嫌な相手にも有効? Twitterをリスト管理で快適に使いこなそう

2017/03/23

Twitterのとても便利な機能ながら、あまり使わないユーザーも多いといわれる「リスト」。嫌な相手への対処にも有効なリスト機能を使いこなし、Twitterをもっと楽しめるようにしよう。

◆かゆいところに手が届く、リスト機能とは?

Twitterのフォロー人数が増えるとタイムラインがあふれ、読むだけで疲れてしまうことも珍しくない。タイムライン整理が面倒になり、Twitterから遠ざかってしまう人も多いという。

そこで便利なのが、Twitterの「リスト」機能だ。

そもそもリストとは、特定のテーマに関連したツイートだけ表示して、自分なりのタイムラインを生成する仕組みのこと。

もっともよく使う場面は、AさんとBさんのツイートをタイムラインとは別に読みたい……といった使い方だ。何かしらのリストを作り、特定のユーザーだけを登録すれば、その人のツイートがタイムラインとリストの両方に表示されるようになる。

リストとフォローは無関係なので、フォローしていない相手もリストに登録できる。タイムラインに表示されないツイートもリストで読めるため、フォローするかどうか微妙なフォロワーのツイートの確認にも効果を発揮する。

面白いのは、他の人が作ったリストをフォローできること。いちいち多くのユーザーをフォローしなくても、多くのツイートが読めるわけだ。Twitterならではの、かゆいところに手が届く機能ともいえるだろう。

ちなみに、リストに登録した相手には、その旨が通知される。Twitterがこの通知機能を廃止したものの、非難殺到で数時間後に(廃止を)撤回した騒動も記憶に新しい。

◆リストの内容次第では非公開! ツイートは“誰でも見られる”ことを意識しておこう

このリスト機能のポイントは、公開・非公開を選べる点だ。

非公開なら他人からは見えず、フォローされることもない。騒動になった通知機能も、非公開リストは無関係だ(相手には通知されない)。

なので、サイドバーのリスト部分が「0」表示でも、誰かの非公開リストに自分が登録されているかもしれない。自分のツイートを「誰でも見られる」ことは、ここでも自覚しておこう。

公開リストのリスト名も慎重に。たとえば会社名でリストを作ると、登録ユーザーがその会社の社員だと、全世界に公開しているようなもの。また家族のリストも、全員が外出中=家には誰もいないと教えることになりかねない。このようなリストは、非公開にするべきだろう。

◆嫌な相手の管理など、リスト利用法で変わるTwitterの安心&快適度

Twitterを使いこなす人は、公開リストで情報共有の輪を広めつつ、複数の非公開リストを巧みに利用する。言い換えれば、非公開リストこそTwitter使いこなし術の技だとも!?

そのいい例が、「見たくない」「相手にしたくない」フォロー相手の管理だろう。

ブロックやミュートという手もあるが、ブロックは相手にバレてしまう。リプライやDMが届くミュートなら秘密にできそうだが、他のユーザーが絡むと、嫌でもタイムランに割り込まれる。

いずれも一長一短なので、もっと簡単にリストで管理してみよう。あるリストを作り、読みたいフォロー相手を登録するだけ。もちろん嫌な相手は登録せず、普段はそのリストをタイムライン代わりに読めばOKだ。

なかには、ネチっこく「ミュートしているのか?」と疑う輩もいるだろう。そんな知人には、タイムラインを見せればすむ。「リストも見せろ」と言われて困らないよう、念のため意味不明なリスト名にしておけばベターかも?

Twitterのリストは、使い方次第でさまざまな機能に“応用”できる。皆さんも自分なりのリスト活用法を考え、Twitterを快適に使いこなそう。

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