QRコード決済「**Pay」使いこなしで差が出る「割り勘機能」の使い方

2019/12/16

なにかと話題のQRコード決済サービスに、「割り勘」機能があることはご存知でしょうか。忘年会や新年会で面倒な割り勘も、QRコード決済を利用すればスムーズかつ簡単に済ませられます。幹事さんを務めることになりそうな方は、必見!?

◆個人間送金を利用した“割り勘”はお手軽&簡単!

消費増税に伴うポイント還元で、「PayPay」「LINE Pay」などQRコード決済を利用し始めた方も多いでしょう。でも、「**Pay」を支払いだけに使うのはもったいない!?忘年会や新年会シーズンに大活躍しそうな“割り勘”機能のことはご存知ですか?

といっても、「**Pay」が自動で割り勘払いをしてくれるわけではありません。QRコード決済の“個人間送金”機能を使い、参加メンバー間で割り勘の金額をやり取りする仕組みです。幹事以外のメンバーは、幹事に割り勘金額を送金。お店への支払いは、幹事が代行します。割り勘ではよくある光景ですが、実際には「千円札が足りない」人がいるなど、なにかと面倒なものですよね。

その点、1円単位まで割り勘金額を設定できるQRコード決済なら、クレジットカードやチャージ金額から送金すればOK。スマートかつ簡単に割り勘を済ませられます。

◆QRコード決済サービスの“割り勘”機能の使い方

割り勘機能の使い方は簡単です。

たとえば「PayPay」なら、ホーム画面から「わりかん」をタップ。割り勘のタイトルや金額などを指示通りに入力していくだけ。初めてでも悩むことはないでしょう。

設定が完了すると、各メンバーに通知が届きます。「PayPay」なら、ホーム画面の「わりかん」を開くと「参加中の割り勘」が表示されるはず。そこから「支払い」をタップすれば完了です。

また、ホーム画面の「アカウント」から「マイコード」をタップし、表示されたQRコードを幹事に読み込ませてもOK。店頭でのQRコード支払いと同じ要領です。

「LINE Pay」も同様で、幹事が作成した割り勘グループに参加するカタチ。グループトークの延長線上だと思えば、イメージしやすいでしょう。

◆QRコード決済の割り勘には事前登録が必須

ただし、割り勘金額の設定では、使い勝手に違いも生じます。「PayPay」なら、割り勘金額は手動入力。面倒に感じるかもしれませんが、最初に大まかな割り勘金額を決めておけば、後から微調整が可能。人数分で割り切れない際などは、かえって便利かもしれません。

逆に、自動で割り勘額を計算してくれる「LINE Pay」は、手っ取り早く会計する際に便利。もちろん、任意の金額設定も可能です。

◆QRコード決済の割り勘利用時の注意点とは

このように便利なQRコード決済の割り勘機能ですが、利用時には注意すべきポイントもあります。

(1)割り勘は同じ「**Pay」ユーザー同士のみ
異なるQRコード決済への個人間送金はできないため、全員が「PayPay」や「LINE Pay」など、同じQRコード決済サービスに登録していなければなりません。

「LINE Pay」ではLINEの友達登録が前提になるため、あまり親しくないメンバー間なら、「PayPay」など単純な決済システムのほうがいいかもしれません。逆に親しいメンバー同士なら、新規登録をしてもらう必要もない「LINE Pay」が便利でしょう。

(2)個人間送金された金額は出金が面倒
幹事が受け取った割り勘額を、その場の支払いや、自分の買い物などに利用するなら問題はありません。

ですが出金して現金化する場合は、手数料が必要なことや、出金口座が限られていることに要注意。QRコード決済の“出金”は、あくまでオプション的な要素だと覚えておきましょう。

幹事は上記のようなポイントも踏まえ、割り勘方法を考えましょう。事前に参加メンバーへ「**Payで割り勘の予定」と伝えておくことも、お忘れなく。

※記事内容は2019年11月現在の情報を基に作成。

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