
ADSLサービス終了間際|光回線への乗り換えのタイミングは?気になる工事も解説
2021/05/28ADSLサービスがそれぞれサービス終了を発表しています。
・@niftyが提供するADSL接続サービス(ソフトバンク回線):2021年9月30日
・フレッツ・ADSL:2023年1月31日(※「フレッツ光」提供エリア内でのサービスを終了)
現在、各ADSLサービス提供事業者は利用者に向けて終了の案内と光回線などへの乗り換えの案内を積極的に行っていますが、サービス終了間際になると、混雑により工事日の調整が難しくなる可能性も考えられます。
いずれ乗り換えが必要になる人は、工事日に余裕がある今のうちに検討・手続きを進めることをおすすめします。ADSL終了に関して動画でも解説しているのでチェックしてみてください。
本記事では、ADSLから光回線への乗り換え時に気になる、工事の有無や費用についてまとめています。
ADSLはいつ終了する?
現在ADSLを利用しているユーザーからすると、今後も自宅でインターネット回線が使えるか不安になってしまうのではないでしょうか。
フレッツ・ADSLについては、すでに2016年6月30日で新規申し込みは終了。ADSL利用中の人はサービス廃止まで利用できますが、基本的にはADSL廃止までにインターネット回線の乗り換えが必要です。
ただし、NTT東日本の場合“特例”として、
・2021年4月1日以降にフレッツ光が提供されるエリア→サービス提供終了まで
という条件付きながら、ADSLの新規申し込みの受付が行われています(詳細はこちら)。
つまり、ADSL廃止は決定していますが、完全なるサービス終了ではなく、
・サービス終了までに光回線(フレッツ光)が提供されないエリア→終了予定日後もADSL利用が可能
ということになります。
住んでいる地域がフレッツ光提供エリアかどうかは、NTT東日本/西日本の公式ページにて確認できます。
とはいえ、フレッツ光のサービス提供エリアは広く、またADSL終了に向けて順次、対応エリアを拡大しているので、大半のADSLユーザーは回線の切り替えを検討することになります。
@niftyが提供するADSL接続サービス(ソフトバンク回線)終了の詳細については、以下の記事を参考にしてください。
いよいよADSL接続サービス(ソフトバンク回線)9月末終了!乗り換え手続き進んでますか?
ADSLからの乗り換え先は「光回線」がおすすめ
ADSLからの乗り換え先としては、自宅で高速かつ安定したインターネット回線を望むのであれば、光回線が第一候補となります。
光回線はADSLよりも通信速度が速いだけでなく、@nifty光などの光コラボを利用することで各種の割り引き特典があるだけでなく、プロバイダーが回線ごと、まとめてサービス提供をすることができるため、プロバイダー独自のサービスを受けられるのが特徴です。
ADSLから光回線への乗り換えに工事は必要?
ADSL終了に伴い光回線への乗り換えをする際、気になるのが開通のための工事やその費用ですが、基本的に光回線は申し込み後に即開通…ではなく、利用に必要な「光ファイバー」と呼ばれる専用ケーブルを自宅に引く工事をする必要があります。
インターネット契約というと月額料金に注目しがちですが、光回線の工事にも費用が発生します。
では、工事費はどのくらいかかるのでしょうか?
利用する建物が戸建てか集合住宅(マンションなど)で工事費が異なりますが、例えばフレッツ光(NTT東日本)や「@nifty光」の場合、代表的な工事費は以下の通りです。
|
戸建て |
集合住宅(マンションなど) |
住宅内の設備を新設 |
18,000円(税込19,800円) |
15,000円(税込16,500円) |
住宅内の設備を再利用 |
7,600円(税込8,360円) |
7,600円(税込8,360円) |
※いずれも工事担当者が訪問する場合の金額
工事日が平日か土日祝日か、工事の内容に応じて工事費は変動します。
また、集合住宅の場合、すでに光回線設備があって工事担当者なしの簡易的かつ低料金の工事費ですむケースもあります。
※@nifty光工事費の詳細については「@nifty光 工事費用一覧」にてご確認ください。
光回線工事の流れ
続いて、光回線工事のおおまかな流れを紹介します。
【戸建て】
(1)電柱から光ファイバーケーブルを引き込む
(2)室内に回線を引き込む
(3)室内に光コンセントを設置し通信機器と接続
【集合住宅(マンションなど)】
(1)共有スペース(または室内に)に回線を引き込む
(2)共有スペースから室内に回線を引き込む
(3)室内に光コンセントを設置し通信機器と接続
通常であれば、開通までの期間は1カ月前後をみておくと問題ないですが、サービス終了間際になると、混雑により工事日の調整が難しくなる可能性も考えられるため、工事日に余裕がある今のうちに検討・手続きを進めることをおすすめします。
光回線の工事について徹底解説|期間や費用、開通までの通信端末無料貸出サービスも重要
光回線の工事費が実質無料になるケースとは?
光回線の開通には原則的に工事費がかかりますが、各プロバイダーが展開している光コラボを利用することで、工事費実質無料で光回線を開通できるケースがあります。
例えば「@nifty光」の場合、月額費用割り引きにより、標準工事費分をカバーすることが可能です。光回線への乗り換え費用を抑えたい人なら、検討する価値は大いにあるでしょう。
また、光回線の契約時には利用しているスマホのキャリアにも注目してください。
光回線とスマホキャリアを合わせることで、スマホの月額料金が割り引きされ、通信費を節約することができます。
auユーザーの場合
auユーザーには、「@nifty光」もしくは「@nifty auひかり」がおすすめです。
auスマートバリューが適用され家族全員分の毎月のスマホ利用料金が一定額割り引きされます(※ひかり電話への加入が必要です)
auスマートバリューとは?auユーザーが得する光回線の選択方法
ドコモユーザーの場合
ドコモユーザーには「@nifty光 with ドコモ光」がおすすめです。
ドコモ光セット割として家族全員分スマホ利用料金が毎月一定額割り引きになります。
※新規工事費無料特典実施期間などの詳細は「@nifty with ドコモ光」にてご確認ください。
ドコモ光の料金プランを解説|ドコモスマホとのドコモ光セット割がお得
まとめ
ADSLから光回線への乗り換えは基本的に開通工事が必要なため、余裕を持った準備期間が必要です。ADSLサービス終了間際にあわてて光回線への乗り換えを申し込んでも、工事待ちが発生して希望通りの日程で開通できない可能性も考えられます。
ADSLの解約方法|解約手順や解約金、乗り換え先や注意事項を解説
また、光回線などのインターネット回線は、一度契約するとなかなか見直す機会もないため、しっかり事前検討して選ぶことをおすすめします。
そこで、@nifty光に注目してみてください。@nifty光は回線の混雑が起きにくいIPv6接続に対応している光回線なので、快適にインターネットを利用することができます。
さらに、IPv6対応のWi-Fiルーターが最大25カ月無料でレンタルでき、回線工事日に合わせて届けられるため、工事完了後すぐにインターネット接続が可能です。
そして、標準工事費も実質無料(標準工事費用相当額を月額費用から割り引き)のため、ADSL回線からの乗り換え先として、ぜひご検討ください。
※2021年5月時点の情報です。