
Gmailメールが届かない!メールが届かなくなる原因と対策を紹介
2024/07/25Googleの迷惑メール規制強化に起因して、Gmailが届かなくなる事象が増加しています。
Googleの規制対象になっていなくても、受信者側の問題でGmailメールが受信できなくなっている場合もあるため、規制強化も踏まえてGmailアカウントでメールを受信できない場合の原因と対策を確認しておきましょう。
個人利用の範囲であればGmailアカウントでメールが受信できなくなる問題は簡単に対処できる場合が多いです。
本記事ではGmailにメールが届かない、Gmailでメールを送信できない原因と対策を紹介します。
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Gmail側でメールが届かない3つの原因
Gmailでメールを受信できない原因は、主に以下3つのどれかです。
1.Googleドライブの容量オーバー
2.通信状態が不安定
3.迷惑メールフォルダに振り分けられている
1.Googleドライブの容量オーバー
もっとも多い原因は、使用しているアカウントのGoogleドライブに空き容量がないパターンです。
Gmailがメールを保存できる量は無限ではなく、Googleドライブの最大容量が上限です。
Googleドライブに保存しているファイルやメールの合計容量が上限に達すると、誰かが自分のGmailアカウントにメールを送信しても受信できません。
ちなみにGoogleドライブの容量は標準で15GBが容量です。

後ほど「Googleドライブの容量を追加購入する」の項目で紹介する方法で課金すると、容量を増やすことができます。
2.通信状態が不安定
インターネットの通信状態が不安定で、Gmailの受信フォルダを更新できず新しいメールが見られない可能性があります。
特に外出先でスマホから Gmailを見たい場合、電波が弱くて新しいメールが見られない状況が起こり得ます 。
また固定回線を利用している場合でも、通信障害が発生しているとGmailを閲覧できません。
Gmailのメールを見るときは、念のため通信状態が悪くないか少し意識しておきましょう。
3.迷惑メールフォルダに振り分けられている
まれに問題のないメールがなぜか迷惑メールフォルダに振り分けられる場合があります。
知らない間に重要なメールが迷惑メールフォルダに入り見落としている可能性があるので、定期的にチェックしておきましょう。
Gmail側でメールが届かないトラブルの解決方法
Gmail側でメールを受信できない場合は、主に以下の3つが対処法となります。
1.Googleドライブ上の不要なファイル、メールを削除する
2.Googleドライブの容量を追加購入する
3.迷惑メールではないと報告する
それぞれの対処法を詳しく解説します。
1.Googleドライブ上の不要なファイル、メールを削除する
Gmail側でメールを受信できないトラブルでは、Googleドライブに空き容量がない場合が多いです。
そのため、Googleドライブの空き容量を確保するのが基本的な方法となります。
費用をかけたくない、15GB以上のクラウドストレージが必要ないのであれば、以下のファイルを削除して空き容量を作ればメールが受信できるようになります。
・Gmailの受信・送信済みフォルダから不要なメールを削除
・Googleドライブに保存している不要なファイルを削除
メールやファイルを削除する際は、最後にゴミ箱が空になっているか確認してください。
削除したメールやファイルがゴミ箱に入っているままだと、Googleドライブの空き容量は変わりません。
Googleドライブの容量(ストレージ)を確認する方法と容量を減らす方法
2.Googleドライブの容量を追加購入する
課金してGoogleドライブの容量を増やすのも1つの方法で、標準の15GBだと足りないと感じる人は検討してみましょう。
iOSやAndroidデバイスを使えば、簡単に容量の追加購入が可能です。
iOSやAndroidデバイスで容量を追加購入する場合、Googleドライブのアプリを起動して左上のアイコンをクリックします。

メニューが表示されたら「保存容量を購入」を選択してください。

次に表示される画面で月間か年間購入、使用したい容量を選択します。
Googleドライブの追加容量は月額が年額制で利用できます。

iOSではApple IDで登録している支払い方法で、追加容量の利用料金を支払えます。
Androidでは、次に表示される画面で支払い方法を選択できます。
パソコンではGoogleアカウントにログインしている状態でGoogle Oneにアクセスすると、「空き容量を増やす」の項目からストレージの追加購入が可能です。
基本的な流れはiOSやAndroidと同じです。

迷惑メールではないと報告する
必要なメールが迷惑メールフォルダに振り分けられる場合、該当のメールを開いて「迷惑メールではないことを報告」を選択してください。

迷惑メールではない報告をしておくと、必要なメールが従来の受信フォルダに振り分けられやすくなります。
Gmail側がメールを送信できない原因3つ
Gmailを利用している側がメールを送信できない状況では、以下のどれかが原因と考えられます。
1.宛先のメールアドレスに誤りがある
2.添付ファイルが容量オーバー
3.ガイドラインに抵触している
アドレスの間違いや添付ファイルの容量が問題である場合が多いですが、そうでなければガイドラインに抵触していないか注意が必要です。
1.宛先のメールアドレスに誤りがある
送信先のメールアドレスを間違えて送れないパターンは意外とありがちなので、注意したいところです。
特にはじめての相手にメールを送る場合は、アドレスの入力を間違えて送信できない可能性が考えられます。
2.添付ファイルが容量オーバー
Gmailで添付できるファイルのデータの容量は、最大で25MBまでです。
添付ファイル付きのメールを送信できない場合、送りたいファイルの容量が大きくないか確認しましょう。
3.ガイドラインに抵触している
1日に膨大な数のメールを送信している場合、Gmailのガイドラインに抵触している可能性があります。
Googleは2024年2月にメール送信の規制を強化しており、SPFやDKIMのドメイン認証などの条件をクリアしていないと1日に5,000件以上のメールを送信できません。
個人利用の範囲ではガイドラインに抵触する可能性は低いですが、メルマガの配信をはじめとした利用では注意が必要です。
上記の規制は、他社のドメインで複数のGmailアカウントにメールを送る場合も対象なので気をつけましょう。
Gmailにメールが届かないトラブルの解決方法
Gmailでメールを送信できないときは、以下の方法で対処します。
・宛先メールアドレスの確認
・添付ファイルの容量を減らす
・ガイドライン対策をする
個人範囲の利用であれば、アドレスの確認や添付ファイルの容量調整で解決できます。
宛先メールアドレスの確認
メールアドレスの入力間違いは意外と多いケースなので、まずは宛先のメールアドレスに間違いがないかチェックしてみましょう。
メールアドレスに間違いがなければ、他の原因が考えられるので別の方法で対処します。
添付ファイルの容量を減らす
添付ファイルの容量が25MB以上でメールを送信できない場合、何かしらの方法でファイル容量を小さくしましょう。
添付ファイルの容量を小さくする場合、ファイルをZipファイルに変換する方法がおすすめです。
Zipファイルへの変換はファイル容量を小さくするために用いられる圧縮方法で、受信者側が簡単に解凍できるので重宝されています。
ガイドライン対策をする
1日に大量のメールを送信しているのであれば、Gmailのガイドラインへの対策が必要です。
ガイドライン対策として行える方法は、以下の2つです。
1.1日に送信するメールの数を5,000以下にする
2.SPFやDKIMの認証設定を行う
簡単なのは1日に送信するメールを5,000通以下にする方法で、特に難しい操作は必要ありません。
SPFやDKIMの認証を行えば1日に送信できるメール数の上限はなくなりますが、かなりの専門知識がないと設定するのは難しいです。
送信ドメイン認証DKIM(ディーキム)とは何?SPFとの違いや仕組みをわかりやすく解説
DMARCとは|なりすましメールを防ぐ仕組みを解説
Gmailに関するトラブル対処の操作に困ったら
Gmailにまつわるトラブルが発生した際、対処するときは慣れないスマホやパソコン操作を行うので戸惑う人もいるかもしれません。
また自分で対処できる自信がない人もいるかと思います。
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