生は40%、中学生は54%でした。小学生と比べ、中学生の方がスマホの所持率が高いようです。
1日にどのくらいケータイやスマホを使ってる?
ケータイやスマホの使用時間は小学生・中学生で大きく異なり、小学生で最も多かった回答は全体の19%を占めた「30分未満」でした。
一方、中学生は「5時間以上」の21%が最多で、それ以降は「1時間~2時間未満」「2時間~3時間未満」「3時間~4時間未満」がそれぞれ14~18%を占めており、「30分未満」と回答した中学生は10%でした。
おうちの人と決めた利用ルールを教えて!
おうちの人と決めた利用ルールの第1位は「個人情報を書き込まない」で、およそ2人に1人が利用ルールにしていることが分かりました。次いで「勝手にアプリをダウンロードしない」、「知らない人とやりとりしない」で、それぞれ4割以上を占めています。
ケータイやスマホを一番使うのはどんなとき?
最も多かった小学生の回答は「YouTubeなどの動画を見るとき」で、51%を占めていました。中学生は「友だちとメッセージをやり取りするとき」が55%と「YouTubeなどの動画を見るとき」を上回る割合になりました。
「通販で買い物をする」や「電子マネーを使う」などは1割にも満たず、ほとんどの子どもたちが使っていないようです。
勉強や学習に役立つアプリのおすすめがあったら教えて!
○「Clearnote」
○「スタディサプリ」
○「Monoxer(モノグサ)」
○「英語物語」
○「mikan」
ノートを公開・共有でき30万冊を超えるノートをみることができる「Clearnote」や4万本以上の授業動画が見られる「スタディサプリ」、解いて覚える記憶アプリ「Monoxer(モノグサ)」などの名前が挙がっていました。
ケータイやスマホでどんな写真を撮ってる?
「景色」が最多で小学生・中学生ともに全体の50%以上を占めています。次いで「友だちとの写真」、第3位は「食べ物」でした。その他には、「LINEトークのスクショ」や「自分が描いたイラスト」、「推しの画像」などがあり、中には「そもそもケータイにカメラ機能がついていない」という声もあがっていました。
【撮っている人へ】撮った写真をどうしてる?
小学生・中学生ともに、7割近くの人が「なにもしない」と回答していました。残りの3割は「友だちに共有する」が11%、「SNSにあげている」が8%、「印刷する」は2%でした。その他に寄せられた回答には、「スマホの壁紙にする」「データをパソコンに移動させる」「家族と共有する」といった意見が見られました。
学校から学習用タブレットやパソコンは配布されている?
ほとんどの学校で学習用タブレットやパソコンが配布されているようです。
パソコンの配布に関しては、小学校よりも中学校の方が実施しているところが多いのかもしれません。
【学校から配布された人へ】どの授業でタブレットを使っている?
タブレットを使う授業は小学生・中学生でやや結果が異なりましたが、多くの授業でタブレットが使用されていることが分かりました。
その他には音楽や技術、美術、家庭科、道徳といった声もあがりました。
ケータイやスマホが、どんなふうに進化したらもっと便利になると思う?
○画像や映像などが3Dで見れたら面白いかも!
○Wi-Fiに繋がなくても制限なしになったらいいと思う
○空中に画面が表示されるスマホ。そうすれば前を向いたままでも操作できる
○ブルーライト完全カット
○充電がいらなくなったら便利だな~
「スマホで3Dを楽しみたい」という意見や「Wi-Fi要らず」「充電要らず」を提案する声など、人によって思い描く“便利なケータイ・スマホ”はさまざまのようです。
中には「今のままでも充分便利」「このままがいい」などと現状維持を唱える声もあがっており、その理由としては「これ以上進化したら犯罪が増えそう」「便利になりすぎたら自分たちがダメになる」といった意見が寄せられていました。
子どものネットトラブルを防ぐためにできること
まだネットリテラシーが低い子どものインターネット利用は、常に危険と隣り合わせです。
トラブルを防ぐためには、「情報モラル教育の実施」や「トラブルがあった時、子どもが相談できる環境を用意する」など、子どもとの直接のコミュニケーションにより回避することが優先されますが、「フィルタリングやペアレンタルコントロールを設定する」のように、セキュリティソフトを利用して端末自体を機械的に守ることで、より安全にインターネットを利用することが可能となります。
セキュリティソフトには、インストールした端末の利用を制限できるものもあり、おすすめはニフティが提供する「常時安全セキュリティ24」です。
常時安全セキュリティ24は、子どもや未成年のユーザーが安全にインターネットを利用するために「ペアレンタルコントロール」機能を搭載しており、アプリの制御やコンテンツフィルター、時間制限を導入することで、子どもが安全にインターネットを使うことができます。
常時安全セキュリティ24は、ひとつのライセンスで最大7台のデバイスを保護することができます。
子どものインターネット利用が増加し、多用化するインターネットトラブルから子どもを守るために、できることから対策をしていきましょう。
※詳細は「常時安全セキュリティ24」ページにてご確認ください
※iOSはウイルススキャンに対応していません。
■「ケータイ・スマホ」に関する調査レポート
https://kids.nifty.com/parent/research/20220801sumaho/
■調査概要
○アンケート実施期間:2022年8月8日(月)~8月29日(月)
○有効回答数:1,500件
■「ニフティキッズ」について(https://kids.nifty.com/)
2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。