【YouTube】動画を作成する際はBGMに注意!著作権に引っかからない曲は?

2018/04/19

YouTubeでは最近、「お住まいの地域では~」などの警告が表示され、視聴できない動画が増えています。こうした動画は何が問題なのでしょうか? 動画作成時のポイントにもなることなので、BGM(音楽)利用の注意点を覚えておきましょう。

◆一部の国でブロックされている動画がある?

テレビよりもYouTubeを見ている時間の方が長い……という方も増えてきました。なにかの動画をきっかけに関連動画まで見始めると、ついつい時が経つのを忘れてしまいます。

しかし、そんな時に「あれ?」と落胆させられてしまうのが、再生できない動画。

「動画は一部の国でブロックされています」「動画には著作権で保護されたコンテンツが使用されています」

などの警告表示に、皆さんも遭遇された経験をお持ちでは?

この警告が表示されたからといって、視聴している皆さんに何らかの不利益が生じたり、罰則を受けるようなことはありません。まずその点はご安心を。

では、なぜこのような警告が出て、動画を見ることができないのでしょうか。

その大半は、動画に利用されているBGM(音楽)が原因です。無断で楽曲を使用したため、著作権侵害の可能性があると判断されているのです。

このような動画は、投稿者が楽曲を変更するなどして再投稿しない限り、見ることができません。シリーズものの動画で途中の作品だけが見られないと、ちょっとガッカリですね。

◆動画BGMにSony Musicの楽曲はNG!

そこで気になるのは、「どのようなBGMがNGなのか」ということ。皆さんが動画を作成する際にも、重要なポイントとなるはずです。

BGMが著作権侵害にあたる場合、以下のようなメールがYouTubeから投稿者に届きます。
——————–
著作権侵害の申し立てにより、お客様のYouTube動画は一部の国でブロックされました。
動画のタイトル: **********
著作権で保護された曲:*********
申立人:***************
——————–
注目すべきは最後の「申立人」項目で、大半はSony Music Entertainment(SME)なのだとか。

BGMに使用した場合はもちろん、次のようなケースも。

・ドライブレコーダーの走行動画に収録されていた、カーラジオから流れる楽曲
・イベント風景の動画に収録されていた、会場内に流れるBGM

これらは投稿者が意識していない楽曲ですから、SMEはかなり厳しい対処を行っているといえます。その時期も、投稿から数日以内の場合もあれば、数年経ってからいきなり……という例まで。

なので、自分で投稿動画を作る際は、同社が管理する楽曲を使用しないように配慮しなければなりません。

◆著作権侵害の申立を受けた際の対処方法は?

うっかり使用してしまい、著作権侵害の申立を受けた場合は、すぐに楽曲を変更するか削除しましょう。

単純なBGMなら、動画の「音声」タブをクリック~表示される一覧から好みの楽曲を選択することで、簡単に変更できます。

これらの楽曲は、広告表示などの収益発生により使用が許可されているもの。あくまでYouTube上ではOKという条件付きなので、ご注意を。

現状、審査の対応には各社で差があるようですが、楽曲の無断使用は原則として著作権侵害にあたります。最初から著作権がクリアな音楽素材を使うよう心がけたいですね。

※記事内容は2018年3月現在の情報を基に作成。

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