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【調査結果】ADSL利用者の4人に1人がサービス終了を認識せず|約6割が回線のスピードに不満を感じ、ADSL終了後の乗り換え先は光回線が大多数

2020/09/03

各社ADSLサービスの終了予定を発表する中、どの程度のADSL利用者が終了することを認識し、終了後のインターネット回線について検討しているのか。また、乗り換えにあたりどのような点を重視し、どのような点を心配しているのか。


今回、ADSL回線を利用している男女1,000人を対象に、IT小ネタ帳で独自調査を行いました。

 

終了が予定されているADSL利用者状況

NTTとソフトバンクはADSLサービスを2023年1月~2024年3月までに終了することを発表しています。

いよいよADSL接続サービス(ソフトバンク回線)9月末終了!乗り換え手続き進んでますか?

総務省の「情報通信白書」(令和2年版)によると、2019年度末で140万以上のADSL利用者が存在しており、年々減少しつつもまだまだADSLの利用者は多い状態です。

では、調査結果の詳細を見ていきましょう。

 

4人に1人はADSLサービス終了を認識していない


Q:ADSLサービスが終了予定であることを知っていますか?

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72%の人がADSLサービス終了を認識している一方、28%はADSLサービス終了を知らない、つまり、4人に1人以上もの人が終了を認識していないという、意外な結果となりました。

まずは利用者に終了を認識してもらう必要性がありそうです。

 

約4割は具体的な終了時期について把握していない


Q:ADSLサービスがいつ終了予定か知っていますか?

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ADSLサービス終了を認識している人の中でも39%は終了の日付を把握しておらず、おおよそを含め、具体的な終了日付を知っている人は61%となっていました。

 

ADSLからの乗り換え先の回線に求めるもの

続いて、ADSLから他の回線へ乗り換えるにあたって、どのような基準で乗り換え先を検討しているのでしょうか。

ここからは、検討状況と重視するポイントについて見ていきましょう。

 

乗り換え先を「まだ検討していない」人が半数超え


Q:ADSLサービス終了にあたり、インターネット回線の乗り換えを検討していますか?

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ADSLサービス終了を認識している人の中で、「乗り換え手続き中」の人はわずか3.5%にとどまり、「検討している」人は42%、「まだ検討していない」人が52%と、まだ検討するまでに至ってない人が半数を超える結果となりました。

 

乗り換えの際重要視するポイントは


Q:乗り換え検討の際、重要視するポイントについて、あてはまるもの全て教えてください。
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1位「月額料金」が93%と断トツで、ほとんどの人が重要視すると回答。続いて2位「初期工事費」が50%、3位「回線速度」が48%と、ほぼ同率で約半数の人が重要視すると回答。

1位と2位の結果により、費用面を重要視していることが色濃く出ています。

また、「回線速度」という品質面も選ぶ際には重要なポイントとなっています。

 

乗り換えの不安点


Q:乗り換えにあたり、心配なことについて、あてはまるもの全て教えてください。
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1位「料金が高くなる」が83%と断トツで、不安点でも費用面が上位となっています。

2位「手続きの方法が分からない/難しそう」が27%、3位「利用できない期間が発生する」が24%と続き、それぞれ4人に1人が乗り換え手続き関連で心配点があるようです。

ここにあがった不安点についての回答は、以下のページで詳しく解説していますので、参考にしてみてください

ADSLサービス終了間際|光回線への乗り換えのタイミングは?気になる工事も解説

 

乗り換え先の回線は「光回線」が大多数という結果


Q:どの回線に乗り換えを検討しますか?

〇「現在乗り換え手続き中」と回答した人
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乗り換え手続き中の人の中では「光回線」が84%と圧倒的多数となっています。

〇「乗り換え検討中」と回答した人
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乗り換え検討中の人の中でも一番多いのは「光回線」が52%と半数以上の結果となり、「まだ具体的に決めていない」が30%、「モバイル回線」が16%という結果となりました。


〇「ADSLサービス終了を知らない」人
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ADSLサービスの終了自体を認識していないため、「まだ具体的に決めていない」が51%と半数超えとなりながらも、乗り換えるのであれば「光回線」を選択した人が34%という結果となりました。

 

約6割がADSL回線のスピードに不満と回答


Q:利用中のADSL回線のスピードに不満を感じた事はありますか?
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「不満を感じる」が19%、「やや不満を感じる」が40%と、全体の約6割の人がADSL回線のスピードに対し不満を感じていると回答。

料金が気になるものの速度の不満から光回線を検討する人も多いのではないか、と考えられる結果となりました。

 

まとめ

今回の調査を通して、ADSL利用者の4人に1人がADSLの終了を認識しておらず、また、認識していたとしても、約半数の人が乗り換え先をまだ検討していないという結果となりました。

また、ADSL利用者の約6割が回線速度に満足しておらず、ADSLサービス終了後、光回線への乗り換え検討している人が多い。

乗り換えの際に重要視するポイントは「月額料金」「工事費」「回線速度」が多数を占めており、乗り換えにあたっての心配点も「料金が高くなる」というのが8割以上と、費用面を重要視していることが分かりました。


「月額料金」「工事費」「回線速度」という視点で見ていくと、「@nifty光」を乗り換え先の光回線としておすすめします。

・月額料金→充実の特典
キャッシュバック特典や、auスマートフォンなどの毎月の利用料金が永年割り引きになるauスマートバリュー対応「IPv6」対応Wi-Fiルーターが最大25カ月無料家電販売店ノジマ店頭での買い物が月1回8%割り引きになるなど、お得に使える特典が充実しているため、一般的にADSLより回線料金が上がる光回線に乗り換えたとしても、費用面でカバーすることが可能です。

・工事費→工事費実質無料
月額費用から割り引きする特典により、標準工事費分をカバーします。
詳しくは「特典・割り引き」ページにてご確認ください。

・回線速度→IPv6対応
一度に大容量のデータがやりとりできるIPv6接続(IPoE方式)により、混雑が起きにくく、回線が安定し、快適にインターネットが楽しめます。@nifty光なら、IPv6接続料金が別に発生することはなく、難しい手続きも不要でIPv6対応が可能です。

IPv6とは|接続確認から申込まで初心者にもわかりやすく解説

 

また、本調査において、安定したネット環境を実現する「IPv6」についての認識度を質問したところ、IPv6を理解しているという人は23%にとどまりました。

Q:IPv6を知っていますか?
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「よく知っている」はわずか4%、「聞いたことがない」が46%と約半数がまだIPv6について認識していない結果となりました。

 

同じ光回線でも、IPv6対応プロバイダーは限られています。IPv6を利用することにより、特に回線混雑による遅延を回避できるため、安定したネット接続が期待できます。

 

@nifty ADSL接続サービス(ソフトバンク回線)は2021年9月30日で終了、フレッツ・ADSLは2023年1月末に終了予定です。

もはや現状の生活に欠かせないインターネット環境を、少しでも快適に利用できるよう、お早目に検討、乗り換えのご準備をおすすめします。

 

【調査概要】
調査期間:2020年8月11日~2020年8月17日
調査対象:ニフティネクサス株式会社が運営するポイントサービス「ライフメディア」会員
回答者数・調査方法:ADSL回線利用中の男女1,000人へのインターネット調査

調査名:インターネット回線に関するアンケート
調査主体:IT小ネタ帳

 

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