
【Google】画像検索でライセンスフリーの画像を一発検索する方法
2018/10/04SNSやブログに投稿する際、「ネットで拾った画像って自由に使っていいの?」と不安になることはありませんか。そんなとき、Google 画像検索のコツをつかんでおけば、ラインセンスフリーの画像がすぐに見つかるのでオススメです。
◆ネットで拾った画像の著作権
ネットでおもしろ画像や絶景写真を見つけると、家族や友達にも見せたくなるものですが、検索エンジンの画像検索でヒットする画像の多くはフリー素材ではありません。
写真ならばたいていの場合は撮影者に、加工が加わった画像やイラスト作成者に、キャラクターや有名人の写真ならばライセンスを管理する会社や団体が著作権を持っています。
これらの無断使用は著作権侵害にあたり、使い方によっては訴訟を起こされる可能性も。
こうした画像は、自分のパソコンやスマホに保存するだけならば問題はありませんが、第三者に譲渡したりSNSやブログに使ったりするのは、リスクをともなう行為です。どうしても画像を載せたい場合は、自分で作成するか、第三者の再利用が認められた無料のライセンスフリー画像を入手しましょう。
◆ライセンスフリー素材とは?
ところで、ライセンスフリー素材とはどのようなものを指すのでしょうか。
三省堂 大辞林によると、
“制作者の許諾なしに、または制作者に利用料を支払うことなしに、目的の製品などを利用できること。ソフトウェアなどにいう。”
つまり、著作権は制作者にあるものの、著作権者が第三者の再利用を認めている素材、といったところでしょうか。
著作権保護期間が過ぎている、または著作者が著作権を放棄した「著作権フリー素材」と違うのは、制作者が著作権を放棄したわけではないという点。
加工やトリミングなどの改変が認められている場合とそうでない場合、非営利目的でのみ使用なケースとそうでないケース、非営利目的でのみ改変OK、再使用は許可されていても再譲渡はNGなど、素材によって条件が異なるので、配布元や制作者の注意書きを熟読した上で使用するようにしてください。
ライセンスフリーと混同されがちな素材の中に、「ロイヤリティフリー素材」があります。
こちらは一度使用許諾を得れば規約の範囲内でさまざまな用途に用いることができるというもの。多くの場合は料金が発生しますが、ハイクオリティな素材が多いので、商用利用にはオススメです。
◆Google 画像検索でライセンスフリー画像を探そう
ライセンスフリーの素材は、Googleの画像検索を使えば一発で検索可能です。やり方は簡単!
【パソコン版】
(1)Google 画像検索を開きキーワードを入力し検索
(2)検索結果画面の上部メニューから「ツール」→「ライセンス」の順にクリック
(3)表示された5項目の中から用途に合わせて選択する
(3)で表示される選択肢は次の5つ。
(A)ライセンスでフィルタリングしない:通常の検索結果が表示される
(B)改変後の再使用が許可された画像:加工OKの素材としてヒットした画像が表示される
(C)再使用が許可された画像:加工の可否を問わず再使用OKの画像が表示される
(D)改変後の非営利目的での再使用が許可された画像:非営利目的でのみ加工して再使用できる画像
(E)非営利目的での再使用が許可された画像:加工の可否を問わず、非営利目的でのみ再使用可能な画像。商用利用は不可
ライセンスフリー素材はスマホでも検索できます。ただし、パソコン版と同じように細かいライセンスの種類は選べず、指定できるのは「再使用が許可された画像」だけです。
【スマホ版】
(1)ブラウザを起動しGoogleのホームで検索
(2)検索結果画面で「画像」をタップ
(3)次画面で「最新」や色が表示されている部分をスワイプし「再使用が許可された画像」を選択
これまではライセンスフリー素材を扱う複数のサイトで目的の画像を探さなければなりませんでしたが、この検索ツールが加わったことで、素材選びが格段に楽になりました。
とはいえ、サイト特有の利用規約が設けられている可能性もあるので、画像をダウンロードする際は必ず配布元のサイトをチェックしておきましょう。
※記事内容は2018年9月現在の情報を基に作成。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。