「Facebook Lite」って知ってる? データ通信量を抑えてサクサク動作!

2018/12/27

Facebookユーザーの多くは、スマホでは公式アプリを利用している人が多いと思いますが、動作がもさっとする、投稿に埋め込まれた動画によってデータ通信量がかさんでしまう……など、お悩みはありませんか? そんな人には「Facebook Lite」がおすすめです。

◆Facebook LiteとはFacebookアプリと何が違う?

Facebookのスマホ向け公式アプリが重くて使いにくい……そう感じても、Twitterなどと比べてみると、公式以外のアプリのバリエーションはあまりありません。

そんなときは“もうひとつの公式アプリ”「Facebook Lite」を試してみてください。

Facebook Liteは、もともと新興国向けに作られた省パケット設計の計量版クライアントアプリ。

日本のように4Gだ5Gだと高速通信が整備されておらず、2G接続が主流で、無料で利用できるWi-Fiスポットも少ないエリアで使うことを想定しているため、低スペックのスマホや通信が不安定でも、それほどストレスを感じずに利用できます。

以前は日本では使えませんでしたが、2017年に日本語版がリリース。「Facebook Lite」とGoogle Playで検索すれば、ダウンロード&インストールが可能です。

◆データ通信量を節約するための親切設計

早くて軽いがセールスポイントのアプリだけに、フルバージョンのFacebookアプリよりダウンロード容量も少なく、インストール後の容量もコンパクトです。それでいてぱっと見のインターフェイス(UI)、いわゆるアプリ画面はそれほど変わらないので、違和感なく使えるはず。

また、通信に関しては、タイムラインの更新はアプリ起動時こそ自動で更新されますが、それ以外は手動で更新するほか、投稿内にある動画もモバイル通信時は自動再生しないのがデフォルトと、通信設定は通常のFacebookアプリよりも節約を考えた設計になっています。

もちろんWi-Fi接続時の動画を自動再生するかどうかは、任意で設定することが可能です。またバックグラウンドでの通信も行われないので、データ容量だけでなく、バッテリー持ちにも役立ちます。

◆機能面もシンプルで軽くて使いやすさを優先

基本的なUIは変わらないと言いましたが、機能という面においては、軽さを優先するためか、ゲームなどが使えないなどフルバージョンに比べて少なめです。しかしタイムラインの閲覧やストーリー、Facebookページなどは普通に使えます。

容量節約を考えてでしょうか、画像の解像度が少し低いようですが、それほど気になるレベルではありません。

また、通常のFacebookアプリではMessengerは別アプリ扱いとなっていますが、Lite版ではパソコンと同じように一体化しています。ちなみに、MessengerアプリにもLite版があります。

Facebookではテキスト&画像による投稿やタイムラインのチェック、Messengerでのやり取りがメインで、それ以外の機能はあまり必要ないという人や、データ通信量やバッテリーを節約してみたい人は、チェックしてみてください。

なお、この原稿を書いている時点では、Facebook Liteの日本語版はAndroid版しか確認できていません。iPhone版は一部の国ではリリースされているようですが、日本での展開を待ちましょう。

※記事内容は2018年11月現在の情報を基に作成。

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