
送料は? 梱包は? フリマアプリやオークションで大型商品を上手に販売するコツ
2018/07/30家具や家電などの大型商品もお得に売買できるのが、フリマアプリやネットオークションの魅力です。ただ気になるのが配送の問題。売り手も買い手も満足のいく取引を行うには、ちょっとしたコツがあるようです。
◆大型商品の売買はフリマやオークションがお得
いらなくなった家具や家電を処分するのにもお金がかかる時代。リサイクルショップで買取してもらえることもありますが、よほど人気のブランドでないかぎり二束三文と買い叩かれてしまうケースも少なくないようです。
一方、フリマアプリやネットオークションなら、中間業者が入らない分、運営会社に引かれる数%の手数料を計算に入れても得する可能性が。
売り手も買い手も満足のいく価格で取引できる可能性が高いのが、フリマアプリやネットオークションの魅力。家具や家電などの大型商品も、配送の問題さえクリアすれば、お得に売買できるはずです。
◆大型商品の梱包・配送について
通常の宅配便が対応していないサイズの家具や家電などを、フリマアプリやオークションサイトに出品・購入する場合、ネックとなるのが配送の問題です。
送料はもちろんですが、「壊れないように梱包できるのか」「配送中に破損したら?」など、疑問や不安をあげればきりがありません。
でも心配はご無用! ヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」なら、梱包・集荷・搬出から搬入・設置・資材回収までを配送スタッフにお任せできます。
取扱いサイズは高さ+幅+奥行きの3辺合計が80cmから450cmまで。洗濯機や冷蔵庫などの白物家電から、ベッドやソファなどの大型家具まで、幅広い商品に対応しています。
価格は荷物のサイズや配送先のエリアによって異なります。また、楽器や絵画、骨董品、植物など、取扱い不可の商品もあるので、詳しくはヤマトホームコンビニエンスの公式サイトでチェックしてみてください。
◆「メルカリ」なら「大型らくらくメルカリ便」がオススメ!
大型らくらくメルカリ便は、メルカリとヤマトホームコンビニエンスが共同提供している配送手段です。
対応サイズは高さ+幅+奥行きの3辺合計が200cmから450cmまで。梱包・集荷・搬出から配送先への搬入・設置・資材回収までやってもらえるのは「らくらく家財宅急便」と同様ですが、送料は全国一律です(※1)。
配送中の紛失・破損といったトラブルに対しては、「らくらく家財宅急便」は運送保険への加入で補償が受けられるのに対し、「大型らくらくメルカリ便」の場合はメルカリが商品代金/販売利益を全額補償してくれます。
「大型らくらくメルカリ便」で発送するには、出品時に商品の3辺合計サイズを入力する必要があります。
その際、自動的に算出された送料が設定した販売価格に加算され、送料込販売価格が商品ページに表示されます。
※売上金から引かれる送料は全国一律ですが、購入者との距離が遠い場合は、購入者側が追加送料として負担することになります。
◆大型商品を出品する際の注意点
個人間取引では客観的目線による状態確認や動作確認ができないので、購入者は商品が到着するまで「問題なく使えるのか(動作するのか)」という不安を拭えません。
そのため、配送料が割高の大型商品については、購入/落札を躊躇するケースも多いのだとか。大型商品を出品し、希望の購入してもらうには、商品解説ページで購入者の不安を払拭できるだけの判断材料を提示する必要があります。
大型商品を出品する際は、以下の点をできるだけ詳しく紹介するとよいでしょう。
【家電の場合】
・商品写真…外側、付属品、傷があれば寄りのカットなど。きちんと動作することを示す写真が撮れればそちらも。
・スペック…メーカー名、製造年、型番、カラー、サイズ(外寸(幅×奥行き×高さ、冷蔵庫などの場合は内容積も)、消費電力量など。可能ならば、型番などが記載されたシールの写真も掲載しておきましょう。
・商品の状態…傷や汚れ、不足しているものなどがあれば明記しましょう。
【家具の場合】
・商品写真…全体と細かい部分がわかるカット。傷や汚れなどがあれば寄りの写真も必須。
・サイズ…幅×奥行き×高さのほか、扉や引き出しの寸法なども明記。どれくらいの収容力があるのか、できるだけ詳しく記載。
・形状…わかりやすく紹介。座面やパネルなどの色が一部異なる場合はその旨を明記。キャスターがついている場合はストッパーの有無なども。
・商品の状態…傷や汚れなどがあれば明記しましょう。
・基本情報…メーカー名、カラー、素材、生産国など。
メルカリ以外のフリマアプリやオークションサイトを利用する場合は、予定している配送手段とおおよその配送料を明記しておきましょう。
「らくらく家財宅急便」「大型らくらくメルカリ便」は発払いのみのサービスで、着払いで送ることはできません。大型商品を購入する際、「着払い」と書かれている場合は、購入に進む前に必ず発送方法を確認してください。
※記事内容は2018年6月現在の情報を基に作成。