
【Mac】使わないともったいない!覚えておきたいMacのキーボードショートカット35選
2019/11/04Windows搭載パソコンには便利なショートカットがありますが、Macにもマウスやトラックパッドを使わずにキーボードだけで操作できるショートカットが、たくさん用意されています。ここでは、パソコン作業の時短&トラブルの予防や対策に役立つキーボードショートカットをピックアップ。使い方を解説します。
◆ショートカットに使う修飾キーを覚えておこう
Macのキーボードには、キーボードショートカットに使う修飾キーがいくつかあります。よく用いるのは以下の4つ。
########
?=⌘
?=⌥
?=⇧
########
commandキー (?)
optionキー(?)
shiftキー(?)
controlキー(?)
もっとも活躍するのはcommandキーですが、optionやshift、controlと一緒に押すこともあるので、位置を頭に入れておくと便利です。
修飾キーは、アルファベットや数字のキーと一緒に押して使います。
たとえば、書類を保存するショートカットは「command+S(セーブ)」ですが、この場合はcommandキーを押しながらSを押し、同時に離します。複数の修飾キーを使うショートカットもありますが、やり方は同じです。
◆毎日何度も使う基本的なショートカット
まずは、時短に役立つ基本的なキーボードショートカットを紹介します。
(1)command+A:全選択
Finder上で使うとデスクトップ上の全ファイル&フォルダが、テキストエディタやブラウザ上で使えばすべてのテキストが選択されます。
(2)command+S:編集中の書類を上書き保存
(3)shift+command+S:別名で保存または編集中の書類を複製
別名で保存する場合は、名前をつけて保存することができます。
(4)command+W:最前面のウインドウを閉じる
(5)command+C:選択した部分をコピー
クリップボードにコピーされます。Finderで使うと、ファイルやフォルダをコピーできます。
(6)command+X:選択した項目を切り取り
切り取った部分はクリップボードにコピーされます。
(7)command+V:クリップボードにコピーしたものを選択した場所にペースト
「command+C」や「command+X」とセットで使うと便利。
(8)command+O:選択したファイルを開くor目当てのファイルをダイアログから選んで開く
(9)command+N:新規ウインドウを開く
(10)command+Z:直前のコマンドを取り消し
(11)command+上矢印:ポインタを書類の先頭へ移動
(12)command+下矢印:ポインタを書類の末尾へ移動
(13)command+左矢印:ポインタを書類の行頭へ移動
(14)command+右矢印:ポインタを書類の行末へ移動
(15)command+Q:アプリケーションを終了
◆覚えておくと便利なショートカット
覚えておくと便利なキーボードショートカットを紹介します。
(16)command+P:書類をプリント
(17)command+D:「開く」または「保存」ダイアログで「デスクトップ」フォルダを選択。
保存先を選ぶときに役立ちます。
(18)command+H:最前面のアプリのウインドウを非表示
(19)command+M:最前面のウインドウを最小化して Dock に収納
(20)shift+command+N:Finderで新しいフォルダを作成
(21)command +カンマ (,):最前面のアプリの環境設定を開く
(22)command+D:Finder上で選択したファイルを複製
(23)command+E:Finder上で選択した外付けHDDやUSBメモリ、DVD-Rなどを取り出す
(24)command + I:Finder上で選択したファイルやフォルダの情報を閲覧
(25)option + ドラッグ:選択したファイルやフォルダをコピー
optionキーを押しながら、アイコンをドラッグするとコピーが始まります。
(26)shift+command+C:「コンピュータ」ウインドウを開く
(27)shift+command+I:iCloud Drive を開く
(28)shift+command+N:新しいフォルダを作成
(29)command+T:新しいタブを開く
Safariでのブラウジングに重宝!
(30)shift+command+3:全画面のスクリーンショットを撮影
(31)shift+command+4:選択範囲のスクリーンショットを撮影
(32)shift+command+5:macOS Mojaveから加わったスクリーンショット機能
選択範囲を自在に選べるほか、動画として収録することも可能。
◆Macの動作がおかしい!? 困ったときに役立つショートカット
アプリやシステムの調子が悪いときに試しておきたいキーボードショートカットを紹介します。
(33)option+command+esc:アプリケーションを強制終了
起動中のすべてのアプリを一括操作することも可能です。
(34)control+command+電源ボタン:Macを強制的に再起動
操作時に保存していない項目は失われるので注意が必要です。
(35)option+command+P+R:NVRAM(不揮発性ランダムアクセスメモリ)またはPRAM(パラメータRAM)をリセット
4つのキーを同時に押し、20秒間キープし続けてから離すと、Macが再起動。音量や画面解像度、時間帯などの設定情報や最近起きたエラー情報を記憶している小容量のメモリに問題があってMacの動作が重くなった場合、この操作を行うことで問題が解決できることも。
ここで紹介したのは、ほんの一例。Macのキーボードショートカットはほかにもたくさんあります。便利に使いこなして、作業の効率化を目指してください。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。