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Steam link(スチームリンク)でできることとは?仕組みや使い方を解説

2023/05/26

SteamのゲームはPCでプレイするものですが、実はスマホやタブレットでも利用できます。Steam linkを使うと、PCでゲームを動作させてスマホやタブレットから操作できるのです。

設定の流れは簡単でかつ無料なので、試しに使ってみることも可能です。

本記事では、Steam linkで何ができるのかについて解説します。仕組みや使い方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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Steam link(スチームリンク)とは

Steam linkとは、PCで動作させているゲーム画面を異なる端末の画面へ出力するツールです。

基本的にSteamで購入したゲームはPC専用で、他のデバイスではプレイできませんが、Steam linkを使うとスマホやタブレットなどのデバイスからでもSteamのゲームプレイが可能になります。

 

Steam link(スチームリンク)の仕組み

Steam linkはPC以外のデバイスでSteamのゲームができるようになる機能ですが、他のデバイスでSteamのゲームを動作させるわけではありません。

ゲームを動作させるデバイスは、あくまでゲームをインストールしているPCです。

 

画面の出力方法はミラーリング

Steam linkはミラーリングを用いて他のデバイスにゲーム画面を出力します。

ミラーリングとは、母体となるデバイスの画面を別端末へ出力する機能です。

従来のミラーリングは画面と音声の出力のみで、操作は母体であるPCでしか行えませんが、Steam linkは画面と音声を出力したうえで、子機であるモバイル端末での操作が可能です。

 

ミラーリングの仕組み

Steam linkでは同一ネットワーク内で、ゲームを動作させているPCから他の端末へ画面を出力します。

同一のネットワーク内に接続したデバイス同士でなければ、ミラーリングはできないので注意してください。

ミラーリングした画面の映像はリアルタイムで表示されるので、著しい遅延がなく閲覧が可能です。

 

ミラーリングするまでの流れ

Steam linkでミラーリングする場合、まずPCとモバイル端末を同じネットワークに接続します。

続いてPCにSteamをダウンロードしてからアカウントを作成し、Steamで以下の設定を行いましょう。

すでにSteamアカウント作成済の場合、設定だけでOKです。

1.画面左上で「Steam」をクリック
2.「設定」をクリック
3.「Remote Play」をクリック
4.「ホストの設定」から「ホストの詳細設定」をクリック
5.表示された画面で任意で環境に適した設定を行う

 

次にモバイル端末側にSteam linkのアプリをインストールします。

iOSの場合はApp Store、AndroidではGoogle Play Storeでダウンロードが可能です。

Steam linkのアプリをインストールしたら起動して、画面の指示に沿って設定を行います。

途中でPCに表示される認証番号を入力する必要があるので、注意してください。

PCに表示されているSteamの画面が表示されたら、ゲームの起動からプレイの操作まで可能になります。

 

Steam link(スチームリンク)のメリット

Steam linkを利用する方法には、以下3つのメリットがあります。

・外部デバイスのスペックは動作を左右しない
・スマホやタブレットでのゲーム操作が可能
・Steam以外で購入したゲームのミラーリングもできる

 

メリットを詳しく解説します。

 

外部デバイスのスペックは動作を左右しない

Steam linkはPCでゲームを動作させるため、スマホやタブレットに負荷がかかりません。

モバイル端末側は画面の表示しか行わないため、解像度が高いグラフィックのゲームであっても、モバイル端末でプレイできます。

 

スマホゲーム感覚で操作が可能

スマホやタブレットの画面には、透過式のタッチコントローラーが表示されるので、スマホゲームと同じ感覚でSteamのゲームを操作できます。

モバイル端末とペアリングしているコントローラーでの操作も可能なので、活用するといいでしょう。

 

Steam以外で購入したゲームのミラーリングもできる

Steam linkでは、Steam以外で購入したゲームもミラーリングできます。

Steam上で他のマーケットで購入したゲームをライブラリに追加しておけば、ミラーリングできるので試してみるといいでしょう。

 

Steam link(スチームリンク)の注意点・デメリット

Steam linkはモバイル端末でSteamのゲームを操作できる点が魅力ですが、以下3つのデメリットもあります

・Wi-Fi接続では遅延が起きる
・テレビに出力するには付属品が必要な場合がある
・ゲームの持ち歩きができるわけではない

 

注意点であるデメリットも詳しく解説します。

 

Wi-Fi接続では遅延が起きる

Steam linkでは、Wi-Fiと有線でPCからモバイル端末へのミラーリングが可能です。

Wi-Fiはケーブルレスで便利ですが、電波の状況に応じた遅延が発生するので、電波の状態次第では大きなラグを感じる可能性があります。

Wi-FiでSteam linkを利用する場合は電波が安定している必要があるので、遅延を最小限にしたいのであれば、PCと別の端末を有線で接続する必要があります。

 

テレビに出力するには付属品が必要な場合がある

Steam linkを使ってゲーム画面をテレビに出力する場合、Android TVを利用しているかで設定の流れが変わります。

Android TVを利用している場合、モバイル端末と同様にSteam linkのアプリをインストールして設定を行いますが、Android TVが搭載されていない場合は、テレビにSteam linkの子機を接続する必要があります。

Steam linkの子機を用意するにはコストがかかるため、PCとテレビをHDMIで接続して画面を出力する方法がおすすめです。

 

ゲームの持ち歩きができるわけではない

Steam linkはあくまでPCから画面を出力する機能なので、モバイル端末でSteamのゲームを持ち運べるわけではありません。

Steam linkは、ゲームを起動するPCと同じネットワークに接続しているデバイスしか画面を共有できないので、モバイル端末でゲームの持ち運びができない点には注意しましょう。

 

ゲーム用デバイスを使うなら光回線が最適

ゲーム用のデバイスを使う場合、インターネット回線の品質が以下の2点を左右します。

・ゲームソフトのダウンロード速度
・オンライン対戦での遅延

 

最近のゲームソフトは容量が大きく、回線が安定しない場合、ダウンロードが完了するまで何時間もかかってしまいます。

特に夜間は回線の利用者が多いため混雑によって速度遅延が起こりやすく、オンライン対戦ではラグが発生してストレスを感じることも考えられます。

 

これらのリスクを避けるためには光回線がおすすめですが、光回線もサービスによって品質が異なるため、ゲーム用デバイスに適した回線を選びたいところ。

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※2023年5月時点の情報です。
※本文中に記載されている通信速度は理論値です。必ずしもこの速度が保証されているものではなく、お客様の通信環境や接続の時間帯などによっては、思うように速度が出ない場合や接続が不安定な場合があります。

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