
片付けしたら…安心して不用品回収してもらえるネット業者の選び方
2018/02/10◆街中を回っている回収業者には要注意!
転勤や進学などで引っ越しをしなければならなくなった際、意外に困るのが不用品を処分する方法です。年明けから春先などの繁忙期でなければ引越し業者が引き取ってくれる場合もあるので、業者利用の際にはそうした手数料も含めて見積もりをしてもらいましょう。
引越し業者の引き取りが利用できない、料金が高い場合などには、不用品回収業者の利用を検討されると思います。
その際にまず思い浮かぶのは、街中を軽トラなどで回っている回収業者では。他の方法と比べると、少し割高に感じることもあるかもしれませんが、自宅まで不用品を取りに来てくれて処分までしてくれるという便利さは捨てがたいですね。
ところが、この不用品の回収について、何かしらのトラブルを耳にしたことがある人もいるかもしれません。どのような業種でも、悪質な業者が存在するのは本当に残念ですし、そうした一部が原因で、多くの優良なサービス事業者を見つけにくくなってしまいがちです。
ですから、不用品回収には信頼できる専門業者選びが重要。その際に便利なのが、ネットでの情報収集です。
◆ネットで信頼できる業者を見極めるコツとは?
とはいえ、ネット上のランキングや口コミ関連サイトには、いわゆるステルスマーケティング系のサイトも少なくありません。わかりやすくいえば“サクラ”です。サイトの作りが企業風で、特定業者の会社概要が記載されているようなら、ほぼステルス系サイトだと考えていいでしょう。業者サイトは会社概要を記載しなければ法律違反になるため、これが見極めるひとつの目安になります。
また、☆評価だけで文章が短い、具体的な内容記載がない、似通った内容&文体がいくつもある場合も、サクラ利用の口コミ情報かもしれません。
全国の粗大ごみ回収業者を検索できる「不用品回収.net」や、業者ランキングを掲載している「粗大ゴミ比較ナビ」などは信頼を集めているサイトなので、不安な方はこうしたサイトを活用しましょう。
お近くに良さそうな業者が見つかったなら、その業者の公式サイトを必ず確認すること。このご時世に企業サイトを持っていない業者の場合はかなり怪しいです
公式サイトには必ず会社概要が記載されていますから(記載がない場合は要注意!)、免許や資格、資本金や設立年数などをチェックします。
「資本金」や「事業継続年数」などは、会社の経歴や歴史を示すことになりますから、ユーザーからの信頼を得るため、しっかりと業務を遂行している目安になり得ます。
また、一般廃棄物収集の許可は市町村が出しており、なかなか認可を得るのが難しいため、「一般廃棄物収集運搬業」の証明書の確認は効果的です
「産業廃棄物収集運搬」(法人向け)に関しても同様で、こちらは企業や工場から出る不用品に対する許可です。
ただし、産業廃棄物収集の許可があっても、一般廃棄物収集の許可を持っていないと、家庭から出る粗大ごみや不用品などの回収はできません。きちんと確認しましょう。
ここまで調べられたなら、あとは見積もりだけ。メールではなく、必ず電話で問い合わせた上で、訪問見積もりを依頼します。電話対応の内容、訪問見積もり時の印象など、基本的な部分のチェックもお忘れなく!