
Whoscall(フーズコール)とは?迷惑電話をブロックできるアプリの使い方と評判
2025/03/07知らない番号から電話がかかってきたときに、出るべきなのか悩んだことはありませんか?迷惑電話や営業電話など、着信時に発信者がわかったら便利ですよね。
そこでおすすめなのが、迷惑電話対策アプリWhoscall(フーズコール)。Whoscallは全世界で使われている迷惑電話対策アプリで、データベースに登録されている不審な番号をブロックしてくれます。
本記事では、Whoscall(フーズコール)の基本機能と共に、ほかの迷惑電話対策アプリとどんな違いがあるのか比較します。Whoscallを導入する際に注意したいポイントも併せて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
Whoscall(フーズコール)とは?
Whoscall(フーズコール)とは、スマホの電話帳に登録されていない番号を自動で識別してくれる迷惑電話対策アプリです。世界中の電話番号データを活用し、100億件以上の迷惑電話、SMSをブロックしています。
ここからはWhoscall(フーズコール)の機能や注目されている理由についてご紹介します。
Whoscall(フーズコール)は迷惑電話対策に有効なアプリ
Whoscall(フーズコール)とは、全世界で1億ダウンロードされている迷惑電話対策アプリです。世界中で登録された約26億件以上の電話番号データをもとに、AIを活用して迷惑電話や不審な電話をブロックします。
東・東南アジア最大級のデータベースを活用して迷惑電話をブロックします。不審なSMSもブロックしてくれるため、なりすまし詐欺などの対策に役立ちます。
日本国内でも福岡市役所やフィッシング対策協議会と提携していたり、各メディアで話題となっていたり、認知度の高いアプリといえます。
主な機能
Whoscallは、世界中で迷惑電話や危険だと判断された電話番号データベースとAI技術を組み合わせて、不審な番号を識別しています。Whoscallには発信者の自動識別機能のほかにも、下記のような機能が搭載されています。
・迷惑電話自動着信拒否
・情報漏えいチェック
・自動Webチェッカー
・SMS自動フィルタリング
・認証済番号登録
Whoscallなら知らない番号を自動識別できるため、大切な電話(病院や行政など)を見落としにくくなります。。データべースは常に更新されていくので、安心して電話やSMSでコミュニケーションが取れるようになります。
また、法人向けサービスとして、Whoscallの認証済番号として発信者情報を表示できる機能もあるため、顧客に警戒されにくくなります。電話帳登録されていない顧客であっても、信頼できる企業として折り返し連絡がくるケースもあるので、営業活動を効率化できるでしょう。
Whoscall(フーズコール)は注目されている理由
Whoscallが注目されている主な理由として、特殊詐欺の被害が増加していることが考えられます。
警視庁の発表によると、2023年の特殊詐欺被害総額は452.6億円にのぼり、未発覚の被害もあると考えられています。。特に近頃は生成AIなどを悪用して著名人の声に似せたり、SMSを介したり、特殊詐欺の手口も巧妙化しているため、騙されてしまう方もいるでしょう。
知らない番号からの着信は不審と感じて受けない人が多い一方、大切な電話を取り逃がしたくないと感じている人も多いです。そのため、迷惑電話対策として世界中で注目されるようになったと考えられています。
他の迷惑電話対策アプリとの違い
ここで、Whoscallと他の迷惑電話対策アプリの基本的な機能の違いについて確認してみましょう。
Whoscallと同様に、iOSとAndroid両方対応しているアプリをピックアップしたので、迷惑電話対策アプリを探している方は参考にしてみてください。(※2025年3月時点)
|
アプリ名 |
Whoscall |
電話帳ナビ |
Truecaller(トゥルーコーラー) |
|
初期費用 |
無料 |
||
|
月額費用 |
基本無料 |
基本無料 |
基本無料 |
|
機能 |
・電話番号検索(無制限) |
・電話番号検索(無制限) |
・スパムブロック機能 |
Whoscallは、他の迷惑電話対策アプリと比較して、月額費用が安価です。基本的な迷惑電話対策機能は、無料で使えるのでお試しで使ってみたい人にぴったり。しかし、電話帳ナビはSMSアシスタントが無料で使えるので、必要な機能をチェックして使いやすいと感じる方を導入してみてください。
Whoscall(フーズコール)は無料で使える?
迷惑電話対策として有効なWhoscallには、無料プランと有料プランの2つの利用プランが用意されています。利用するプランによって、ランニングコストや活用できる機能が異なるため、ここでWhoscallの料金プランについて確認しておきましょう。
Whoscall(フーズコール)の料金体系
Whoscallには、3つの料金プランが用意されています。(※2025年3月時点)
|
|
FREE(無料版) |
プレミアム版(月額払い) |
プレミアム版(年額払い) |
|
初期費用 |
無料 |
||
|
月額料金 |
無料 |
350円(税込) |
3,000円(税込) |
|
主な機能 |
・電話番号検索(月3回まで) |
・電話番号検索(無制限) |
・電話番号検索(無制限) |
Whoscallの無料版は、毎月3回までアプリ内で電話番号の検索が可能です。ブラウジング中も危険なURLを検知するため、フィッシングサイトにアクセスするリスクが軽減します。
また、有料版には無料トライアルが1カ月間利用できるので、無料版と比較しながら試すことができます。ただし、無料トライアル終了後は、自動でサブスクリプション契約に変更されるので、課金したくない人は事前にキャンセルしておく必要があります。
有料版で利用できる機能
Whoscall(フーズコール)のプレミアム版に契約すると、無料版では使えない下記の機能が使えます。
・電話番号検索が月3回から無制限に
・知らない番号の識別
・迷惑電話自動着信拒否
・SMSアシスタント
・広告非表示
プレミアム版には、SMSの自動フィルタリングや、迷惑電話の自動着信拒否など、安全にスマホを利用できる機能が開放されます。なりすましメールや詐欺電話を自動でブロックしてくれるため、お子さまや離れて暮らすご家族のスマホにインストールしておくのがおすすめ。
また、プレミアム版にアップグレードすると広告が非表示になるので、煩わしく感じていた人は画面が見やすくなるでしょう。
Whoscall(フーズコール)を使う注意点
最後にWhoscallを使ううえで特に注意しておきたいポイントを2つ紹介します。
1.ファミリー共有ができないため高額になりやすい
Whoscallはファミリー共有のシェア機能が利用できないため、端末ごとにサブスクリプション契約が必要です。また、同一ユーザーであっても、iOSとAndroidでプラン共有や移行もできません。そのため、契約中に異なるOSへ機種変更した場合、新たに契約が必要になるため注意しましょう。
2.一部利用できない環境がある
一部のキャリアや機種では、Whoscallが利用できないケースがあります。Whoscallは、OS標準の電話アプリで使えるアプリのため、キャリア独自の電話アプリを使っている場合は利用できません。
契約しているキャリアや機種で利用可能か不明な場合は、まず無料版を試すのがおすすめです。基本的にiPhoneユーザーであれば、OS標準の電話アプリで着信するようになっているため、Whoscallが使えるはずです。
サービスの詳細、最新の料金などはWhoscall公式サイトでご確認ください。
有効な迷惑電話対策アプリならWhoscall(フーズコール)がおすすめ
普段あまり迷惑電話がかかってこないのであれば、無料で使える機能だけでも十分使えるでしょう。月に3回までならアプリ内で不審な電話か検索が可能です。
SMSへ届くなりすましメールを防止するのであれば、スマホとパソコンあわせて7台までインストールできる「@niftyセキュア・プライバシー」や「常時安全セキュリティ24」などのセキュリティツールの導入もぜひご検討ください。
※2025年3月時点の情報です
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