
サポート切れOSを利用するリスク|Windows7を使い続けるセキュリティの危険性
2020/01/17Windows7のサポートがついに2020年1月14日に終了しました。ニュースなどでも頻繁にアナウンスされていたので、当然認識済の人もいれば、中には初耳の人もいるかもしれません。
もし知らなかったという人は、サポートの終了が及ぼす影響について今一度認識し、早めに対策をご検討ください。
Windows10への移行進むが、まだまだ1/4のシェアで使われているWindows7
Net Applicationsから発表された2019年12月のデスクトップOSのシェアによると、Windows 7はサポートの終了が予定されているにも関わらず、26.64%というシェアがあり、デスクトップ向けOSの4分の1がWindows 7を利用しているという状況でした。
そもそもOSのサポート内容には、
1.仕様変更や新機能のリクエスト
2.セキュリティ更新プログラムの提供
3.セキュリティ関連以外の修正・プログラム作成の新規リクエスト
4.無償サポート
5.有償サポート
といった項目が用意されていますが、今回のサポート終了とともに、上記全ての対応がなくなり、万が一、Windows 7に脆弱性が発見されても公表されず、セキュリティ更新プログラムも提供されなくなります。
サポートが切れるとどうなる?そのまま使い続けるリスクとは?
過去のOSサポート終了時と同じように、サポートが終了したからといって、今まで通りにPCは使用できるため、すぐに大きな変化は感じないかもしれませんが、セキュリティサポートが終了したWindows 7は、
・個人情報が漏えいする
・ウイルスが侵入する
・機器やソフトが利用できなくなる
・踏み台にされて別サーバ攻撃
・データ破壊
など、サイバー攻撃の対象として使われる危険性が高くなると考えられます。
サポートがない状態でパソコンをインターネットに接続すると、ウイルスなどのマルウェアにいつ感染してもおかしくありません。最近では手口が巧妙になっているため、サイトを閲覧していただけで気が付かないうちに感染していた…なんてことも考えられます。
Windows10へのアップグレードの準備を進め、セキュリティソフトの対策を
第一の対策として、まずは早期にサポートが提供されているWindows 10などのOSへ移行することが望まれますが、Windows 10への移行に際しては、事前に解決しておかなければならない点があります。
まずハードウェアのスペック。これまでWindows 7を使っていた機種ではWindows 10に対応しておらず、ドライバーなどのソフトウェアが提供されていない場合、OSのバージョンアップは行えず、PCの買い替えを検討する必要が出てきてしまいます。
また、OSのアップデートと平行して、ぜひ検討してほしいのが、セキュリティソフト。OSのアップデートだけでは悪意のあるウイルスからPCを守ることはできません。またその被害は自分だけではなく、同じインターネットを利用する家族にも及びます。
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また、スマホの見守り機能や利用時間制限、ペアレンタルコントロールなど、子ども向けの機能も豊富にそろっているので、家族全員のパソコンやスマホのウイルス対策におすすめです。安心してインターネットを利用するためにも、OSのアップデートに加えて「常時安全セキュリティ24」でセキュリティ対策を行うことをおすすめします。
※2020年1月時点の情報です。