3g

3Gはいつ終了(停波)?終了理由と終了するとどうなるか解説

2022/12/20

キャリア各社で提供されている3Gサービスの終了(停波)時期が決まっています。3Gサービスの終了(停波)によって3G回線対応のガラケーが使えなくなるため、機種変更やスマホへの乗り換えなどの対処が必要です。

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キャリア各社で予定されている3G終了(停波)予定

スマホキャリア各社では、以下の時期に3Gサービスの終了(停波)を予定しています。

キャリア

終了時期(停波)

au

2022年3月31日(既に終了)

ソフトバンク

2024年1月31日

NTTドコモ

2026年3月31日

 

では、それぞれのキャリアの3G終了(停波)時期について詳しく見ていきましょう。

au

キャリアの中では最も早く、2022年3月31日に3Gサービスの「CDMA 1X WIN」の提供を終了しています。

3Gサービスの終了に伴い「au VoLTE非対応の機種」(iPhone5/5s/5cなど)やUQmobileで提供されている「VoLTE非対応SIMカード」が使用できなくなっています。

詳細については、「3G携帯電話向けサービス「CDMA 1X WIN」終了のご案内」にてご確認ください。

 

ソフトバンク

ソフトバンクでは、2024年1月31日に3Gサービスの提供を終了します。

3Gサービスを利用しているソフトバンクおよびワイモバイルユーザーに対して、利用できなくなる機種や料金プランについて案内し、機種変更向けの割引キャンペーンを提供しています。

詳細については、「3Gサービス終了のご案内」にてご確認ください。

 

NTTドコモ

NTTドコモでは、2026年3月31日に3Gサービスの「FOMA」およびフィーチャーフォン向け通信サービス「iモード」の提供が終了するため、各サービスに対応したプランについては既に新規受付を停止しています。

さらに、2022年1月以降から2GHz帯と800MHz帯が利用できるエリアの一部を800MHzのみに対応する変更を行っていて、既にFOMAに対応する一部端末では、通話や通信ができなくなっています。

詳細については、「「FOMA」および「iモード」のサービス終了について」にてご確認ください。

 

3G終了(停波)する理由

3G回線は、2001年にNTTドコモが商用サービスを開始してから20年以上提供され続けてきたサービスで、現状普及している5Gに対して2世代前の規格でもあります。

そんな3Gが終了(停波)するのには以下の理由が挙げられます。

・利用者が少なく運用コストが無駄
・3G用の周波数帯を新しい通信規格に割り当てたい
・通信速度が遅く実用的ではない

では、ひとつずつ詳しくみていきましょう。

 

利用者が少なく運用コストが無駄

3Gは現状普及している5Gに対して2世代前の通信規格でもあり、今では4G、5Gに対応したスマホを利用している人がほとんどです。

そのような状況の中で3G向けのサービスを提供するのは、運用コストを考えると非効率なため、3Gサービスの終了が決まりました。

 

3G用の周波数帯を新しい通信規格に割り当てたい

電波を有効に活用し、新しい通信サービスを生み出していくためには古い通信サービスを終了する必要があります。

3Gを終了することで割り当てられた周波数帯が新しい通信規格に使用可能となります。

 

通信速度が遅く実用的ではない

インターネット回線を通じて提供されるアプリやWebサービスを利用する上で、3G回線では通信速度が遅く実用的ではありません。

現在の、アプリやSNSで動画を視聴する利用方法には適しておらず、3Gサービスは必要とされなくなりました。

 

 3G終了(停波)するとどうなる?ガラケーは使えなくなるのか

3Gサービスが終了(停波)すると、4G対応端末でなければ3Gを利用したデータ通信はできなくなります。

また、3Gサービスが終了(停波)するということで、3G回線に対応している「ガラケー」が使えなくなると思われていますが、全てのガラケーが使えなくなるわけではありません。

各キャリアで以下の条件に該当しているガラケーの場合は、3Gサービス終了(停波)後も使用可能です。

キャリア

3G終了(停波)後も利用できる条件

主な対応機種

au

au VoLTEに対応している

・AQUOS K SHF32
・G’zOne TYPE-XX
・INFOBAR xv
・GRATINA KYF39/KYF42
・かんたんケータイ KYF41
・かんたんケータイライト KYF43

ソフトバンク

LTEとVoLTEに対応している

・DIGNO ケータイ3
・AQUOS ケータイ3
・かんたん携帯10

NTTドコモ

LTEとVoLTEに対応している

・arrows ケータイ F-03L
・AQUOS ケータイ SH-02L
・カードケータイ KY-01L

 

上記に該当するガラケーを使用している場合は、3Gが終了(停波)した後でもデータ通信や音声通話が利用できます。

ガラケーを使っている方は、3G終了後も利用できる機種かどうかを確認しておきましょう。

 

3G終了(停波)に向けての対応方法

3Gサービスを利用している方は、終了(停波)に向けて対応が必要です。

 

4G/5Gに対応した機種に乗り換える

3Gサービスが終了(停波)するまでに、4G以降に対応した機種に乗り換える必要があります。

スマホに機種変更するのが最も分かりやすいですが、4G回線に対応した「ガラホ」という選択肢もあります。

これまでずっとガラケーを使い続けてきたという方は、これを機にスマホデビューをしてみるのもいいでしょう。

 

現行の料金プランに変更する

機種を変更するだけでなく、契約している料金プランについても現行のプランに移行するようにしてください。

多くの場合、機種変更と同時にプランが変更できるので、合わせて変更しておくと良いでしょう。

 

キャリアのキャンペーン情報をチェックする

キャリアによっては3G回線のユーザーに対して、機種変更やプラン変更を勧めるためのキャンペーンを実施しているケースがあります。

例えば、ソフトバンクでは、3Gガラケーをお使いの方に向けて対象機種への機種変更代金を割引するキャンペーンを実施しています。

キャンペーンを適用すると端末代などの負担を大幅に軽減できるので、お使いのキャリアのキャンペーン情報をチェックしたり、店頭で相談をしてみたりしてください。

 

ガラケーからスマホに乗り換えるなら「NifMo(ニフモ)」がおすすめ

3Gサービス終了に合わせてスマホへの乗り換えを検討している方には、@niftyが提供している格安SIM「NifMo(ニフモ)」がおすすめです。

音声通話SIMであれば3GBで月額1,600円(税込1,760円)からラインナップされていて、専用の通話アプリ「NifMo半額ダイヤル」を利用すれば、通話料は通常の半額10円(税込 11円) /30秒になります。

10,000円以下の端末もラインナップされているため、買い替えで端末代をできるだけ抑えたいという人にもおすすめです。各種保証サービスも充実しているうえに5Gオプションも無料で使えるなど、利便性の高さも魅力です。

3Gガラケーからの乗り換えを検討している方は、ぜひ「NifMo(ニフモ)」の利用をご検討ください。

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