
アプリやLINEで簡単発行!ヤマト宅急便「らくらく送り状発行サービス」で手書きとオサラバしよう
2017/10/10「メルカリ」などのフリマアプリの広がりで、宅配便を利用する機会が増えたという人も多いのでは? しかし、発送する度に面倒に感じるのが手書きでの送り状作成。そんな手間が不要になるヤマト運輸の「らくらく送り状発行サービス」はご存知だろうか。自分のPC&スマホとヤマト運輸がオンラインでつながるとても便利なサービスだ。
◆自宅PCやスマホで宅急便専用のアドレス帳が作れる
宅急便を送る際、送り状を手書きするのが面倒だという方も多いはず。そこでオススメなのが、ヤマト運輸が提供している「らくらく送り状発行サービス」だ。
同サービスは、ブラウザ上や専用スマホアプリ、LINEなどから宛先&発送人情報を入力し、ヤマト運輸営業所に設置されている専用端末「ネコピット」で印刷するというもの。
入力情報はオンラインでヤマト運輸のサーバーに保存され、ネコピットでそれを呼び出す。データで情報が保存されるため、手書きを原因とする誤配や遅配が減るメリットもあるという。
宛先や発送人情報は、専用のアドレス帳に自動保存される。同じ宛先なら、次回からはいちいち入力する手間もかからない。自分の住所・氏名・電話番号を入力しなくてすむだけでも、かなり楽だ。
発送人も複数をアドレス帳化できるので、たとえば家族それぞれの名前を登録しておけば、次回からは好きな名義で発送できる。
このようにとても便利なサービスなのだが、利用する際にはいくつか注意点もある。
まずは「クロネコメンバーズ」への会員登録が必須なこと。「らくらく送り状発行サービス」は、「クロネコメンバーズ」会員でなければ利用できない。
登録はネット上から可能で、完了すれば各種サービスが使えるようになる。会員証が届くまでには数日~1週間ほどかかるが、オンラインサービスを利用するだけなら即OKだ。
◆ヤマト宅急便を数倍便利にする専用端末「ネコピット」とは?
ヤマト運輸の営業所では、専用端末のネコピットからクロネコメンバーズのID&パスワードでログインする。「らくらく送り状発行サービス」という項目があるので、選択すれば保存したアドレス帳が使えるようになる。
スマホから入力した場合はQRコードが表示されるので、スマホに保存したQRコードをネコピットに読み込ませれば、すぐに作成した送り状が表示されて便利だ。
入力が必須な品名欄は、ネコピットの選択肢から選ぶ。選択肢以外の入力も可能だが、文字数制限があり15文字程度しか入力できない点は留意しておこう。
たとえば発送する際に、「品名欄に*****……と記載して下さい」と長い文言で指定されて制限文字数内に収まらない場合などは、要約するか、残念ながら手書きを選択する必要があるので注意が必要だ。
ちなみに、ネコピット自体は見慣れたタブレット端末なので、コンビニの大型端末と違ってシンプルそのもの。用途が限られている分、使い方に戸惑うケースは少ないはずだ。
もっとも不便さを感じるのは、ネコピットがヤマト運輸の営業所にしか設置されていないことだろう。コンビニからは発送できないため、営業所が近くにない方は利用しづらいかもしれない。
このようにいくつかの注意点はあるものの、メルカリなどで頻繁に荷物を発送する方など、送り状を何枚も書かなければならない時には、とても便利な「らくらく送り状発行サービス」。送り状の手書きを面倒に感じていた方はぜひ使ってみよう。
※記事内容は2017年9月現在の情報を基に作成。