
便利すぎる「Androidビーム」使ってますか? 連絡先やURLも素早く共有が可能
2019/01/24自分が見ているページや写真、連絡先などを目の前に居る相手に伝えたいとき、皆さんはどうしていますか? Webページなら自分のスマホを見せればすむかもしれませんが、特に写真や連絡先などを共有したいときは、メッセージやメールなどの手段が必要に。もう少し手軽に送る方法は……ということで、Androidスマホなら「Android beam(アンドロイドビーム)」に注目してみてください。
◆画像や地図、URL共有なら「Androidビーム」にお任せ
ちょっとした特撮モノの必殺技のようなネーミングの「Androidビーム」ですが、そんなイメージに沿うかのように、WebページのURLや写真、連絡先、Googleドキュメントの資料などのいろいろなデータ・情報を簡単に共有できるという、まさに必殺技のような機能を持っています。
Androidビームが使えるのは、NFCとBluetoothの両方が使えるAndroid 4.1以降のスマホが必要です。「おサイフケータイ」に対応しているAndroidスマホであれば、「FeliCa」と呼ばれるNFC機能の一種が搭載されているので、利用できるはずです。
イメージとしてはガラケーの赤外線通信に近いですが、それよりも手軽で便利な転送機能となっています。
◆「Androidビーム」は使い方が簡単!
Androidビームを使うための準備はたったひとつで、「NFC」機能をオンにしておくことです。Bluetooth機能はオフになっていても、通信および共有は可能です。
使い方も簡単で、たとえばChromeで見ているWebページを共有したい場合、
・画面右上のメニュー→「共有」→「Androidビーム」→相手の端末にかざす
といった手順を踏むだけ。

ちなみにNFCをオンにし忘れていたとしても、Androidビームのアイコンをタップした時点で、オンにするかを聞かれて有効にできます。画像など、その他の共有したいものについても、それぞれの共有ボタンを押してAndroidビームを選択すればOKです。
忘れがちなのが、受け取る側もNFC機能をオンにするということ。自分はオンにしているのに送れないときはチェックしてみましょう。
また、Androidビームには転送するデータ容量に制限がないほか、端末と端末とで直接データをやり取りするので、インターネットが使えなくとも利用できるという大きなメリットも。もちろん、データ通信の容量も消費しません。
◆使えるのはAndroidスマホ間だけだが便利!
Androidビームを使うと、ウェブページのURLや写真、連絡先など、さまざまなものを相手と簡単に共有できます。メールやSMSなどで送る手間がなく、スマホ同士をかざすだけで良いので、Androidスマホを使っている人なら知っておきたい便利機能です。
この機能を使うには、Android 4.1以降のスマホが必要。また、NFCが有効になっている必要があるので、使う場合はあらかじめ設定を確認しておきましょう。
利用できるのはAndroidスマホ同士と限られてしまいますが、写真、動画、YouTubeのリンク、メモ、地図など、送信できるものはかなりあって便利な機能。使わないのはもったいないですよ。
※記事内容は2018年12月現在の情報を基に作成。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。