
シニアのスマホ利用で起こりうる困り事と家族ができる対策
2022/09/15近頃は60歳以上のスマホ普及率は91%を超え、パソコンなどに比べ利用している方が増えてきています。シニアのスマホ普及率が増えるに従って、操作ミスによる故障やネット詐欺などの被害に遭うことも。
今回はシニアのスマホ利用で起こり得る困り事について紹介しながら、家族で対策できる方法について解説していきます。手軽にできる対策をご紹介しますので、ぜひ快適なスマホライフを過ごしてください。
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シニアのスマホ普及率は?
シニアのスマホ率は年々上昇傾向にあります。スマホを販売しているキャリアもガラケーからスマホへの乗り換えキャンペーンを行うなど、スマホへの買い替えを推奨しています。
60代のスマホ所有率は91%
モバイル社会研究所が2022年に行った調査によると、60代のスマホ所有率は91%、70代でも70%がスマホ所有者です。60代では6割以上が5年以上スマホを所有しているなど、シニアのスマホ所有率は上昇しています。
スマホはパソコンが苦手なシニアでも比較的利用しやすく、家族と気軽に連絡がとりやすいこともシニアのスマホ所有率の上昇に影響しています。
利用用途は電話・メールが多い
60代以上のスマホ利用用途は、主に通話やLINEメッセージが多く、直接会えない友人との通話やLINEメッセージでコミュニケーションを取るシニアが多いようです。
また、カメラ機能を使って写真撮影を楽しんだり、検索して調べ物をしたりと、スマホを使いこなしているシニアも。しかし、便利なアプリを多く利用しているシニアがいる一方、スマホに買い替えてからさまざまなトラブルに悩んでいるシニアも多いようです。
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シニアのスマホ利用に起こりがちな困り事
コミュニケーションツールや情報収集ツールとして、シニアに普及しているスマホですが、買い替えに伴いさまざまな悩みが発生します。
個人情報やパスワードの管理が難しい
無料で利用できる便利なアプリも多い一方で、利用するアプリが多ければ多いほどIDやパスワードの管理が困難になります。面倒だからといってパスワードを使い回すと、不正アクセスによる情報漏えい被害にあった場合など、大きな被害につながる可能性が高いです。
特にネットショッピングやネットバンキングで利用しているパスワードの使い回しはおすすめできません。
また、スマホにパスワードを記憶させている方も多いですが、機種変更でデータ移行トラブルが起きたときにアプリやWebサービスにログインできずに困る方も。個人情報やパスワードは管理の仕方で、個人情報漏えいにつながる恐れもあるので、普段から取り扱いに注意しましょう。
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ネット詐欺被害
ガラケーの時にもあったネット詐欺被害ですが、スマホではより悪質なケースが増加しています。迷惑メールによるフィッシング詐欺も年々巧妙化していて、本物の銀行や大手ショッピングサイトに似せた詐欺サイトへ誘導されるケースも。また、有料アプリを無料トライアルとして利用させ、アプリ内での解除・解約ができず高額請求される詐欺も登場しています。
ネット詐欺に遭わないためには、普段からセキュリティ意識が重要です。怪しいメールやSMSは開かない、むやみに個人情報を入力しないなど、普段から対策しておきましょう。
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転倒や落下によるスマホの故障
スマホはガラケーよりも画面が大きく、ふとした瞬間に落下して故障する可能性が高いです。道を歩いている時、ナビを見るために歩きスマホをしていると転倒や人とぶつかってスマホを落としてしまう危険性があります。歩きスマホは視野が狭くなり、転倒や怪我の恐れがあるため大変危険です。
スマホは片手での操作がしにくく、万一の場合に受け身を取れずに大怪我につながることもあります。スマホを利用する際は、必ず安全な場所で立ち止まって使用するよう気をつけましょう。
通話の切り忘れによる通話料増加
スマホに買い替えてからよくあるシニアの困り事として、通話の切り忘れがあります。ガラケーは電源ボタンを押すと通話終了できましたが、スマホは通話アプリの通話終了ボタンをタップしなければなりません。「通話しながら別の画面を開く」「終了ボタンをタップしたつもりがタップできていない」などが原因で、そのまま通話料がかかってしまいます。
また、スリープ状態にせずポケットやカバンにスマホを入れることで誤作動が起こり、電話の発信につながってしまうトラブルも。通話以外にも不要なアプリが起動し、通信量がかかることもあるので、スマホを使ったらスリープ状態にすることを意識しましょう。
家族でできる対策とは
初めてのスマホなどシニアの方がスマホに買い替えたばかりの頃は、困ることも多いかもしれません。不審に思うことなく迷惑メールに返信したり、記載されているURLにアクセスしたり、ネット詐欺に巻き込まれてしまう危険性もあります。ここでは家族でできるセキュリティ対策、補償サービスについて詳しく解説していきます。
家族でセキュリティ意識を高める
普段から家族間でセキュリティに対する意識を高められるよう、話し合っておくことが重要です。不審なメールには返信しない、覚えのない相手からのSMSはすぐに削除するなど、前もって意識を合わせておく必要があります。
パスワード管理が難しいようであれば、指紋認証やパターン認証などでログインできるよう設定してあげるのもおすすめです。できるだけ高齢の家族が、むやみに個人情報を入力しなくて済むよう、事前に設定しておきましょう。
パスワード管理サービスを利用する
パスワードの管理が困難な場合は、@niftyセキュアプライバシーのようなパスワード管理サービスの利用がおすすめです。強力なパスワードを自動生成し、保存してくれる機能があるため、難しいパスワード管理をする必要がなく、パスワードの使い回しを防げます。
万一、個人情報が流出してしまった場合でも、流出検知機能ですぐに気づけるのでパスワード変更などの対応も素早くできます。
@niftyセキュアプライバシーは、1契約で7台のデバイスにインストールできるので、家族全員分のスマホで利用できます。パスワード管理が不安な場合は、手軽に管理できるパスワード管理サービスの導入を検討してみてください。
セキュリティソフトを導入する
インターネットを利用している以上ウイルス感染のリスクは常にあり、ネット詐欺の手口も年々巧妙化しています。そのため詐欺サイトやウイルス対策として、セキュリティソフトの利用が欠かせません。
例えば、常時安全セキュリティ24は、偽サイトへのアクセスブロック機能やウイルス感染・侵入を防ぐ機能が搭載されています。他にもネットバンキングを安全に利用できるよう、接続時の通信を保護してくれる機能も搭載されているので安心です。
常時安全セキュリティ24は1契約で7台までデバイスにインストールできるので、@niftyセキュアプライバシー同様に家族全員分のスマホを保護できます。
スマホやパソコンを守るセキュリティソフト「常時安全セキュリティ24」おすすめの理由
補償サービスを利用する
スマホはネット詐欺以外にも、落としたり水没などによる故障トラブルがあります。また、近年はスマホの盗難被害も増加しているため、万一のためにも補償サービスの利用がおすすめです。
ニフティの@nifty安心メールパックは、スマホなどの機器の故障、破損、盗難など補償範囲が広く、1契約で家族全員分のスマホの補償や、契約プランによっては最大15万円まで修理可能代金として受け取ることも可能です。万一、スマホの修理ができない場合でも、新しいスマホの購入価格50%もしくは最大75,000円が補償されるので金銭的な負担も軽減されます。
対象となるデバイスはスマホの他にガラケーやタブレット、ノートパソコン、スマートウォッチなど幅広いため、いざという時も安心です。また、@nifty安心メールパックは補償サービス以外に@niftyメールアカウント、専門家相談サービスが利用できます。
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まとめ
シニアにも多く普及しているスマホですが、使い慣れるまではさまざまなトラブルに困ることが多いです。しかし、パスワード管理サービスやセキュリティソフトを利用すれば、安心してスマホを利用できるでしょう。
今回ご紹介した@niftyセキュアプライバシー、常時安全セキュリティ24は、1契約で7台まで利用できるサービスです。2つを同時に利用すれば、パスワードの流出やネット詐欺から身を守るだけでなく、面倒なパスワード管理からも解放されます。
また、物理的な故障や盗難への備えは@nifty安心メールパックの利用がおすすめです。1契約で家族全員が補償範囲に含まれ、スマホ以外の機器の故障にも対応出来る可能性があるのでぜひ利用を検討してみてください。
※2022年8月時点の情報です。
※iOSはウイルススキャンに対応していません。